匿名質問箱 その3 去り際の美学
はじめに
本コラムでは、主に匿名質問箱に寄せられたご質問の中から、私が体験を通じて、特に関心を持った質問等に対し、私なりの意見を添えて発信して行きたいと思っております。
本コラムが、交際クラブへ入会して間もない会員及び、入会を検討されている皆様の道しるべとしてご利用頂ければと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。
去り際の美学
今回のコラムは私の思いが強く、面白くもなく、やや重くなってしまった事をご容赦下さい(笑)
私が匿名質問箱の回答者になるきっかけともなった
「交際クラブでの去り際の美学」
https://universe-club.jp/help/questions/view/1481
について常々考えていることを取り上げました。
このご質問者はおそらく交際中の女性で、ご質問の趣旨は「みなさん、交際を終了時はどんな別れ方をすれば良いの?」と言う質問内容と判断しました。
このご質問を拝見した時、私が経験した最初のお別れとほぼ同じ様な状況でしたので、「私も言って欲しかったのです。」とご質問者様とロックオンしたのでした。
別れの難しさ
斯く言う私も交際クラブでのお別れは非常に難しいと思っておりまして、いまだにどれが良いのか?
私も良くわかっていません。
何故なら、合意のもとに開始した交際であっても、お互いに納得しての関係終了と言うのは、一般的な男女交際と同じ様に余り無いのではないかと思っている事もあり
終了する時点ではどちらかが納得できないままに関係を終了させている場合が多いのだろうと思っているからです。
従って、ストーカー等の犯罪予防等もあって一方的な関係終了に持ち込んで、いち早く安全地帯までの距離を確保しておく手法として、ブロック等により通信を遮断するのだろうと思っています。
幕引きは
一方で、通信遮断の考え方は理解できるけれども、もう少し円満な幕引きは無いのだろうかとも思ったりします。
お会いするのが1~2回のお相手ならば、お互いのことが良くわかっていないので
「もっとこうして欲しい。(欲しかった。)これはやめて欲しい。(欲しかった。)」
と言えないのか?
お会いするのも4~5回を超えて、互いに親密度を深めた仲であれば、お相手の能力や性格、交際に期待するものも概ねわかるのではないか?
交際クラブはお互いに契約の関係なのだから、契約を解消させる時も話し合いながら解消させる事が出来るのではないか?
直接会ってお話し出来なくとも、ラインやメールによる「お別れ」は出来るのではないか?
等々いろいろと思ったりします。
お互いにそうする事により、解消させた交際を糧として、次の交際や人間関係にも生かす事が出来る副次的な効果も得られる様になるのではないかと思っているからです。
去り際の美学から教えられたこと
この「去り際の美学」として質問された方もおそらく「お別れの言葉」を期待し、やがて訪れるお別れに生かそうとしていたのだろうと思っています。
それが、突然の通信遮断だったので、なんともいたたまれず質問する事によりご自分の気持を整理されたのかなぁ~と思っています。
私達の交際は誰彼と公言できるものではありません、だからこそ交際するもの同士がそれぞれ一期一会、真摯に取り組むことによって、お互いに「ありがとう」が言える関係を醸成し、悔いのない交際にしなければならないのだろうと思います。
そこまで行く過程は?
また、そこまで行く過程では、例えば交際を終了させようとする側が交際頻度を少しずつ低下させる。
又は、お相手側からの連絡だけを待つ等の手法を取り入れる事は、お相手に対してもそれまでの交際要領との変化を感じさせる事が出来るので、非常に消極的でセコイ案だけれども、自然消滅的にお別れを企図する有効な手段ではあると思います。
もう一つは、交際条件の見直しです。
交際条件の見直しについては、匿名質問箱の中でも否定的な意見が多いと認識しています。
交際クラブにおいては常に最良の交際相手を求めて活動しています。
従って、自分の求める交際と現実の交際が乖離した場合は、次の交際相手を求めて活動する事になり、手当よりも新たなお相手に気持ちも資金も投入されていく様子が伺われます。
しかしながら、ここで理想を追求するのみではなく、お互いに落ち着きどころを模索する歩み寄りの考え方も「あり」なのではないかと思っています。
ご結婚されている方は理解できると思いますが、普通の夫婦はみんな概ねそうなのではないかと勝手に思っています。
もし、そうであるならば、気心の知れたお相手との再交渉も「あり」なのではないかと思います。
女性への減額交渉を例にすれば、女性にとっては、やや不満となるも、交際が継続される事となれば、安定した経済基盤を維持でき、精神衛生的にも良いのではないか?
男性にとっても経済負担を軽減させるメリットが出てくる事により、継続し易くなるのではないかとも思ったりします。
男性への増額交渉は上記の逆となる事から、男女共にメリットがあるのではないかとも思いますし、契約解消に進み易くなるのではないかと思います。
いずれの手法を取り入れるにせよ、最後まで顔を合わせられる状態で進めて行きたい。
いま交際中の女性といつ、どんな終わり方をするのか? 予測できませんが、私が困り切って交際クラブに駆け込み、多くの女性の中から選びに選んで、断られ続けた中で「良いですよ!」と最初に言って頂いた可愛い娘さんです。
できれば、「お世話になりました。」とお別れしたいものだと常々思いながら取り組ませて頂いているところです。
おわりに
今回のコラムは現時点ではこれが最良だと私が常々考えているものであることをご理解頂ければ幸いです。
また、「これはどうなの?」「お前、その考え方はおかしい!」と思うものが御座いましたなら、お気軽にコメント等を頂ければと思っています。