Shingoの快感プロセス③ 君たちの乳の触り方は間違いだらけだ

本シリーズ「快感プロセス」では、相手の満足度を上げるセックスのノウハウを書いていく。本シリーズを元に、パパとパパ活女子の大人ライフがより良いものになることを切に願い記す。

本シリーズは読み重ねることで、自身のSEX向上につながっていく構成になっているので、是非シリーズを通して読んでほしい。

 

Shingoの快感プロセス① SEXがうまい人は〇〇〇〇をしていない!?

https://universe-club.jp/column/ep01

Shingoの快感プロセス② 「雰囲気」の魔力!?冷静になればわかるのに、みんな忘れがちなこと

https://universe-club.jp/column/7535

 

「おっぱい」ーそれは男のロマンだ。

 

男にはない、その弾力のある不思議な部位を前にして、自分の衝動にあらがえる男などそういない。

触れたい。

 

いや、揉みたい。

 

いやいや、正直言うと揉みしだきたい

 

それが「全ての男の本音」だ。

 

いきなり胸を揉みしだきたいと思ってもそのまま行動してはいけないなんてことはほとんどの男が知っている。

しかし、実際に胸に相対すると、半分の男は衝動に負けて揉みしだいてしまう。

残りの男はその衝動に打ち勝ち、あの手この手を使ってみるが、正しい知識がないゆえに、女性の快感を十分に引き出せていない。

ゆえに女性の乳首は「本当の快感」を知ることができないままでいる。

 

ケース:「乳首で感じたことないんだよね」という元・銀行員セフレ

「わたし、本当に胸で感じたことないんだよね」

 

かつての元・銀行員のセフレは私に言った。

 

彼女は、若いころはイケメンを漁り倒し落ち着いたのもつかの間、ティンダーというものに出会い色んな男性を貪った猛者(もさ)だが、そんな彼女の唯一の悩みは胸で感じることができないことであった。

 

そんな悲しい業(ごう)を背負ったおっぱいに同情の念を抱きながら、「感じないおっぱいとはどんなものなのだろうか」と興味を持って愛撫を行ったのだが、結論から言うと彼女はギャンギャンに喘ぎまくり、2回戦目では乳首イキすらしてしまったのである。

 

今までの男性はきっと前述のとおり、目の前に屈して本能のまま揉みしだいてしまった男か、「正しい乳の触り方」を知らない男たちばかりだったのだろう。

私は勝手にそんな風に思って納得した。

 

「乳」は快感の流れるスイッチではない

まず、セックスがうまくなりたのであれば1つの固定観念を捨てる必要がある。

乳首、クリトリス、Gスポット等、さまざまな「攻められると気持ちいい場所=性感帯」が存在するが、性感帯は「攻めると必ず快感が流れるスイッチ」ではないということだ。

部屋の電気のスイッチをONにすれば、電流が流れて、天井の蛍光灯が光るだろう。

しかし、女性の体にはそういった「触れば必ず快感が流れるスイッチ」は存在しない。

乳首を触ったからといって、必ず快感が流れるわけではないのは前述の元・銀行員セフレの例で話した通りだ。

 

このことを知っておく必要がある。

 

「性感帯を攻められるとどのおんなもめちゃめちゃ気持ちいいんだろ?」という先入観は捨てて読み進めてほしい。

 

フェザータッチ(笑)という名のくすぐり行為

以下の快感プロセス①で「AVはセックスの教科書として間違っている」という指摘の元書かれている記事ですら間違っていることが多い、と書いた。

Shingoの快感プロセス① SEXがうまい人は〇〇〇〇をしていない!?
https://universe-club.jp/column/ep01

スローセックスやフェザータッチもその類だ。

 

フェザータッチ自体は素晴らしいものであるが、間違った知識が蔓延しているため、単なるくすぐり行為として広がったり、感じの場所に使われていなかったりする。

「フェザータッチさえすれば気持ちがい良い」という間違いに加え、「くすぐったいところは、いずれ気持ちよくなるところ」という間違った知識がさらに拍車をかけている。

「フェザータッチ」で検索してでてきたいくつかのサイトで見受けられた、「誤った知識の例」を紹介しよう。

①定義間違い

フェザータッチとはボディタッチの一種です。羽をそっと触るように体を触るので、フェザータッチと呼ばれています。

中にはこんな感じで語源から間違っていたりする。

 そもそも「フェザータッチ」が和製英語的で、英語では「feather-light touching」というのだ。
「feather-light」とは「とても軽い」という意味であり、「とても軽い触り方」である。

 

②「羽で触れるように触る?」

フェザータッチとは、羽で触れているかのように柔らかく、ふんわりとしたボディタッチのことをいいます。(中略)フェザータッチは普通に触れるのとは違い、指先を使ってそっと撫でるように触れていくので、より興奮度合いが高まるんです。

前述のとおり、「羽で触れているようなイメージ」は不要で「ふんわりと」というニュアンスは要らない。

また、「指先」でとあるが、基本的には指先1,2本ではなく、4本で触り面を稼ぐのが大事である。

 

フェザータッチは「フェザーライトタッチ(軽く触る)が語源なのに、「フェザーティクラータッチ(羽の道具で触る)」と混同されているパターンだ。

 

③くすぐったいところは性感帯の可能性がある

「くすぐったい」のと「感じる」感覚は紙一重。普段はくすぐったいと感じる部分でも、オナニーやセックス中に触れると性感に変わる部分を「連想性感帯」と呼びます。くすぐったいだけだと思っていた場所でも、性感帯へと変えるためには繰り返し刺激していくことが大切です。くすぐったい! と感じる場所から避けずに刺激を続けてみましょう。

そもそもくすぐったいという感覚は「防衛本能」であり、くすぐったいという感覚が強いと反射的に身をのけぞらせてしまう。そういった拒絶反応なのだ。

また、この文中に登場する「連想性感帯」という概念は根拠がないためあまり信用しない方が良い。

こういった根拠のない概念が独り歩きすることで【くすぐったいところは性感帯の可能性がある】という間違いから、「性感帯を開発しよう」などといった謝ったアプローチをし、無駄なくすぐりを繰り返してしまうのである。

 

メジャーな性感帯こそフェザータッチ

前述の通り、フェザータッチはかなり誤った知識がわが物顔で横行している。

 

そこで皆さんに訊きたいことがある。

①背中や肩をフェザータッチしたことはありますか?

②乳房、乳首をフェザータッチしたことはありますか?

③女性器(クリトリスや小陰唇など)をフェザータッチしたことはありますか?

 

おそらく、①を試みたことある人はあるだろう。

しかし、②になると結構な人が経験ないはずだ。やはり、揉んだり、揺らしたり、舐めたり、吸ったりする人が多いだろう。

③に至っては、ほとんどの人が無いはずだ。急にクリトリスをこねくり回し足りしているだろうと思われる。

 

なぜ、フェザータッチをしたことある部位が限られているのか?それはフェザータッチに対する、謝った知識が広がっているからに違いないと私は考えている。

 

最後に、何故フェザータッチが良いのか?フェザータッチの際に何を気をつければよいかの簡単なマインドセットに触れよう。

 

基本原則:正しいフェザータッチで性感帯に触れよう

例えば、乳首を舐めれば必ず気持ちよいか?というそうではない。
前述の元・銀行員セフレのように、世の中には「乳首では快感を感じない」という女性もいる。

 

世の男性は「性感帯」というボタンを押せば、女性の体に快感が流れると思っている。

しかし、それは間違っているということは先ほど述べた通りだ。
では、どのようにアプローチしていけばよいのだろうか?

 

①正しいフェザータッチの触り方をかえよう

フェザータッチについてはよく、「触れるか、触れないか。羽で触るように触ろう」と言われているが、実際はもっとしっかり触ったほうが良い。

1本の指の指先で触れるよりかは、指の腹までしっかり当て、面積を広く取ったほうが良い。

また、1本ではなく3~4本で触れるようにここがけよう。

今日、私が紹介しているフ正しいェザータッチは「羽のように触る」わけでもなく、「くすぐる場所を快感に変える」わけでもない。

 

4本の指で、相手の肌を指の圧力で沈ませない程度の圧力で「しっかりと触れている」と認識できるように触ろう。

速度は1秒で1cmぐらいのイメージで良い。ゆっくり動かそう。

 

②基本原則:快感は「与える」のではなく、「拾わせる」

基本的にセックスが下手な人はアクセル全開の車の運転と同じで、とりあえず気持ちよくなりやすい性感帯を片っ端から攻めてしまう。

これは性感帯を押すと感じることができる快感を100%引き出せない。

例えば、乳首で感じることができる快感を100%だとすると、いきなり性感帯を攻めるだけは10%程度の快感しか与えることができない。

これを100%感じることができようにするためには、女性自身に快感を増幅させる必要があるのだ。

 

人は手と手が触れ合えうだけでもわずかな快感が流れているが、あまりにも小さすぎるので普段はそれに気づくことができない。

本当のフェザータッチの目的はこの「人に触れられているだけで気持ちが良い」という事実に気づかせ、それに集中させてあげるのが一番大事なことである。

決して、くすぐったい個所を攻めて、快感と勘違いさせることではない。

 

このように「快感を拾う」ためには女性自身が「快感のアンテナの感度」を上げる必要がある。

首、腕、背中、手の平、肩、あばらなどの部位はこの「快感のアンテナの感度」を上げさせるために触れるべきなのである。

そして、快感のアンテナは特定の部位のみで上がるだけではなく、他の部位にも派生して全体的に「快感の感度が上がる」傾向にある。

 

乳首で感じる最大の快感を100%とすると、指で鎖骨に触れたときに感じる快感は1%程度であり、ほぼ快感として感じることができない。

しかし、4本の指先でゆっくり触れ少しずつ動かすことでそこに「快感」があることに気づかせると、「1%」を「5%」や「10%」へと増幅することができるのである。

このように本来、快感を感じる部位ではないところの快感に気づかせることで、女性の感度を上げていくのである。この作業が「快感を拾わせる」という作業なのだ。

総括:乳首の役割と正しい乳の触り方~性感帯こそフェザータッチ~

今回の記事では詳しいテクニックに触れるまでには時間が足りないので簡単なレクチャーをして終わりにしよう。

 

フェザータッチをしても、背中や鎖骨周りしかフェザータッチをしない人も多いだろうが、乳首を除く乳房全体にもフェザータッチは有効である。

つまり、揉む前に乳房全体をフェザータッチするのだ。

 

そして、十分に感じたところで、「乳首を触ったらどうなるか?」を想像させるのである。そう想像させることで、乳房全体の感度も上がってくる。

この「次触る場所の快感を想像させる」ことで感度はより上がってくる。

 

肌の快感を拾わせることで、「快感を拾わせる」ことで、乳の感度自体も上がる。そこでさらに「乳首の感度」も拾わせることで、セックス全体の感度が上がっていく。そうすることで、実際に挿入してからも普段より気持ちの良いセックスができる、というサイクルが「快感を拾わせる」セックスの基本サイクルになっている。

 

さて、今回のことを念頭に「快感を拾わせる」セックスにトライしてみてほしい。

 

この記事がおもしろかったら、次が気になったらコメントやツイートで感想を欲しい。

感想をもらった記事を中心により掘り下げていこうと思う。

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