恋愛ワクチン 第百二話 善と悪(6)

―トラウマを負った人が、その後も似たような被害を自ら進んで繰り返してしまうことを「再演」という。再演では実際に危険な場面や、同じような人間関係が繰り返される。―

マックさん「菜緒ちゃん、お尻こちらに向けてごらん」
菜緒ちゃん「こうですか?」
マックさん「そうそう、そして僕の顔にまたがるように片脚をまたいで。あっフェラはそのまま続けてね」
菜緒ちゃんの処女の股間をまずは眺める。
陶磁器のようなもので、まずは鑑賞して楽しむ。
恥毛はとても薄い。剃っているわけでは無いようだ。恥丘にわずかに生えた毛は天然の長さで、膣口付近には毛根がまったく見当たらない。
小陰唇は大きくも小さくも無く、末端がわずかに褐色で、それ以外は綺麗なピンク色だ。
膣口は会陰のヒダに隠れて見えない。
会陰(えいん)とは膣口と肛門の間の部分で、菜緒ちゃんの場合は会陰の膣口側が、ヒダのように覆いかぶさっているということだ。
ここを肛門側に引っ張ってやると、小さな膣口が見える。その周りををドーナツ状のピンクの肉塊が囲む。これが処女膜だ。
開通の際には、この処女膜と、菜緒ちゃんのように会陰のヒダが膣口まで覆っている娘は、そこも裂けるので、通常より痛いだろう。
鑑賞したあとは舌で味わう。
クリトリスを舐め上げて、次に吸ってみる。
あまり反応しない。感度は弱いようだ。
また、クリトリス自体もそんなに大きくない。一人エッチしたことがないそうだが、クリトリスがあまり発達していないことも関係するのかな?
両手でお尻を抱きかかえるようにしているのだが、その手を滑らせて腰から背中のほうにそっと這わせてみた。
するとビクッと反応した。こちらは好きなようだ。
次いで舌で膣口を舐める。わずかに濡れている。
舌先で小さな穴を確認した後、そのまま舌先をその穴に押し込む。
健康な若い女性特有の酸味を感じる。
膣口が狭いのでそんなには奥へと舌を進められない。
クリトリスよりも、お尻から背中あたりを優しく撫でる方が感じるようなので、これを繰り返す。
女体の開発のコツは、弱いところを見つけたら徹底的にそこ集中で責めまくることだ。
ゆっくりと、単調ではあるが、しつこいほどに。
乳首も弱いことが分った。
だんだんと菜緒ちゃんの体が解明されていく。
菜緒ちゃんはというと、ビクビクっと感じながらも、手コキとフェラを止めない。
それはもう憑りつかれたようだ。
よほどペニスが気に入ったのだろうか。
菜緒ちゃん「美味しいです。△さんの美味しい」
時折そう呟くように声を発する。
マックさん「菜緒ちゃん、ちょっと下になってみて」
上になっていた菜緒ちゃんを仰向けに寝かせて、両脚をそろえて、その股間にペニスを差し入れる。
マックさん「これ、素股って言うんだよ。挿入しないから大丈夫」
菜緒ちゃんは表情を固くして何も言わない。
マックさん「気持ち良くない?」
菜緒ちゃん「・・」
マックさん「ひょっとして素股でも妊娠しないか心配なのかな?」
菜緒ちゃん「はい」
不安がらせては開発されるものもされなくなってしまう。これは止めておこう。
マックさん「じゃあ、またさっきみたいにフェラと手コキしてくれる?疲れないかな?」
菜緒ちゃん「大丈夫です!△さんの美味しいです。ずっとこうしていたいです。もっともっと△さんに喜んで欲しいんです」
仰向けになったマックさんの股間に菜緒ちゃんは顔を埋めて、再び取りつかれたように手と口での奉仕を始めた。
それにしてもそろそろ仕事の時間だ。
もう二時間近く菜緒ちゃんにひたすら奉仕されている。
マックさん「菜緒ちゃん、そろそろ仕事の予定の時間だから、今日はここまでね。ありがとう」
菜緒ちゃんは聞こえなかったかのように奉仕を続ける。
マックさん「僕も気持ちいいけど、ちょっとごめんね」
そう言ってむしゃぶりつく菜緒ちゃんの顔をペニスから外した。
菜緒ちゃん「もっと舐めたいです。△さんにもっともっと気持ち良くなって頂きたいです」
マックさん「いや、ほんと嬉しいけどごめん。僕先に出るから、部屋の鍵は元のところに返しておいてね」
そそくさと服を着て、じゃあねと笑顔で菜緒ちゃんに挨拶した。
菜緒ちゃんは裸でベッドに座ったままだ。
そして、とても悲しそうな顔をしてこちらを見ている。
ちょっと気になる表情ではあったが、今日こそは仕事に遅れるわけにはいかない。振り払うようにして部屋を出た。
夕方。
一日の仕事を終えたマックさんは、ジオラマ部屋の片付けに行った。
女の子たちは、退室時には綺麗に掃除して整理整頓していく娘もいれば、そうでない娘もいる。
どっちみち使用後のタオルなどは回収して洗濯しなければならない。
お菓子や消耗品が無くなっていたら補充しなければならないので、チェックは日課のようなものだ。
部屋に入って驚いた。
布団もタオルも使ったまま。なんなら菜緒ちゃんが持ってきた使い切りローションの袋も床に落ちている。
片付けられない女の子っていうのもいるけど、さすがにこれだけやりっ放しで帰って行った子はこれまでにいなかった。
フェラは上手で熱心だけど、こういうのは出来ない子なのかな?
そのときはそう思っただけだった。
夜になって、夜当番の娘からラインが入った。A子ちゃんとしよう。
A子ちゃん「マックさん、今日のお昼って誰がジオラマ部屋使いました?」
マックさん「なんで?」
A子ちゃん「部屋の鍵がいつものところに無かったんで、不思議に思ってアパートまで来てみたら、アパートの郵便受けのところに鍵が落ちてたんですよ」
マックさん「そう・・実は、新しい子なんだけど、なんかちょっと変わったところがあってさ」
そのあとA子ちゃんと会って、ピロートークで菜緒ちゃんのことを色々話した。
A子ちゃん「なんかその子、私の直感ですけど、ヤバくないですか?私怖いです・・」
(続く)

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