理想の女性を求めて(第2話:SEXの相性)
誰にオファーを出す?
いよいよ女性と出会うために、ドキドキしながらサイトに初めてのログイン。
女性が多くて驚きましたが、見ていて思ったことは
『キレイな女性とエッチがしたい』
ゲスでスミマセン・・・
これでは、女性に嫌われる「クラブを風俗と勘違いしている男」と何ら変わりません(苦笑)
ただ、そうなるためには2人でする食事が大切と考えました。ここで話が盛り上がらないと、食後の関係に進むなんて有り得ない。
じゃあ誰とだったら食事が盛り上がるんだろう?
私がよく利用した大阪支店だけでも当時300人くらいの女性がいたと思います。全ての女性のプロフィールを見るわけにも行かないので、自分なりにこんな基準を作りました。
・30代の女性
・プラチナクラスの女性
30代の女性であること
相手が若い女性だと、私は何を話したら良いか分かりません(苦笑)
年代が近い40代だと共通の話題も多そうで話が弾むと思いましたが、年が近いだけにドキドキ感がなさそう・・・
なので、ある程度話題が合いそうな30台の女性に絞りました。
プラチナクラスの女性
自分好みのルックスの女性が多いのは、上位2クラスのブラックとプラチナでした。ただ、ブラッククラスの女性だとクラブに支払う金額が高すぎるように感じたので、プラチナクラスの女性に絞ることに。
余談になりますが、私が登録したのはスタンダードクラス。
本来なら自分のクラスより上の女性にオファー出来ませんが、当時は初回に限りクラスに関係なく申込むことができました。
クラブを気に入れば、プラチナまでクラスアップしたいなと思っていたので、このクラスの女性に絞り込んだのがもう一つの理由です。
上記2点でかなり女性が絞られたものの何名かいらっしゃたので、一番登録から間がない女性にオファーを出すことに。クラブ初心者同士で話が盛り上がるかな?程度の軽い理由です。
初めて会った女性は南さん
オファーを出したのは30代後半の南さん。
待ち合わせ場所のホテルロビーでドキドキしながら待っている時に、ふと
『そう言えば、どうやって南さんに会うんだろう?顔は知ってるから見つけて私から声をかけるのかな?』
と思ってキョロキョロしていると、スマホに見知らぬ番号から着信が
『南です。どこにいらっしゃいますか?』
女性から電話がかかってくるのか・・・
このとき初めて知りました(笑)
無事合流し、初めて見た南さんは歳相応の落ち着きがあり、目鼻立ちがハッキリして髪が長くキレイな女性でした。
「南ちゃん」ではなく「南さん」と呼ばざるをえない大人の女性。オロオロしながらも簡単に自己紹介して、お店に移動することに。
お店は個室のある和食屋さん。部屋に通されると南さんが
『個室のほうが落ち着いて話ができますね』
この一言で、初めて女性と会うときは個室にしようと決めました(笑)
何かのキッカケで私の子供の話になり、南さんが
『私にも子供がいるんですよ。そういうことを言ってもらったほうが安心しますね』
ここから一気に打ち解けて、いろんな話で盛り上がりることに。
とは言え、いつまで話していても前には進まないので、どこかのタイミングで勝負をかけなければなりません。店に入ってそれなりに時間が過ぎたころ、緊張しながらも意を決して
『良い人がいれば、長く付き合いたいと思ってます。食事だけだったら1万円。
食後もお付き合いしてくれるなら○万円。良かったら、この後お付き合いしてくれませんか?』
ドキドキしながら待っていると・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
『いいですよ』
エッ?
こんなにキレイな女性から、こんなに簡単にOKがもらえるの・・・?
嬉しいやら驚くやら、よく分からない感覚です。
初めての食後の関係
ホテルへ移動中、ふいに私の首の臭いをかぎに来た南さん
『夏なのに臭いがしないんですね』
意外な南さんに驚くとともに、普段から柿渋石けん使ってて良かったーと思いました(笑)
(柿渋石けんは加齢臭を消してくれます。気になる方はゼヒ!)
ホテルに入り裸になる2人。
不思議な光景です。
いくらお金の関係とは言え、初めて会った2人がその日に関係を持つ。
しかも普段なら出会うはずもないキレイな女性と・・・
ことが始まり、私が
『痛くない?』と聞くと
『痛ない』と彼女の地元の言葉で返す南さん。
この独特なイントネーションと言い回しが好きで、今でも耳に残ってます。
その後、ガンバるものの
アレ?
アレレ??
アレレレ???
まさかのエンストです・・・
これは堪らないです。
南さんに恥をかかせたと思ってしまうし、イケない自分に腹立たしい。
『決して南さんが悪いわけではない。申し訳ない』
と伝えることしか出来ない私。
この時の南さんは、私の思いを受け入れてくれたように感じました。
その後、彼女とは2回会います。
1回は初めて会った時と同じ大阪の焼き鳥屋さんで会い、この時は無事イケました。
この時は本当にホッとしたことを憶えてます。
もう1回は南さんの地元で。
『2回大阪で会ったし、一度南さんの地元で会わない?』という私に、
『最近出来たお店で、いい所があるんですよ』と答える南さん。
お店の名前は私のクラブネームと似ていて、さりげない気遣いが嬉しい。
そこで会った南さんは、地元だからか いつもよりラフな服装
柔らかいメーク。
一つにまとめた髪。
この時の南さんの笑顔が本当にナチュラルで、一番好きでした。
食後はホテルへ。
そして2回目のエンスト。
この後、何度か連絡をするものの南さんからの返信はなく、こうして初めて会った女性との関係が終わりました。
ほろ苦い結末
南さんから聞いたわけではないので分かりませんが、彼女と連絡が取れなくなったのは、3回中2回もエンストしたからだと思ってます。
2人とも食べることが好きだったし、会話も楽しかった。
それでもSEXが上手く行かなくて終わってしまいました。
南さんはキレイな女性。
子供を産んだとは思えない、美しい体。
イケなかったのは、彼女が悪いわけではなく、ただ2人のSEXの相性が合わなかっただけ。
彼女を傷つけたり怒らせたなら、本当に申し訳なく思います。
これが付き合っている彼女だったら、話し合ったり色々試して乗り越えられるのかもしれません。
クラブの関係だと、この時間がない。
合わなければ時間をかけず、次の人を探すとも考えられます。
一緒にいるときは楽しくても、SEXの相性が合わなければ続かない。
良い勉強になりました。
ただ、これだけはベットを共にしないと分かりません。
クラブのサイトで女性ページを何度見ても、こればっかりは分からなかったです(笑)
後日談ですが、南さんとの関係が終わってから、マカを飲むようになり、その後 薬に頼るようになりました(笑)
春夏秋冬
※記事内に記載の名前「南さん」は仮名です。ユニバース倶楽部の会員サイト内で探しても該当する女性はおりませんので悪しからず。