第5話 非正規で健気に頑張るD様

〜前回まで〜

モテないチビの29歳男が、ユニバースの門を叩きパパ活に挑戦!クラブで初めて出会ったB様とはチグハグな(笑)お付き合いを続けていたが、新型コロナウイルス拡大とともに、交際が終わってしまった…

 

 

 


緊急事態宣言が終わった頃、僕もB様とのトラウマを拭い去るため、新たな交際相手を探すことにした!

 

思えば、B様について、事前に社員の方から印象として、「面接に少し遅刻されたにもかかわらず、イヤホンをつけたまま謝罪なく来られたのが懸念されます…」と聞いていたことを思い出した。


今度から、やっぱり評判をしっかり考慮して交際相手を選ぼう…
そう僕は心に決めた。

 

また、B様は、紹介動画で夢があると言ってて、会ってる時も自分の美容サロンを出したいと言っていた。
もしかしたら、僕によくしてくれてたのは、そのための費用のために割り切ってて、それが貯まったから急に態度を変えてきたのかなぁ?
そう邪推してしまった僕は、交際クラブではあるが、あまりカネカネしてない女性かどうか、社員さんに確認してからお相手を選ぶことにした。

 


B様の、気分屋で、でも結局最後には不誠実な対応によって傷つけられたのもあって、交際相手を検索しながらも、どこか誠実そうな、おとなしげで派手でなさそうな、B様とは正反対の人を知らず知らずに探し求めている自分がいた。

 


そんな中で、、、、、、、、D様が目に溜まった。
(ちなみにC様は別話で述べてるが、早々に音信不通となった…(笑))

 

 


プロフィールには、D様の職業は介護士と書いてあった。そこも、フリーターだったB様と違ってちゃらんぽらんではないのかなーと感じたし、写真で見たルックスは少し太いなと思ったが(笑)、それも自分の美貌に自惚れたりしないんじゃないかなと思った。

 


そんなこんなで、D様相手にセッティングを申し込み、無事OKとのことで、ユニバース2回目のセッティングに臨むことになった!

 

 


当日、意気揚々と待ち合わせ場所に向かうと、すぐ、やや太めの緑のワンピースを着た女性が目に入った。

「プロフィール写真でもこんな太くなかった気がするし、多分この人じゃないだろう。いや、なくてあってくれ…(笑)」

半ば祈るように、僕は違うところから誰か来ないかさがしていたが、結局緑のワンピースが近づいてきて、この人こそD様であった…

 


せっかくお金を払って出会ったのだから、いいところを探してポジティブに捉えよう!たしかに顔は悪くないし…

 

まず食事をしていく中で、彼女は話題をみずから切り出してくれるようなタイプではなかったが、こちらから話を振ると、返答はひと言だけでなく話を膨らませてくれる方だった。


条件を提示した際も、高い金額ではなかったがOKしてくれて、僕の方から誘い、その後ホテルへ向かった。
そして、今回も無事に事をいたした(笑)


終わった後、いろいろ話す中で、彼女は介護の仕事をしているが、非正規でやっていると言っていた。趣味が推しのアーティストのライブなどの追っかけをすることで、それがどうしても土日に多い分、正規だと土日に出勤を要請されるため、それが嫌で非正規で仕事をしているとのこと。


夜勤もあって、入浴の介護など大変そうですごい仕事をしているなぁと感心していたが、やっぱり入浴の介護をしている際に熱中症になったことがあると言っていた。
また、勤務中は忙しく、今勤めているフロアでは同僚の人が仕事を急かすため、精神的にもとても疲れるとのことだった。

 


話を聞いて、すごい頑張ってるんだなぁと思った。でも非正規で、東京で一人暮らしするには収入が少ないので、友人に紹介されたエステの受付のバイトもダブルワークの形でおこなっているとのこと。


こういう交際クラブに登録する女性は、よりジュエリーや洋服がたくさんほしいなどといった、リッチな生活を目指して登録する人たちというイメージだったが、D様のような今の生活がいっぱいいっぱいで、その生活が少しでも苦しくなくなる事を目指して登録する人もいるんだなぁと思った。

 

 

その後、D様とはデートを重ねた。
なんか、ゲーセンでUFOキャッチャーをやったり、プリを一緒に撮ったりみたいなデートにも憧れていたので、彼女を誘ってゲーセンデートをしたり、目黒駅近くのおしゃれなカフェに行ったりもした。
また、ぽっちゃりな彼女らしく、D様はよく食べるなぁと思った。性の営みを行った後、ルームサービスで頼んだハニートーストをほぼ食パン1斤分食べていたw

 


ただ、彼女は優しさはあるが、受け身な様子があり、どこか冷めてる感じもこちらが感じてしまうような日々であった。それでも、自分の誕生日がそろそろであり、これまで女の子に祝ってもらったことが全然なかったので、今年は祝ってもらえるのではと楽しみにしていた‼︎しかし、実際誕生日の日になっても、D様からお祝いメールなどはなく、つい自分からくれと催促してしまうほどだった(笑)


さて、30歳の誕生日を迎える中で彼女との交際はどうなっていくのか、それは次回のコラムにて…

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