パパ活の社会学を読んで
10月のことです。
コラムに投稿していた時に担当していただいたスタッフさんからメールで
『新刊「パパ活の社会学」(光文社新書)
今回こちらの書評をしていただきたくご連絡いたしました。
コラムにて書いていただき記事をアップしていただけないでしょうか』
この本を読みたい!と思えるような書評を私に書けるハズもありませんし、クラブを辞めたうえ、最終話で「これが最後の投稿」と書いた私がイマサラ出る幕でもありません。
とは言え、スタッフさんには何かとご迷惑をお掛けしており、少しでも借りはお返ししたいので、
「コラムへの投稿は難しいですが、小学生レベルの感想文で宜しければ送ります」
しばらくしてから本の感想を送り、何度かメールのやり取りの末、投稿することになりました。
「パパ活の社会学」の書評ではなく、読んで思うことをポツポツ書いてます。
最終話はムチャなこと書きましたが、今回は『クラブで失敗したやつがナニ偉そうに語っとんねん!』と気分を害されるかもしれません。
それでも良ければ、暫しお付き合いください。
改めて自己紹介させていただきます。
春夏秋冬と申します。
関西に住むチビでハゲてるおっさんです。
週刊誌の報道をキッカケに軽い気持ちでユニバース倶楽部に入ったのは2016年夏。
女性との出会いと別れを繰り返した結果、私が本当に得たいものはクラブにはないと思い、今年3月に退部しました。
「パパ活の社会学」を読む前の私の立ち位置は、
・クラブで得たいことが得られず退部した
・交際クラブへの再挑戦を考えている
この本を読む目的は、心のつながりを得られなかった理由はナニか?
第4章 恋人でも、妻でも、愛人でもない関係を
最も共感したのがこの章です。
オショックス(お食事+SEX)の壁にぶつかり、恋人でも、妻でも、愛人でもない第4の関係を目指す正樹さんの姿に、心のつながりを求めた私を重ねました。笑
正樹さんとの違いはガマン強く関係を構築し、成功するか否かですね。
正樹さんのアプローチがあったか・・・
そう言えばコラムに投稿されているジョーさんも正樹さんと似たアプローチしてるのに、在籍時に気付いてない・・・
チキショーーーーーーーー
ですね。笑
正樹さんと史帆さんのような第4の関係を築くには、必要なことがあります。
それはシンプルに史帆さんのような女性に出会うことです。
「直感でオファーを出した(P122)」と さらっと書かれてますが、思うことは私の勘はゼンゼン当たらん!ですし、「私の女性ページの見方」なんてよく恥ずかしげも無く投稿したな・・・です。
ノリだけで投稿したこと、誠に申し訳ございませんでした。
私には正樹さんのように女性を見つける自信ナイです。
「じゃあクラブに相談したら良いやん?」
と思われるかもしれませんが、特に仲の良いスタッフさんがいないのに、
「心のつながりを求めてます。そんな女性はいますか?」
という質問は恥ずかしくて、メールでも出来ません。笑
コラムには書きましたが・・・
木田さんが質問箱で回答された
「ユニバース倶楽部は、釣り堀ではなく、大海原での一本釣り、でありたいと思っています」
というクラブの中で、
「海が広くてドコに行ったら良いか分からないっす」と私は迷子になりそうです。苦笑
もし復帰したとき、私の考えを理解しサポートしてくれるスタッフさんがいて欲しいですし、ブラック会員の特典 専任コンシェルジュサービスは魅力的ですね。
相手に何ができるか考える
文中に何回も出てきて、あとがきの最後に書いてあった
「一人の自立した人間として、相手に何ができるか考えろ(P233)」
この一文にハゲしく同意します。
交際クラブは男女の欲がぶつかる場ですから、
「相手に何ができるか考えろ」
と言われたら
「ナニ甘いこと言っとんねん!しかも命令形!!」
と思われる方はいらっしゃいそうです。
スタッフブログで以前に
●似た内容の投稿
http://universeclub.doorblog.jp/archives/51151225.html
がされましたが、批判コメントも入りました。
著者の坂爪さんが仰ることは理想論かもしれない。
坂爪さんご自身が交際クラブを体験されていないのですから、机上の空論に聞こえるかもしれない。
でも、ココがないと交際は上手く行かないし、続かないと考えてます。
最終話で書いたものの一つは、「私が求めていたこと」です。
入部時から考えは変わるものの、常にナニかを女性に求めてました。
一方の「相手にナニができるか?」
この考え方はワリとと言うより、ホボ抜け落ちてました。
想いを伝えた女性に聞いたのは、
『俺からナニを得られたと思う?』
答えは「その程度のことしか彼女に出来なかったのか・・・」と、かなり凹むもの。
想いを伝えた女性にさえ求めるばかりのガキだったんです。
上手く行くハズもありませんよね。苦笑
イキナリですが30年ほど前のことです。
学生だった私は、40歳ほど年上のOさんという方と淡いお付き合いをしたことがあります。
彼女から「坊や」と呼ばれるほどの年齢差。笑
2人で街を歩いていたときのこと。
彼女から腕を組んできた時の私の正直な気持ちは・・・・・ドン引きです。
周りの目が気になって仕方なかったんです。
それに気づいたOさんは更に強く腕を組み、やがて彼女から手を離しました。
今となっては彼女の気持ちがナンとなくでも分かるので、自分の至らなさに申し訳なかったという思いです。
これだけ年が離れていると、失礼ながらOさんを女性として見てなかったですが、ドコか好きでした。
Oさんは私をどのように見ていたのか分かりませんが、どこか気になる所が在ったんでしょう。
付かず離れずの関係は10年ほど続くことになります。
交際クラブでの出会いは、20や30の年の差はザラです。
これだけ差があるとギャップだらけです。お互いに。
Oさんとの経験があるので、少しくらいなら女性の気持ちは分かる気がします。
年上の気持ちはクラブで味わいました。笑
クラブに入る男女はナニかを求めてます。
男性ならSex
女性ならお金
が代表的でしょう。
本能やそれに近いから、どうしてもソコに捕らわれやすいですし、私もそうでした。
そこに年齢差が加わるから、ヤヤコシイ出会いですよね。笑
交際クラブは、欲とギャップが渦巻く世界です。
それらを一旦 横に置いて、『相手にナニができるか?』と考え行動できる人は少ないので印象に残りますし、単純に自分のことを考えてくれる人とまた会いたいと思います。
この考え方が遠回りのように見えて、実は得たいことを得られる近道ではないでしょうか。
相手を考えられる男女が出会い、お互いの得たいものが得られると思えたときはじめて、スタッフブログに投稿されたタイトルの世界
●「お食っクスの先のファンタジー」
https://universe-club.jp/staffblog/18354/
に行けるのでは?
「パパ活の社会学」を読んで思ったのは、そんなコトです。
春夏秋冬 拝