こんにちは
木田です。
先日、有名なWEB制作会社、LIGのセミナーに行ってきました。
少し前、LIGさんもオフィシャルサイトの大きな改修が終わり、その苦労話や課題解決した方法などを講演して頂く、といった内容だったかと思います
ユニバースも少し前にオフィシャルサイトの改修が終わり、誰からも褒めてもらえない状況の中で、同じ傷をなめ合うことができるのではないか、
がんばったね、動画良かったよ、とか言ってもらえるのではないか、という思いで参加しました。
きっかけは、あこがれのLIGブログさんに、記事を掲載できるかもしれない、という話しが水面下で進んでおり、その打ち合わせの席でリニューアル秘話セミナーを見つけて参加ボタンを押しました。
ちなみに、私のおすすめページはこちら
http://liginc.co.jp/recruit/legend-designer
https://liginc.co.jp/omoshiro/other-omoshiro/15829
https://liginc.co.jp/398234
そしてセミナー当日、バッチリ2時間遅刻して上野のLIG本社に着いたときには、
ちょうど講演が終わるところでした。
パチパチパチ、と。
「はい、それではここからは懇親会です。さあみなさん飲み物を持って」
と司会の人の音頭で乾杯。
私はかたくなに自分の持ってきたペットボトルの水を飲んでました。
来ている人たちはみんな若くてITっぽくて、マックブックを持っていて、
クソおしゃれなオフィスで遊ぶようにPCで何かしてました。
世界が違うな。と勝手にハスに構えて座っていると、人事担当のあきとさんが話しかけてくれました。
「何かわからないことあれば言ってください。私は人事担当です。あそこにいますので」
とのことで、さっそく質問しまくりました。
「なんで、こんなセミナーをやってるんですか?10Fのオフィスでも別のセミナーやってるし、こんなことを毎日やってるんですか?」
←間違えて行きました
「はい、まあ。」
「参加料1000円でオードブルとか飲み物出してたら利益になんてならないですよね。スタッフも残業しないとけない。宣伝になるんですか?」
「いや、アウトプットなんです。もともとLIGブログって、スタッフが自分の学んだことのアウトプットの場所として始めたもので、それがそのうちオウンドメディア化しただけなんです。」
アウトプット??
「はい、こういったセミナーを開いて登壇するには、それなりに準備が必要です。そういった場になれるということもあるし、やはり人は教わるだけだとだめなんですよね。自分が体得した技術を人に教えることで完結する。あまり理解していなかったら、アウトプットなんてできない。だから、やってるんです。もちろん、人との出会いという意味もありますよ。ご縁があって採用面接に進むこともあるし、仕事に発展することもある。今すぐ入社しなくても、あの会社昔行ったことあるな、と思えば親近感がわいて、いつか来てくれることもある。そのためにやってるんです」
なるほど。
なんのためにやってるか分からなかったITの無料セミナーって、こんな意味があったんですね。常識でした?私は初めて知りました。
セミナーに行くと次の月から死ぬほど営業メールが届くようになるので、そういうためなんだと思ってました。
そして今日の本題です。
ユニバースブログって、アウトプットがいい!ってピンと閃いたのです
じゃあ今まで何のためだと思ってたの?
そりゃ、宣伝です。
でも、ずっと何か、違和感があって、それをスタッフに説明しようとしても何て言っていいのか分かりませんでした。
「日々の努力や失敗を、日報を書くように正直に綴ってほしい。失敗から何を学んだのか、奮戦記を書いてほしい。誰のおかげでお金がもらえているのか、感謝しているということを表現してほしい」
これ、アウトプットって言えば良かったのかもしれません。
帰り際にあきとさんにまた話しかけました
「今日はありがとうございました。アウトプットの件、とても勉強になりました。ところで、LIGさんは待ってれば優秀なエンジニアが集まるような会社なのに、なぜ人事の方がこんなイベントにまで来るのですか?」
その答えは意外でした。
「いや、大変ですよ。やめていく社員もそこそこいるし、会社の事業も拡大しているからすぐに空きポジションが出てきます。私はLife Is Goodという企業理念が好きで働いてますが、みんながみんなそういうわけではないですね。」と、少し悲しそうに言ってました。
いろいろあるんですね。LIGさんなのに。
伝説の会社なのに
ということで今後のブログは私にとってのアウトプットです。
自分の学んだことを発表する場としてお借りしたいと思います
木田 聡