いつもスタッフブログを御覧いただきありがとうございます。
カスタマーサクセス西日本ユニットの三吉です。

ちょっと前のお話になりますが、
弊社は今年5月に社員研修を実施しました。

そして研修プログラムの一環として、
一部のスタッフが「デート体験」に参加しました。

内容は、顧客目線でユニバース倶楽部の面接・入会、デートまでを体験し
（スタッフ同士で）
倶楽部ルールや現場オペレーションの改善点を探るというものでした。

私は運営係として参加したのですが、
疑似デート体験を終えたスタッフ達からは様々な意見が出ました。
なかでも驚いたのが、「4時間どころか2時間でも長く感じた」と言うスタッフが
男女問わず多かったということです。

これは自分にとって想定外でした。
結局はしょせん研修だからということなのか、
それとももしかしたら実際の会員様のなかにも同じように感じている方が
一定数いらっしゃるのか…？

運営なんて誰かに押し付けて自分もデート体験してみれば良かった！
というモヤモヤから、
いや待てよどうせなら疑似ではなく実際に自分がマッチングアプリに登録して
まとまった期間（3か月くらい？）利用してみたほうがリアルな感覚を得られるのではと思い立ちました。

 

そして今ちょうど3か月が経ちました。

 

アプリに登録して、（パパ活じゃないマッチング系）
自分でプロフィールを作成し、
30名ちょっとの男性とマッチングしてメッセージのやりとりをして、
3名の方と実際にお会いしてそれぞれ何回かデートしました。
今は1人だけデートが続いています。

過去にもマッチングアプリに登録したり交際クラブに入会したりしてきましたが、
内容の確認ができたらすぐに退会していたのでこんなに時間をかけて複数のお相手とやりとりをするというのが自分にとっては初めての経験でした。

私はユニバース倶楽部のスタッフとなり間もなく6年になります。
ですが今回の経験を通して、スタッフの目線と実際にデートをする会員様の感覚は全然違うという
当たり前のことを、身をもって痛感しました。
今まで日常的に見聞きしてきたトラブルも、実際に経験すると戸惑い、恐怖し、落ち込み、
理不尽さに苛立ちを感じることもありました。

私が経験したトラブル（うまくいかなかったこと）は、
言ってしまえばあるあるな内容ばかりでした。

・デートドタキャン

・個人情報を聞いてくる

・顔合わせデートが6時間

・暴言・捨て台詞（ひとりだけでしたが、これが一番疲れました）

・ひとけがなくなった場所でいきなり抱きつかれる（声が出なかったし動けなかった）

・なんとなくフィーリングが合わないのに良い人だと思うのでメッセージのやりとりを断れなくなる
（かえってお相手に失礼なのを知っているのに）

・（男性に聞いた話）アプリで知り合って付き合った女性が立て続けに3名既婚者で人間不信になった

 

 

デート後のアンケートでよくみかけるようなマイナスな内容…
そのひとつひとつが、実際に経験すると心にダメージを負い、
普段自分がスタッフとしてアドバイスしているような振る舞いができず、
疲弊して、デートに行くことが怖くなったり、活動を続けることが億劫になりました。

そもそもデートに行くってことが、それだけでとんでもなく勇気が必要でした。
会員様方はこの気持ちを乗り越えてユニバースに入会したりデートしてくださっているのか…と気づき、
もっとフォロー体制を強化する仕組みを整えたい、、と改めて考えました。

あとはトラブルではないですが、
お相手からの会話が少なかったりメッセージがそっけなすぎると
（「はい」「そうなんですね」がメインで話が広がらない）
一生懸命コミュニケーションを取ろうとすることに疲れてしまい、
長続きしませんでした。

また、これもあるあるですが、

・メッセージが大量（1日に数十通）

・質問ばかりで自分のことを教えてくれなかったり、
その逆パターン：主張ばかりでこちらの話をする隙がない

・温度感の違い
（初めましての瞬間からハートがいっぱいのメッセージ♡♡♡とか）

こうしたやりとりも対応に悩みました。
（うっかり黙ってマッチング解消したくなるけどそれだと経験値にならないからどうにかこうにかする）

この状況を打破したら、
その経験をもとにコーディネーターとして成長できるはず（多分）と思い奮闘してみたものの、
決定的に嫌な思いをすることがあり、
どうしても苦痛で新たにマッチングすることをお休みしていた期間もありました。
今は無理ないペースで細々と活動しています。

ただ、個人的に嬉しい発見もありました。

相性が合わないお相手とは1日数回のメッセージのやりとりすら苦痛でしたが、
リスペクトできるお相手とは8時間デートしても全く疲弊せず、
早く帰りたいなどは一切思いませんでした。

というわけで冒頭の話に戻りますが、
弊社のデート体験研修で、
「2時間でも長かった」という意見がちらほら出てきたのは、
自分の好意、思い入れが相手に向いていなかったから。

（社内研修だし運営側で勝手にペアを決めていたので当然の結果だった）

というのが個人的な見解でした。

それと同時に思ったのが、
また私のアプリ体験に戻りますが…
もし顔合わせのデートがさくっと1～2時間で終わっていたら
もっと良い関係を築けたんじゃないかと思える相手もいたということです。

 

 

顔合わせって本当に緊張するし
悪気がなくてもうっかりよけいな言動をしたり、
普段は気にならないようなことが気になったり、
過敏になっていたと思います。

全く知らない相手とお会いする時は第一印象が強烈に影響を残すということを感じました。

ところが同じ相手と2回目、3回目のデートになるとどんどん警戒心が抜けて
素の状態で過ごせるようになっていきました。
アプリや倶楽部、紹介所などで全く知らない相手と顔合わせする時は、
よっぽど相性の良い場合以外はさらっと短い時間にしたほうがゆくゆくの長期交際に繋がる可能性があるのかも、と思ったりしました。

もちろんユニバース倶楽部でC・Dタイプのデートだとまた話が変わると思いますm(_ _)m💦
交際倶楽部って本当に非日常の世界だと改めてしみじみと感じました。

最後に…

たった3ヶ月の活動でデートしたのも3人だけなのですが、
自分が好感を持って今もお付き合いを続けている1名は
他の30名の方と何が違ったのだろうと考えてみました。

・まず人としてリスペクトできる方でした。
・会う前も会ってからも、適切な距離感を保って接してくれました。

そして私が嫌がることは一切せず、喜ばせよう、嬉しいと思うことを聞いて
実行しようとしてくれているのをひしひしと感じたというのが一番の理由だったと思います。
（優しい人は他にもいたのでもちろん相性の問題もあるとは思います）

自分が女なので感覚の偏りはあると思いますが、
これは一方的な話ではなく、
男女どちらとも通じる部分があるんじゃないかと思っています。
お互いに相手への思いやりや想像力がないと結局関係は続かないんだなと、、

 

というわけで、三吉のマッチングアプリ体験レポでございました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。

今後もユニバスタッフのベストマッチングへの試行錯誤の道は続いてゆきます。