2022年10月10日

災い転じて…

 皆様こんにちは。
Corporate Group Unit Managerの北村でございます。 

2019年4月に営業の東京支店よりCorporate Groupに異動になりましてからはや3年半が経ちました。

関のブログにも書かれていましたが、弊社はこの10月からCS(Customer Success)FS(Field Sales)制度から、支店制(CSとFSを一体化、CSFS制度の前の状態)へと大きな組織改変を迎えました。

会員の皆様もよくご存知かと思いますが、とにかく変更が多い会社です。

その中でCorporate Groupといえば管理部門なのですが、実はここも地味にちょいちょい変化が起こっています。
社内でも日陰部門であるため、知らない人も多いのではないかと思いますが…

組織も変われば部門やチーム名もコロコロ変わります。

私が入社した頃は管理部門自体がなく(外注)、安東が2015年に初めて管理部門として入社した際は、
単純に「経理の人」と呼ばれていました。 

その後、管理部門の人間がじわじわ増え始め、2018年~2019年ころ「管理部(仮称)」が誕生。

2019年(だった気がする)の組織改編の際に、私も営業から管理部門に異動になり、突然横文字ブームがやってきました。

管理部(仮称)→Corporate Groupへ
経理→ Compliance & Finance Office  Unitへ(略して「CFI」)
のGavernance Risk Compliance Team(私が異動した新設チーム、略して「GRC」)

たいそうな部門を拝命してしまいました。
ガバナンス、リスク管理、コンプライアンス。

 こないだまで営業にいて、事務の経験は前職ではありましたが、ガバナンスって何?コンプラって何??リスク管理って何をどうやって管理するの??
と、まさに五里霧中状態。

結局、それらしいことを探しながらひっそり過ごしていましたが、1年くらいは「北村さんって何やってるんですか?」と言われたものです。
私も何やってたかわからないし、何もやってなかったような気がします…

今の採用人事と労務総務担当なんて、当時は
「Culture & Communications Office」Unitの
「Talent Acquisition & Training」Teamと「Employee Experience」Team
「CCOのTAT」と「CCOのEEC」だったか、「EE」だったか…

読み方わからない…

ときは経て、私のGRCは1ミリも社内で浸透せず(私が見合った仕事ができていなかったせい)、また皆チーム名も自分のところと字面で覚えやすいところしか覚えられず、結局管理部門は
「経理」「人事」「労務」みたいにおさまった、という経緯でした。

日本語が一番だね!

さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、最近の私のトピックとしては、

水難続き🌊

です。

私は会社の賃貸物件の管理を担当していますが、今年だけで4物件5箇所で水漏れ被害に遭っています。
原因はいずれも上階から、外壁から、給水管が、など、建物に起因するもの。

まだ調査中だったり、調整中だったりするものもありますが、今夏は台風で暴風雨も多かったですし、そういうときはいつもヒヤヒヤしてしまいます。 

去年まででも、結構大きな水漏れが数件ありました。

①オフィスで下水の配管が詰まり、糞尿が排水口から溢れ出してくるという恐怖絵図
②室内滝行状態(2回)
③大雨で窓から入ったらしい水が床をつたい下階におもらし

 

①はかつての本社オフィスで、私が休みの日だったのですが、内田(懐かしい)から
「北村さん大変~ ※閲覧注意」というメッセージに動画が添えられ、LINEで送られてきました。嫌な予感しかありませんでしたが、やはり、溢れ出す糞尿の動画でした。
閲覧注意とあえて入れられれば余計にすぐ見たくなるのが人間の性、そこをぐっと堪え食事中に開かなかった自分を褒めたいと思いました。

 配管を高圧洗浄したところ、流してはいけないもの(生理用品)などがかなり詰まっていたことがわかったそうです。

以後、そのオフィスでは
「大のときは具と紙をわけて流す」
「掃除シートは絶対に流してはいけない」
(流すなキ・ケ・ン!!と、お掃除シートの箱に赤字で書いてありました)
など、厳しい措置がとられました。

汚物入れに入れたくないからか、流しちゃう人がいるのでしょうか。軽い気持ちの行いが、恐ろしい災いになるということを学びました。

先日吉田が、トイレの水洗の大・小別れてるのって、理由があるんだぜ~と得意げに話していました。

流して良いのは具とトイレットペーパーのみ、大小で流すとき使い分ける、というのは至極当然すぎて皆普通にやっていることでしょ、と思い込んでいましたが、何事にも理由があり(理由は聞いたけど忘れました)、意外とトイレってデリケートなんだということを改めて思いました。 

②では結構揉めました。お陰様と言ってはなんなんですが、建物の構造とか、専有部分・共有部分とか、勉強になりました。
壁の中、床下とか言われちゃうと、図面の見方もわからない素人ではお手上げとなりますが、質問箱の番人前澤がいろいろと動いてくれました。

以前に自分が住んでたマンションの管理組合の理事会で、同じような事案がありました。
あるお部屋の水漏れ被害を調査したところ、上階の風呂の配管の老朽化(壁の中)が原因で、ギリギリ専有部分だったため、上階の住人が賠償責任を負った、というお話でした。
賠償することになった住人からしたら、壁の中のことなので自分で気をつけようもメンテナンスのしようもなく(もちろんお風呂は普通に使っていただけだと)、自分が知らないところで起こった漏水で下階の住民とトラブルになった上、原因もわからないまま風呂の壁を開け調査をするため数日風呂に入れない、更に工事の騒音等でも住人から嫌な目で見られる、という目に遭ったというお話でした。 

家を買うって、こういうところも考えておかないといけないんだな、と当時はぼんやり思っただけでしたが、貸室でも同様にいろんなトラブルが起こるものなのだなと、最近しみじみと感じています。

③は、ビル6階の貸室で、台風のときに窓が少し空いていたことが原因なのか、床上にかなり浸水し、下階にも漏らしました。

そこまで大事には至らず済みましたが、その数日後、製氷機かなんかの引揚げの際、業者さんが帰って30分後くらいにカウンターの段差に降りてみると、「びちゃっ」と。

(´゚д゚`)

シンクと製氷機を繋いでいた管がだらりんとしており、そこから水がじわじわ流れてカウンター内が水浸しになっているではないですか。

その時すでにかなりの水量が出ていましたがすぐにその業者に戻ってもらい、事なきを得ました。

そんなこんなで、かねてから「水難」に遭いまくっているため、何かが起こると、「また!」という空気が定着してしまっています。

以前は自分の家のことには無頓着でしたが、このようなことを経験したりするにつれ、備えって大事だな、と遅ればせながら思うようになりました。
洗濯の都度、洗濯機の蛇口を閉める(古いタイプなもんで…)。
日々、どこかの配管から水が漏れてるような気配がないか確認する。
もう考えだしたら恐怖しかないです。 

今の家に引っ越してきた当初、二日酔いで昼過ぎまで寝ていたところ、どこかの家の目覚ましずっと鳴っててうっせぇな夢と現の狭間でぼんやり思っていましたが、本気で起きてみたらマンションの火災警報でした。
誤報だったのでよかったですが、本当の警報だったら逃げ遅れていたこと間違いなしです。 

備えあれば憂い無し、ですが、不意の水漏れ被害等備えられないこともありますので、迅速に対応できるよう、心がけていたいと思います。

そういえば、タイトルに災い転じて、と書きましたが、福とは全くなってないです。

この記事の筆者

昭和の人間です。 面白いことは書けませんが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。