恋愛ワクチン 第百一話 善と悪(5)
―トラウマとなる出来事は、思い出すことも辛いような事件や被害である。しかしそれにも関わらず、その出来事と似たことを繰り返し、再び傷付いてしまうことが良く見られる。さらにそのことで周囲から余計に傷つけられたり、また自分自身を責めてしまうことで、孤立感や絶望感が深まる。しかしながら、この繰り返しそのものが、トラウマよって引き起こされるものなのである。これをトラウマの再演と呼ぶー
―場面の繰り返しとは、被害が生じた場面に再び身を置いてしまうことを指す。例えば性的被害を受けた過去がある人が、見知らぬ異性と二人きりで出会うなどして、結果として再び性被害を受けてしまうことが挙げられるー
「場面の繰り返し」って、これまさにパパ活じゃないだろうか?
ふと思い出して「恋愛ワクチン」を書き始めた初期の、第二話「トラウマVS快感」(→こちら)を読み直してみた。
そうか、これがまさに「再演」であり「場面の繰り返し」そのものだったのか。
目から鱗とはこのことだ。
理解するのに5年かかったよ。菜緒ちゃんに出会わなかったら永久に分からなかっただろうな。
さて、菜緒ちゃんとの二回目のデートは、翌々日だった。
会社の隣のアパートに一部屋借りてある。
「ジオラマ部屋」と呼んでいるが、要するにヤリ部屋だ。
もともとは(1人暮らしの女の子の部屋に遊びに行きたいな)という願望を叶えるために作ったものだ。
1人暮らしの子の部屋に遊びにいったことはもちろんある。なんなら両親の留守に実家に上がってHしたこともあるが、現実は男性の考える「女の子の1人暮らしの部屋」とは必ずしも一致しない。
それならいっそ理想の「1人暮らしの女の子の部屋」をジオラマ模型のように作ってしまおう、そう考えてアパートを借りて、ガーリーなカーテンや小物を揃えた。
そういうわけで「ジオラマ部屋」である。
部屋の鍵は隣にあるマックさんの会社の建物の外の、とある場所に隠してある。女の子たちには場所を教えてあって、その日のパパ活シフトの娘がそこから鍵を持ってきて部屋を開けて、あたかも自分の部屋のように準備して待っていてもらう。そういう使い方だ。
部屋が空いているときには好きに使ってもいいと言ってあるので、女の子によっては終電逃したときのホテル代わりや、何なら学校帰りに別のパパさんと会うための着替え場所として使ったりもしているようだ。もちろん事前に「この日(時間)お部屋空いてますか?」と確認は入れさせる。
菜緒ちゃんにも鍵の場所を教えて、帰るときには元に戻して置くようにとも念を押した。
この鍵の話は、後からまた出てくるので、覚えておいて欲しい。
最初なので、案内しながら一緒に部屋に入った。タオルは洗濯したものがここに山積みになっていて、使い捨て歯ブラシはここで、お菓子は自由に食べてよくて、WiFiパスワードはこれでとか、一通り説明したあとで、いよいよイチャイチャタイムだ。
ところで菜緒ちゃん、今日は大きなリュックを背負ってきた。
このあと何か用事でもあるのだろうか?
そう思っていたら、菜緒ちゃん、リュックを開いて何やら取り出した。
制服である。
マックさん「それ・・ひょっとして学校の制服?リアルでちょっと前まで着てたやつ?」
菜緒ちゃん「はい、△さんに喜んでもらおうと思って持ってきました」
マックさん「マジですか」
菜緒ちゃん「ほかにも色々ありますよ」
部活のユニフォームやら、スクール水着やら。
全部本物だ。
自分には実のところそういう性癖はそんなには無いのだが、好きな男性は好きだろうな。
マックさん「そうなの・・いや嬉しいよ。なかなかお目にかかれるものじゃないし。ある意味お宝だね」
せっかく重い荷物を持ってきてくれたのだ。ここは目一杯喜ばなければ。
何よりその気持ちは素直に嬉しいし。
それからは私の大好きな撮影タイム。持ってきてくれた衣装に着せ替えて、いろいろ撮影した。
とくに学校の制服のスカートをたくしあげて、そのまま恥ずかしそうにスカートで顔を覆うという動画。
顔は隠しながらもノーパンのあそこは丸見えっていうの。
これは欲情した。
自分は撮影が好きなのだが、撮影したものをどうこうしようって言うわけじゃ無い。撮影そのもので欲情するのだ。
女の子にスマホを向けて、スマホで犯す感じ。
撮影しているときの優位感、相手を支配しているような感覚が何とも言えない。
だから盗撮はしない。女の子が目の前で恥じらったり、妖しい目つきでこちらを見たりする、その表情が好きだからだ。
盗撮ではこの感覚が味わえない。
マックさん「あそこをもっとよく見せてくれる?」
処女の確認。
処女の鑑定話は以前このコラムでも書いたが、処女であっても指やマジックなどの小物を挿入する一人エッチをしている子は、膣口が既に広がっていることもある。
菜緒ちゃんは一人エッチをしたことが無いそうだ。
タンポンは挿れるとのこと。これは、運動部、とくに水泳をやっていた子あるあるだ。
菜緒ちゃんの膣口はというと、これはもう、どこに出しても恥ずかしくない立派な処女。
10人以上の処女を卒業させ、その都度膣口のbefore/afterを観察してきた私の鑑定だ。間違いない。
そのあと、服を脱いでベッドに横になって、菜緒ちゃんの大好きなご奉仕タイム。
一昨日、あれだけ手コキとフェラにはまった娘だ。
期待通りの腕前だ。しかし、たった一日、それも一時間足らずの指導で、ここまで上手くなるものか?
菜緒ちゃん「△さん」
マックさん「何?」
菜緒ちゃん「実はローション持ってきたんです。使ってもいいでしょうか?」
マックさん「ローション?」
菜緒ちゃん「はい、ラブコスメっていうところ通販で買ったんです。食べられる素材なんですよ」
マックさん「いいけど・・そんなのよく持ってたね」
菜緒ちゃん「いつか、誰かにしてあげたいと思って、買って用意していたんです。△さんが初めてで嬉しい。もっともっと気持ち良くなってくださいね」
そう言うと、菜緒ちゃんは使い切りのローションの封を切り、手に付けてくるくるっと擦って伸ばして、片手でペニスの根元を抑えながら、絶妙な強さと速さでこすり始めた。
ヌルヌルしてとても気持ち良い。
まるでプロのようだ。凄いぞ菜緒ちゃん。
(続く)