恋愛ワクチン 第六十六話 痴漢
断筆宣言してから2カ月たった。
その間にも、デートしていると、いろいろ興味深い話を女の子から聞いたり、自ら体験したりもする。
そうすると誰かに伝えたくなる。私だけの記憶に仕舞っておくのはもったいない。
それでまたコラムを書きたくなった。
断筆撤回にあたって、まずは頭を下げておきます。帰って参りました。またよろしくお願いいたしますm(_
_)m
さて、女の子が痴漢にあった話を書きたいのだが、それだけでは字数が足らないので、その子の特殊な性癖も書いておこう。
なんと、大学一年生なのに、露出癖がある。
名前は夢子ちゃん。
(夢子ちゃんとのラインのスクショ。真正の明るい変態さんなので遊んでて楽しいです)
私も、公然わいせつ罪で通報されるといけないので、ここで詳細に書くのは憚られるが、女の子を裸にしてあれやこれやするのが好きな男だ。
付き合ってくれる娘は、自ら露出癖があるというよりは、私が喜ぶので自分も楽しい、そういう感じが多い。
夢子ちゃんのように、女子高生のときから、早朝ウオーキングの途中で、服を脱いで全裸になって解放感を楽しむ、なんて一人遊びをしていた娘には会ったことが無い。
運命の出会いかもしれない。
二人で盛り上がりすぎて、誰かに目撃されて通報されるなんて不祥事にならないように気を付けなければ。
夢子ちゃんほどでは無いが、私が開発して露出プレイ好きになった娘がもう一人いる。
その娘と夢子ちゃんとの二人を観察していると、共通点が見えてくる。
一つはプレイの最中、本当に嬉しそうに満面の笑顔ではしゃいでいる点だ。
前に女の子を叩いて喜ぶ性癖の男性の共通点として「頬を叩きながら、嬉しそうにずっと笑っていて不気味」って点を挙げたが、ちょっと通じるものがある。
禁じられ、抑えられていた性癖が解放されたとき、人間は心の底から満足して笑うのかもしれない。
もう一つは、服を脱いだ場所から、どんどん離れて行ってしまうところだ。
こっちがはらはらする。
マックさんは、夢子ちゃんに、早朝ウォーキングの途中で服を脱いで全裸になるという話を聞いて、「服はどうするの?ペーパーバッグに入れて持ち歩くとか?」と尋ねた。
夢子ちゃんは「いいえ、公園とかどこかに置いておいて、そこから離れて歩くんですよ」と不思議そうに答えた。
当たり前じゃないですか、なんでそんなおかしなこと聞くんですか?と言わんばかりである。
服から全裸で離れるというスリルが楽しいらしい。
実際、夢子ちゃんも、もう一人の娘も、私と遊ぶ時は、毎回びっくりするほどの思い切りの良さで、小走りで遠くまで行ってしまう。
どのくらい遠くまでかというと、田舎の農道であれば、ほとんど見えなくなるくらい。
夢子ちゃんがなぜそういう性癖になったかというと、小学生のときに読んだ官能小説がそういう設定だったからだそうだ。
それで小学生の夢子ちゃん、ノーパンで外出してみた。清々しくて刺激的だった。
そこから始まったらしい。
男の露出癖の変態さんはよく聞くけど、女でもいるんだね。
すっごい希少種のポケマンをゲットしちゃったよ。
以前交際していた女性で、フェラが大好き、SEXよりも好きで、とにかく舐めたい咥えたいって娘がいた。
その娘も、発端は小学生のときに視たフェラチオのAVで、どうも女性の性癖の形成には、ヒヨコが最初に見たものを親と認識するがごとく、ファーストインプレッションが強く影響するのかもしれない。
フェラ好きの子の処女喪失もユニークだった。
フェラしたいが余り、同級生の男の子にフェラさせてもらうのと交換で、処女を捧げたとのこと。
脱線してしまった。夢子ちゃんの話に戻ろう。
こんな夢子ちゃんが、マジックミラー号(もどき)の話を聞いて、目を輝かせないわけがない。
マックさんが既に開拓してるプレイスポットに向けて、ドライブデートした。
道中一時間ほどあるので、いろんな話をする。
マックさん「最近何か変わったことあった?」
夢子ちゃん「そうですね・・検察庁ってとこに初めて行きました」
マックさん「へえ、また何で?」
夢子ちゃん「痴漢を捕まえたんです」
マックさん「それは大変だったね。痴漢にはよく遭うの?」
夢子ちゃん「はい、通学途中で、最近はコロナでたいして混んでもいないのに、痴漢さん寄って来るんです」
マックさん「どんな風にされたの?」
夢子ちゃん「その日は、朝からちょっとイライラしていて、後ろから股間をやたら押してくる男性がいたんですよ。その人、いつも押し付けてくるだけで触ろうとしないんです。触らないで押し付けてくるだけって、こちらも気持ち良くないじゃないですか。だから余計腹が立って」
マックさん「それで捕まえちゃった」
夢子ちゃん「いいえ、その男性とは別の人が寄ってきて、パンツの中まで手を入れられちゃったんです。スカートの上からならともかく、直に触られたら、それはそれで刺激が強すぎるし、ほんと、腹が立ってしまって」
マックさん「それでそれで?」
夢子ちゃん「電車から降りて、その手を入れてきた男性のカバンをしっかり握って、『痴漢しましたよね!』って叫びました。すぐに何人かの人がその男性を取り押さえて駅員の人も来てくれて、その男性捕まっちゃいました」
マックさん「へえ、じゃあ、後ろから股間押し付けてた人は捕まらなかったんだ」
夢子ちゃん「はい」
マックさん「後ろから押し付けてた人、『いつもの』って言ったよね?その人に対しては腹は立たなかったの?」
夢子ちゃん「うーん・・私、その日は本当になんかイライラしてたんですよ。普段だったら、パンツの中まで手を入れてきた男性に対しても、そこまで追い込みはしなかったと思います」
マックさん「興味深い話だから、もっと聞かせて欲しいんだけど、後ろから押し付けてた人と、パンツに手を入れてきた男性との違いって何だろう?一人は何度も痴漢してきてるのに通報されなかったし、一人は初回で捕まっちゃった。痴漢の程度の問題?」
夢子ちゃん「それもあるけど、やっぱり私が苛立ってたってのが大きいです」
マックさん「男性の雰囲気とかは?後ろの人は好みのタイプだったとか」
夢子ちゃん「それは全く無いです。そもそも男性の顔なんてよく見てないし」
マックさん「もしかして、パンツに手を入れられたとしても、機嫌の良い日だったら、全然OKだった?」
夢子ちゃん「はい。機嫌のいいときに、気持ちよく触ってくれたら感謝しちゃうかもです」
マックさんがなぜ興味深く感じたかと言うと、これって、ユニバースでのデートで、男性が女性に大人の可否を尋ねた時にも通じる話だと思ったからだ。
女性は理屈ではなく、その日の気分で決める。
そういう要素が、男性が想像しているよりはるかに大きいのではないだろうか?
生理周期もあるだろう。しかしそれ以上に、女性の本質みたいなものをマックさんは感じた。
もしそうなら、断られたときにいくら反省しても振り返っても、理由はわからない。
逆に言うと、断られたときに、くよくよしても仕方が無いという事でもある。だから「次行こ、次。」が正しい。
このことを、男性会員諸氏にお伝えしたくて、断筆撤回しました。
「そんなこと承知の介だ」って諸氏には、とんだお目汚しでした。
それにしても、女性の本質が「その日の気分」だとしたら、本当に女性って言うのは、奥が深いような浅いような。
いやもう、そういう男性との違いが、大きな魅力でもあるのだけどね。
コラムとしてはちょっと字数が足らないような気がするので、今日聞いたほのぼのとした話も書いておこう。
ユニバース支店の無い隣県出身の女の子から聞いたお話。早苗ちゃん。
早苗ちゃん「先週地元に帰ったんです」
マックさん「そうなの」
早苗ちゃん「クリスマスにリムジンでパーティーしたときの写真を友達に見せました。」
マックさん「良かったね。女の子たちだけで写ってる写真なら、パパ活って判らないもんね」
早苗ちゃん「パパ活してるって言いましたよ」
マックさん「えっ?言っちゃったの?」
早苗ちゃん「だって、パパ活してるからこんなこと出来るんですもん。友達にも、思い切って地元離れてこっちおいでよ、って誘いました。楽しいこといっぱいあるよって」
マックさん「そうなんだ」
早苗ちゃん「地元じゃ、パパ活したくても、そもそも社長なんてほとんどいないですから。パパ活してる女子って、なんか都会ぽくないですか?」
パパ活って都会っぽい・・
これまた目から鱗です。
いやほんと心がくすぐられるように洗濯されて、真っ白に戻って、視野も広がる感じがする。この新鮮な感覚が好き。
ちんちんは年々元気が無くなって来てるけど、まだまだ発見はありそうです。当分はやめられないな、やっぱり。