語学学校でパパ活する人たち(失敗から学ぶ編)

海外の語学学校で有効なパパ活アプローチを情報共有するコラムです。先回までは、世に慣れたおじさまの成功例を紹介しました。でも、真の学びは失敗の中にあります。後学となるようわたしの残念な経験をお伝えし、何をすべきだったか振り返ります。

 

《舞台背景》

舞台は古都ブザンソンの伝統ある仏語学校CLA、季節は夏、欧州中の学生が休暇を兼ねて何百人も集まっている中、わたしは少数派の社会人として通っていました。

「ひと夏の体験」を求めるお子さまもいたけれど、休暇先として語学学校を選ぶだけあって多くは思いのほか真面目。なのでグループ分けで学生の中に一人放り込まれても、企業派遣の社会人はそれなりにリスペクトされ、普通に溶け込めました。

 

《超絶美女がお茶ともだち》

授業も二週目に入ると、決まった相手と出かけるようになります。わたしはなぜか、ダイアン・クルーガー似の超絶美人なドイツ人女子大生と定期的にお茶をするようになっていました。クラスは別、午後の選択授業も別、お日さまの下の屋外プールで過ごすわたしと夜中のパーティーが生きがいのダイアン、重なるところが見当たらないけれど、黄昏時にエアポケットのような空き時間があるという点だけ共通してました。プールから上がってひと休みするタイミングとパーティー前の時間調整が一致していたのです。

ダイアンはいつも夜に備えた小洒落た装い、一人で居ると声をかけられまくって煩わしいというのがわたしとお茶をしていた理由だったはず。そうとは分かっていても、これだけの美人を連れ歩く機会は貴重なので、いつもお付き合いしていました。

 

《ノーマークの女の子》

時は過ぎ、あっという間に前期最終週が到来。前後期(7~8月)通して受講するのは語学習得に真面目な人間に限られ、休暇ついでの学生は、7月だけ、あるいは8月だけの参加がほとんど。だから学期の終わりはに❝次どうする?❞というお別れを兼ねた挨拶があちこちで交わされることになります。

わたしは通しだったのですが、後期の始めをお休みして某所に小旅行を計画していました。出発直前の最後の選択授業でその話をしたところ、まったくノーマークだった女の子から❝アタシも行きたかったのに!❞と話しかけられてびっくり。

そういえばしばらく前、❝お金があったらどこ行く❞という学生の会話に某所に行く旨を答えたら、その子から❝アタシそこ気になる!❞と返されたことを思い出しました。聞き流したものの、まさか本気で行きたがっていたとは。。。

 

《ターゲットを見誤っていた》

ノーマーク女子もドイツ人女子大生、身長は160cmちょい、髪の色は濃いめ、瞳の大きな垂れ目系で、顔立ちも全体的に丸く、アングロ・サクソンのステレオタイプからは外れている感じ。でも改めて見るとかわいい。超絶美女が近くにいたから見落としていたけれど、この子が一人で来日したら絶対に目を惹く。

ダイアンがどれほど美人でも、わたしの立場は日曜版のクロスワード。暇つぶしが終わったら丸めてゴミ箱にポイッされるだけ。お泊まりを一緒にする女の子が良いに決まっています。クラスで旅行の話をした直後に、航空券とリゾートホテルを餌にしてお誘いをかけるべきでした。

 

《失敗の原因》

反省点は2つ。一つは、超絶美女と過ごす黄昏カフェがあまりにも心地よいルーチンで、舞い上がってしまい、周りが見えなくなっていたこと。いま考えると、前回までに紹介したパパ活上級者のテキサスもアブダビさん、分け隔て無くみんなと付き合っていたのは、博愛主義でも何でもなく、最適ターゲットを探していただけなのかも。

もう一つは、ノーマーク女子がいつも友だちと一緒で、割りこむ隙がないと思っていたこと。でも語学学校はたまたま連れだって来ただけであり、前期が終わったらお連れさんはすぐ帰るので、最初から別行動する予定だったそうです。もっと早く知っていたら行動に移せたのに。。。

 

《失敗から学ぶパパ活》

失敗から学んだのは、日常に落ち着いてはいけないということです。夏の語学学校が一瞬の出来事であるように、パパ活も中高年が老年に足を踏み入れるまでの刹那的な営み。限りある時間をより有効に楽しむため、ルーチンの罠は避けなければなりません。

ユニバースのアンケートでは「パパ活でお付き合いしている女性の数は一人」の割合がもっとも多かったですけど、これは複数を比較した結果の一人なのでしょうか。たまたま最初に出会った女性が無難だったのでそのままルーチン、というのは時間を無駄にしている可能性もあり、二人三人と会ってから長くお付き合いする女性を選ぶのが理想な気がします。

 

そして、見た目よりも(ベッドも含めた)感性の相性で選ぶこと。特に、一緒に旅行することを前提とした場合、感性が合わない女性だと疲れてしまうから。

感性だけはオンラインで確認する術がなく、なるべく多くの女性と実際に会わなければなりません。人生の中でパパ活を楽しめる期間が限られているからこそ、気が済むまでトライ&エラーを繰り返す、これが失敗から学んだことです。

「語学学校でパパ活する人たち」はこれでお終いです。最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。

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