初の活動目的での出張

「新潟美人」

　私の経験から言って新潟は美人の里であることは間違いない。いろいろ新潟出身者と出会ってきたが、美人出現率は突出して高い。その経験から第5回のデートは新潟に狙いを定めたのだった。

　前回、初めての失敗をした私ではあったが、こんな事情で気を取り直して今度は北陸の地、新潟に向かった。しかも今回は仕事は全く関係なく活動しにわざわざ新潟入りした。どんな結果になったのか実録していく。

今回のお相手

• 名前：真中子（仮名）
• クラス：Gold
• 交際タイプ：C
• デート回数：1回目
• 職業：学生
• 年齢：20代前半

デートまでの経緯

何のためにここ（新潟）まで来たのか？

　完全に「新潟美人」に出会うためだ。

　クラブがわざわざ支店を作るくらいなのだからかなり期待が持てるだろうと勝手に想像してこの新潟行きを決めてしまった。今回は出張のついででも何でもなく、わざわざ「新潟美人に出会う旅」を決めたのだった。

どのように探したのか？

　前回の名古屋同様、新潟で相手を探してみるのだがやはりSTANDARDでは良い人がいない。今回は、この為だけに関東から交通費をかけてわざわざ会いに行くわけなので、誰でも良いというわけではない。そんな中、GOLDクラスを検索してみると、是非会ってみたいと思える新潟美人を発見。ちょうど名古屋と同タイミングだったこともあり、クラスアップの決断は一瞬だった。

事前準備

　さて、オファーをしたものの、土地勘が全くない新潟なので店を探すのも困難。ましてやコロナ禍のご時世開いているのかどうかすら怪しい。よって、今回も無難にプラチナグルメを利用。お店の詳細については下記を参照。

どんなデートだったか

　新潟は関東から近いようで遠い。新幹線に乗っても意外と時間がかかると実感。東京から2時間なのだが、大宮辺りから新幹線を拾おうとするとなかなか難しい。

　結局ギリギリの到着となり、ホテルに入る前に店に行かなくてはならなくなった。真中子は先に店に入っていた。お待たせしてスミマセンと型どおりの挨拶をしてデートが始まる。「私が先に店に入ったので電話しませんでした」とのこと。それはそれで良いのだが、全てがそんな感じで、真中子はCタイプとは思えないくらい警戒心がかなり強めの女子でとにかく自分の情報は出さないというスタンスだ。

　名前を聞いても、「それはちょっと。。。」

　確かに実名を言わない女子は多いのだが、明らかに警戒している感が強い。

　そして、今から思えばこれが失敗の遠因なのだが、やはりテーブル席は距離が遠い。そして個室だったこともあり沈黙が際立つというか。。。いかんせん距離が縮まらない。相手に話させようと話題を振るのだが、相手の返しもこっちの反応もイマイチで結局個室にくらい沈黙が流れる、何ともつまらないデートになってしまった。

　開始から1時間、必死に頑張ってみたものの空振りが続くこの流れに私は焦りを感じていた。このままでは絶対にその先はない。自分が逆だったら絶対に変えるだろうなと思いながら。。。ただ、どうすれば良いのか？決定的な解決策を見いだせないまま時が過ぎた。

開始から1時間半が過ぎただろうか。状況は変わらない。席がカウンターならやりようもあるのだが、やはりテーブル席は距離が遠い。もはや半分諦めに入った私はヤケクソで自分の話をすることにした。セオリーとしてやってはいけない自分話だが、真中子に聞くこともネタももう尽きてしまったし、正直、人にあまり興味が無いので、これ以上相手の話から膨らますことは無理と判断した。ところが、たまにはセオリー無視もやってみるもので、真中子が興味を持って話を聞いてくれた。こういうこともあるんだなと実感。徐々に我々の会話も盛り上がってきた。相乗効果として警戒心の強かった真中子も徐々に自分の話をするようになってくれた。

　その中で出てきたのが、友人が麻薬中毒にさせられたようで、警察沙汰になり自分にも事情聴取などがされるらしいという話が出てきた。その時は何気なしに聞いていたのだが、これが後でこの失敗の原因となってしまうのだった。

し仕方ない。そこはこっちが頑張らないと。と何とか緊張をほぐそうと試みるのであった。

どんな感じだったか

　今回も前回のへな子に近い雰囲気がある。お相手女性は良い子なのだがいかんせん会話が盛り上がらない。話題を振ってもキャッチボールにならず、返球がない、もしくは再返球しようのない内容しか返ってこない。例えば

「ネイル可愛いね」

「そうですか、ありがとうございます」

　こんな感じだ。全てがこんな感じなので、正直つまらない。私はわざわざ新潟まで来ている訳だし、半分ヤケクソで開き直って自分の話をすることにした。すると彼女が楽しそうに私の話を聞いているではないか。時折彼女から質問が入ってきたりする場面も！

　女性に接するセオリーとして、一般的に自分の話はあまりしないほうが良いと言われる。しかし前回といい、今回といい相手に話してもらおうと聞き役に徹していた訳だが、それで会話が盛り上がらない場合には、自分から積極的に話してしまうというやり方もあるのかなと感じた。

さて、食事の終わりになって

　　序盤はヒドかったが、終盤はその失点を取り返せるくらい頑張った。場もかなり盛り上がり真中子とも笑顔で打ち解けられるようになった。最初の警戒感は確実に薄らいでいるように感じたのと、何よりせっかく新潟まで来たのだ。結果はどうあれ誘うべきだろう。

　「このあと時間ある？」

　「えー。でも少しだけなら」

　何と！これは行けるのでは？と期待させる返事。ただ、大学の集まりがあるので本当にあと1時間程度とのこと。慌ててホテルに移動するためタクシーに乗り込むが、真中子の足取りには迷いが。嫌な予感はしつつも何とかタクシーに乗り込み部屋へ。

　「最初に、お金の話をしたほうが良いよね？」

と、条件を聞くと

　「実は、友だちの麻薬騒ぎでそういう気分になれなくて。今回も実はオファー受けちゃったから断るのも悪いしって感じで会ったんです。そして退会する予定です。」

とのこと。。。

　どういうことだ？理解するまでに少し時間を要した。どうやら彼女はかなり断るのが苦手なタイプのようだ。今、この場では明確にNOと言っているにもかかわらず。。。

　そう言われると私の盛り上がった気分も一気に消沈してしまうのだった。そして駅で見送ったその背中が彼女を見た最後の姿になった。

今回の反省

• セオリー無視もたまには必要
• わざわざ会いに行くのは、やはりリスクが高い
• 事前に知っておくべき情報は伝えるべきだし、仕入れるべき（これを機に退会を考えている人はオファーを断ってほしいとコメントで伝えるようにした）
• やはり座席はカウンターにすべき

今回のお店

• しゃぶ禅 和楽 新潟店
• 新潟県新潟市中央区弁天1-2-4 ホテルグローバルビュー新潟2F
• URL：https://www.shabuzen.jp/niigata/

　新潟駅のほぼ目の前で立地は抜群。地元村上牛が美味しく頂けるしゃぶしゃぶ、すき焼きのお店。チェーン店だが味も悪くない。個室もあり落ち着いて食事を楽しめる。のだが、やはりカウンター席がほしい。しゃぶしゃぶの店なので当然二人の間に鍋が入るため、通常のテーブル以上に距離を感じてしまう。今回は残念ながら、テーブルでもカウンターでも関係なく成功は無かったのだが、成否の境界線にいた場合、絶対にカウンター席のほうが仲良くなれるので、その一点だけが残念だ。ただ、カウンター席のしゃぶしゃぶ店は確かにあまり見たことが無いかもしれない。。。。