恋愛ワクチン 第六十話 檻
由紀ちゃんは、ユニバースでオファーした交際タイプCのOLさん。
20代前半。
写真は3回目のデートのときのスナップ。
コラム記事への使用はもちろん本人の了解を得ている。
由紀ちゃん、大型犬用のケージに入れて拘束されている。
黒のストッキングとブラは自前。
南京錠付きの貞操帯姿だが、膣には無線で遠隔操作の出来るローターが入っていて振動中。
このケージ、ぎりぎり大人の男がもうひとり、女の子に覆いかぶさるように中に入ることが出来るので、正常位でドッキング可能だ。
場所は某ハプニングバー。
これから、お店の常連の男たち数名で、この娘を輪姦そうという趣向である。
これはマックさんの性癖ではない。
由紀ちゃんのリクエストだ。
昔から輪姦されてみたいという願望があったそうだ。
あと、踏みつけられたい、檻に入れられたい。
初回デートのセックスのあとのピロートークでそんな秘密を聞いた。
それならハプバーの常連さんたちに協力してもらえばいい。
由紀ちゃんには遠距離恋愛の彼氏がいる。
真面目で固く、付き合うからには結婚前提。
多分、セックスも正常位だろう。
そんな彼氏に、こんな性癖を打ち明けられない。
ところで、由紀ちゃん、ハプバーには行ったことがない。
なので、二回目デートで、まずはどんなところか教えるために連れて行った。
その日は10人くらいいただろうか。
やや男性客が多いが単独女性客もちらほら。
マックさんはもう一人、フェラが三度のご飯よりも好き(ほんとです)という別のOLさんを連れて行ったので、その子にフェラさせながら、居合わせた別の客と談笑していた。
ふと隣を見ると、由紀ちゃん涙目である。
マックさん「あれ?由紀ちゃんどうしたの?」
由紀ちゃん「うーん・・あたし、こういうの駄目かもしれない・・」
マックさん「そうなの?だけど、輪姦されたいなら、多人数の雰囲気にまず慣れなきゃ」
由紀ちゃん「そいうじゃないの。男の人は何人いてもいいんだけど、他の女の人がいると駄目みたい」
ああ、そういうことか。
輪姦願望というよりは、複数の男性を独占して楽しみたいっていう、欲張りさんなのね。
困ったなあ。
ハプバーっていうのは、人類皆きょうだい、っていう博愛主義者が集まる場所だ。
以前、別の可愛い子を連れて行ったことがある。
その子がはちゃけて遊んだ後に、相手をつとめた若い男性が二人マックさんのそばに寄ってきた。
「マックさん、今日はありがとうございます。僕たち、男も女もいけるんで、よかったらマックさんの、しゃぶりましょうか?」
そう申し出てくれたくらい見境のない博愛主義者たちだ。
由紀ちゃん、はっきり言って可愛い。
美人にもいろいろあるが、丸顔で目がぱっちりと大きい、万人受けする系の美人だ。
地下アイドルくらいなら出来そう。
マックさんは、ハプバーのマスターと相談した。
このままで終わるには惜しい。
それに、檻はすでにマックさんが手配して、amazonからハプバーへの配送待ちなのだ。
由紀ちゃんがプレイできないとなると、無駄になってしまう。
マスター「わかりました。なんとかしましょう」
マスターの好意で、一日だけ、女性のお客さんにご遠慮いただくことにした。
由紀ちゃんデーである。
そして当日。
マックさんはまずはラブホで由紀ちゃんとHした。
そのあと、膣にローターを入れて、その上から南京錠付きの貞操帯を締めた状態で、タクシーにてハプバーへ移動。
その間、マックさんが、リモコンでローターのオンオフを繰り返して前戯。
ふらふらになった由紀ちゃんを檻に入れて撮った記念写真がこれである。
以上、写真の解説でした。
さて、由紀ちゃん、性癖もさることながら、愛情の求め方にも独特な濃厚さがある。
父の日にラインが来た。
私は「パパ」だから父の日のプレゼントをくれるという。
何かなと開けてみたら、「由紀ちゃんスタンプ」の詰め合わせだった。
まあ、ご覧ください。
うーん、とにかく自分を見て欲しい、愛情を注いで欲しいのね。
可愛いよ、由紀ちゃん。
だけど、ちょっと面倒くせーぞ、由紀ちゃん(笑)。
基本的には賢い娘だ。
持続化給付金も、由紀ちゃんが教えてくれた。
マックさん、個人事業のほうでも申請が出来ることに気が付いていなかった。
いわば、100万円の恩義がある。
使える娘である。それなりに(笑)大事にしよう。
それにしても、パプバーの檻の輪姦ごっこは、毎回由紀ちゃん貸し切りでは迷惑がかかる。
マックさん「由紀ちゃん、これで二回、『由紀ちゃんデー』やったけど、これからもずっと貸し切りってわけにはいかないよ」
由紀ちゃん「解ってる(汗)。ゆきちゃん頑張る」
その後は、「恋愛ワクチン第五十八話」の後半部分をお読みください。
巨根男性とHする間、マックさんが手を握ってあげてた子。
このOLさんが由紀ちゃんです。
本文中で「ある問題の克服のためにハプバーに来ている」と書きましたが、それは、他の女性客もいる普通の日のハプバーに行って、雰囲気に慣れよう、ということでした。
すみません、今回の記事は、教訓も何もないです。
ただの由紀ちゃん(とマックさん)の変態話でした(笑)
どこまで続くのかな?この関係。
たぶん、マックさんが疲れて由紀ちゃんのペースに追いつけなくなるまでは続きそうな気がします。