暴走! 国民的アイドルに中出し 第1話
皆さんお元気ですか! 迷走煩悩こと蛇の目です!
前シリーズ「グラビアアイドル性交への道」へ、多くのコメント・激励をいただき、誠にありがとうございます。その中でも、皆さまの関心の高かったのが「国民的アイドルグループ」の件です。グラビアアイドル性交への道 その6やコメント内でもお話をさせていただきましたが、情報が中途半端であることが返って興味を惹きつけてしまったようです。
芸能界の巨大ブラックホールであり、最大のタブーであるあの事務所。その情報については「時効がないのではないか?」等々、いろいろ考えました。
結果、話を振ったのは蛇の目本人であり、その責任をまっとうする立場にあると覚悟を決め、お会いした中から、J子ちゃんについてお話をさせていただこうと思います。
なんか格好良く言いましたけど、実際は「いいや言っちゃえ!」って感じです(笑)
今シリーズは、題して「暴走! 国民的アイドルに中出し」です。
長くなりますので、以下の5話に渡ってご報告したいと思います。
第1話:再登場H氏・○K○J子ちゃんとの出会い
第2話:起死回生・J子ちゃんの驚愕な一言
第3話:J子ちゃんのマンションは歌舞伎町?
第4話:会いたかったーイェイ! J子ちゃん開発計画
第5話:国民的アイドルがお持ち帰り(完結)
今回も一応申し上げておきます。この物語はフィクションであり実在の人物団体とは一切関係ありません。仮に現実と似てるような部分があったとしても、それは皆さまのご想像の中でのこととなります。
では、早速本題に。
H氏:
「蛇の目さん、大物が出ましたよ! とびきりの」
グラビアアイドル性交への道 その4で登場した、自称人材派遣会社の社長H氏から連絡がありました。丁寧な言葉使いの向こう側でまたニヤニヤ笑ってる顔が浮かびます。H氏は以前、格安でY字バランスのグラビアアイドル実花ちゃんを紹介してくれたのですが、事前にメンヘラであるとの注意事項を伝えてくれず、パパになったつもりが見事に逃げられたという苦い思い出があります。
蛇の目:
「大物ですか!? 誰です? またメンヘラじゃないですよね」
H氏:
「またまたそんなことを、勘弁してくださいよ、メンヘラじゃないです! でもちょっと高いかな~、○K○のレギュラーメンバーJ子ちゃんです! 卒業しちゃってタレント活動してるみたいです。卒業して3か月ですよ、3か月!」
蛇の目:
「あのグループのこと全然わからないんですよ。全員顔が同じに見えちゃって……。写真送ってもらえませんか?」
H氏:
「はいはい、今送りますね、気に入ったら連絡ください!」
数分もしないうちに、写真5枚ほどとプロフィールが送られてきました。ひとりで写ってる写真とグループの写真。
なるほど可愛い……。結構売れているんだな。年は20歳か、若いな。しかしそこは基本ロリコン蛇の目、もちろんH氏へコールバックしました。
H氏:
「かかってくると思いました! まだ数人にしか声かけてないんです。蛇の目さん一番乗りしますか? かっかっかっ!」
蛇の目:
「○K○に一番乗りですか、いいですね! でも予算どれくらいですか?」
H氏:
「ちょっと高くて紹介料30万円です。でも蛇の目さんだから25万円でいいですよ!」
あんま変わらんじゃん。いくらこの前まで○K○だったからって高すぎ。どうするかな……。
H氏:
「ベッドの上で○K○のコスプレさせるとかどうです?(笑)」
ムラムラムラ……コスプレに反応してしまった蛇の目です。特にコスプレ好きというわけではなかったのですが、たまたま見た写真が20人余りの○K○ミニスカ集団の1枚で、伸びる生足の大群に魅了されてしまった次第です。
ということで、初乗りを目指してH氏にセッティング依頼。
ところがJ子ちゃん、当時かなり有名だったこともあり、待合わせにはH社長とJ子ちゃんの付添いが同席して4人で打合せに見えるように演出するとのこと。何かややこしいなぁ……。
翌週、某ホテルのイタリアンでH社長と合流、J子ちゃんたちを待っております。
H氏:
「J子ちゃん○K○で厳しく言われたのか、凄く礼儀正しいですよ。あとご家庭が立派で育ちのよさを感じますね~。お父様は○○(某有名メディア)の重役さんだって言ってました。かっかっかっ!」
H氏はビンテージワインをハイピッチで飲みながら、ひとりご機嫌です(こいつ、人の財布だと思って高いワインをがぶ飲みしやがって。俺は試合前であんまり飲めないとわかってるのかまったく。ブツブツ……)。
H氏の電話が ピロピロピロ!
H氏:
「あ、お世話さまで~す。今どこですか? あーそこは1階だからエレベーター乗って……。僕がレストランの入口まで迎えに出ます」
J子ちゃん一行が到着したようです。しばらくするとH氏がJ子ちゃんと付き添いの人を連れて来ました。取りあえずご挨拶を。
蛇の目:
「お忙しいところをありがとうございます。蛇の目です」
H氏:
「あ、こちらJ子ちゃん、それとマネージャーのQさん」
(え? マネージャー? マネージャーが交際に来るのか?)
J子:
「初めまして! ○○です!」
(あ、苗字のほうですか)
J子ちゃんとQ氏が加わり食事が始まりました。J子ちゃんは夜なのにサングラス、それ逆に目立たないか? あんまり話さないQ氏はビールを飲みながら相槌を打つだけです。何か怪しい雰囲気だなぁ。
でもJ子ちゃん、H氏の言ったとおりちゃんとご挨拶のできる礼儀正しい美少女です。25万円の価値あったなー、とトイレで期待感に浸っております。
食事も終わり、チャレンジタイム! と言いたいのですが、Q氏は帰ったもののH氏は残ってまだワイン飲んでます(何なんだよなーまったく)。
するとJ子ちゃんがトイレに立ちました。すかさずH氏が小声で囁きます。
H氏:
「人目があるので万が一のため部屋の前まで一緒に伺っていいですか?」
蛇の目:
「え、だって本人の意思まだ確認してないじゃないですか?」
H氏:
「蛇の目さん紳士なんでOKらしいです。でも今日交際デビューなんで心配だから部屋の前まで来て欲しいと言っています」
蛇の目:
「お小遣いの話もまだ……」
H氏:
「大丈夫です! ちゃんと本人には言ってありますから。あと電車終わっちゃったらタクシー代を出してあげてください(人差し指を立ててます)。かかか!」
いつの間に……。OKの親指じゃなく、中指を立ててやろうか!
いや、落ち着かなくては。
蛇の目:
「わかりました、じゃチェックインしてきますね」
ということでチェックインをしようとしたら、空いているのはセミスイートとレギュラーのツインしかないと。うーん○K○の子にレギュラーツインはなぁ……。しゃーない、セミスイートにするかー。
フロントのお姉さん:
「おひとりさまですか? 税込みで1○万○千円になります」
げっ! マジかよっ! とほほ気分の蛇の目ですがクレジットカードを出して宿泊表にサインを。
フロントのお姉さん:
「チェックアウトは12時です。朝食は1階の○○。朝刊は何にいたしますか?」
蛇の目:
「(あーもうウルサ)じゃ日刊スポーツをお願い!」
フロントのお姉さん:
「?……はい、ご用意させていただきます」
無理言ってみたけど、さすが一流ホテルのセミスイート!
と、フロントのお姉さんと遊んでいる場合ではありません! ルームキーをもらってレストランへダッシュで戻ります。なんと、H氏はJ子ちゃんの隣に座ってお話しているじゃないですか。
蛇の目:
「戻りましたー!」
H氏:
「じゃあ、出ましょうか! J子ちゃん蛇の目さんにご挨拶して」
J子:
「美味しかったです、ご馳走さまでした」
H氏:
「僕もご馳走さまでした」
(あ、やっぱりこいつ! )
仕方なく今チェックインしたルーム番号を伝え、部屋付けにしました。
J子、H氏、蛇の目の3人で宿泊者用エレベーターに向かっております。フロント前を通過するとき、先ほど担当してくれたお姉さんがいぶかしげにこっちを見ております。そりゃそうだよな。ひとり宿泊って言ってた奴が3人でロビーを闊歩してるんだから。
というか、ほかに誰も客いないし早く帰れよな。
ルームキーでピッ! エレベーターの最上階のランプが点灯。
H氏:
「お、最上階ですか? もしかしてスイートとか!」
蛇の目:
「セミスイートです」
H氏:
「わお! ほらJ子ちゃん、蛇の目さんってお金持ちでしょ!」
また余計なことを……。で、結局部屋の前まで付いてきました。
キーを開けてJ子ちゃんを先に部屋に入れて……。さてH氏にはさっさと帰ってもらわないと。
蛇の目:
「Hさんありがとうございました。じゃここで」
H氏:
「ちょこっと部屋の中見てもいいですか? ここのセミスイートなんて来ることないんで」
蛇の目が返事をする前にJ子ちゃんに続いて部屋に入ってしまいました。
(何なんだよまったく)
H氏:
「こりゃ凄いですね! あ、シンクがふたつある」
バスルームまで覗き始め長居しそうな雰囲気を出してきたので、もう追い払うしかありません。
蛇の目:
「なんだったらHさんも泊まってきますかー? あ、でもエキストラベッド頼まないとな。さすがに部屋代は割り勘でいいですよね?」
H氏:
「え? あ、いやもうお暇します。お邪魔しました! 頑張ってください! かっかっかっ!」
交際デビューの子を前に頑張ってくださいとか、何言ってんだよ……。
ということで、やっとJ子ちゃんとふたりっきりになれました。あー、シンドっ!
蛇の目:
「バタバタしちゃってごめんね、何か飲む?」
J子:
「あ、はい。じゃあお水をいただきます」
冷蔵庫からevianのボトルを取り出しJ子ちゃんに手渡します。ふたりっきりになって明らかに緊張しているみたいです、何か可愛いな(笑)。 今日交際デビューで超緊張している子に襲いかかることはしない紳士蛇の目です! ○K○というレアな出物なので、いろいろ聞いてみるかなー。ソファーにちょこんと腰かけてひたすら水を口にするJ子ちゃん、可愛い。
蛇の目:
「緊張かな?(笑)」
J子:
「あ、はい結構緊張してます。ごめんなさい」
蛇の目:
「謝らないでねー。エージェントとおして会うのって初めて?」
J子:
「あ、はい、初めてです。先週お話があって」
本当に礼儀正しいいい子ですね! 完璧な敬語を使って一生懸命お返事してくれます。
で、ここでひとつ蛇の目からポイントを。
通常でしたら女の子に「交際クラブ」「クラブ」などの表現を使うのは構いませんが、芸能系の経験が浅そうな子には念のため「エージェント」という言葉を使います。
理由としては、
1.風俗的なイメージを払拭するため。
2.女の子に交際クラブだと伝わっていないことがあるため。
3.交際クラブへ話を繋ぐスカウトのことをエージェントと称することがあるため。
枕営業でたとえると、「エージェントから依頼があったからクライアントのところへ接待に行ってきて」といった感じでしょうか。
蛇の目:
「お話はさっきのマネージャーさんから?」
J子:
「え? Qさんはマネージャーじゃないですよ。うちの事務所に出入りしている別のプロダクションの方です」
やっぱり、マネージャーが交際に連れてくるわけないよな。あっち側のエージェントか? クソ、俺の面通しに来たのか? これは相当慎重になってるな。
蛇の目:
「どんな人が来るかと思った?」
J子:
「聞いていたお話は、40歳過ぎで凄く優しい方だって。もっとお父さんに近い感じの人かなって想像していました」
蛇の目:
「お父さんか(笑)お父さんいくつなのかな? で、どう? お父さんみたい?」
J子:
「全然そんなことないです! 父はもっと白髪で太っています(笑)今年51歳でもう老人です。蛇の目さんはおいくつなんですか?」
う、51歳は老人……。蛇の目は若干年下(当時)だけど髪アッシュに染めてるし、ファッションも若作りしてましたけど、老人という言葉にビビってしまいました。
確かに40歳は初老と言いますが、「老人」と言われたらショックです。
蛇の目:
「い、いくつに見える?」
J子:
「うーん、42歳くらいですか?」
蛇の目:
「う、うん。それくらいってことで」
J子:
「えー本当は何歳なんですかー?」
そんなの絶対言わないもんね。お父さんと同世代なんて……。
何だかんだ和やかなムードになってきました。いい感じで乗っかれそうです。J子ちゃん、あのグループでレギュラーだけあって笑った顔が超可愛いし清楚感抜群です。
しかし、このJ子ちゃんからあっと驚くような言葉が出てくるのです。劣勢に追い込まれた蛇の目は大逆転するのか……。
次回「第2話:起死回生・J子ちゃんの驚愕な一言」をお楽しみに!
迷走煩悩こと蛇の目でした。