パパ活ポレポレ Vol.2 「ご縁と引き」

交際クラブ歴4年を超し、北新地クラブ活動30年になると、様々な場面に遭遇してしまう。

ご縁というべきものなのか引きがあるということなのか、それともたまたまの偶然なのか。

そんなことを言っていると女性会員も男性会員も腰が引けてしまうかもしれませんが、そんな意味でこのコラムを書き綴るのではなく、

「縁は異なもの味なもの」

「It’s a small world」

「世界は一家、人類は皆兄弟」

ということをしみじみ感じているということをリアル話でお伝えしたい。

そして、交際クラブやパパ活という造語で何となく

「正当化された割り切り感」

をポジティブに受け入れているが、実際のところは人と人である。

出会いのきっかけや双方の活動に対する動機はそれぞれあるにせよ、出会った瞬間からはプロフィール画面で想像していた感情とは違う何かが生まれ醸成されていく。

どこかの知事さんや警察官さん、学校の先生や国会議員さんのように大きな問題を結果論として引き起こしてしまう方々は、そこに対するイマジネーションが薄いどころか全くないのだろうと推察する。

私はクラブで出会った方に、その後全く違った場面でしかもかなりの近距離で不意の再会をしたことがある。


・キャバクラでヘルプに付いてくださったAちゃん
・大丸梅田店でエレベーターを待っているときにばったり会ったBちゃん
・病院でばったり会った看護師Cちゃん
・秋のイチョウ並木の大阪市役所前でばったり会ったDちゃん
・北新地本通りですれ違い様にお互い気づいたEちゃん


お互い、一緒にいる時間を大切に過ごした二人だった。

そして「take & give」ではなく「give & take」が普通の感覚であった。

その感覚が再会した時に笑顔で、とっても古い知り合いのごとく、過去を振り返ることなく、今と未来のお話が出来たと考える。

お手当については話し合ったことのない、無理を言われたことも無い、そして無理も言ったことも無い間柄だったと思う。

「限りある時間を最高な気持ちで過ごしたい。」

「片務的なものではなくお互いの精神が美しくなれる時間にしたい」

という価値観が一致していたように思う。

だからこそ、お会いする前からもお会いして時が過ぎた後にも「良きご縁」となり、「お互いを引きあう何か」があったのだろう。

要は当たり前の話ではあるが男性側からはいつ何時どのような場面で誰と一緒の時でも、顔を伏せて歩かなければならないようなことはしてはいけないし、お互いニコりと会釈の一つでも出来る人と人とのお付き合いをさせていただきたいものだと考えている。

これが良いか悪いかは人それぞれの価値観によるが、わざわざ遠方から当地の

「観光を一緒にしたい。」

「きっと楽しいと思うから」

とお訪ねしてくださった女性が何人かいらっしゃいます。

両手いっぱいにお土産をもってニコニコと新幹線を降りてこられたときの感情は青春そのものでした。

ドン・キホーテ
 

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