「半年間でオファーデート30回、プラチナBタイプの攻略」〜お付き合いが始まるまで〜
前回は初デートの待ち合わせ時間に遅れてしまい、汗を拭きつつ「遅れてすみません!」と言ったところ、夜景の見える窓側に向かって座っていた女性が振りかえると、そこにはニッコリ微笑んだショートカットの白石麻衣似が居ました。
という話の続きです。
白石麻衣みたいな美人な素人に出会えるわけないと思うでしょうが私には本当にそう見えたので、この話の中では「まいやん」とします。
半年間でオファーデート30回というのを聞いたのは数回デートを重ねてからなんですが、驚異的なハイペースだと思います。
ちなみに、ユニバースが公開しているデータを参考にしてみると「年代別オファー平均数」というのがあります。
資料によると30歳台前半の平均は2.95回、約3回です。
さらに、全オファーをもらってるなかで、交際タイプBは39.1%となってます。
つまり、タイプBでは約60%の女性がオファーは来ないのです。
私の選んだ「まいやん」はユニバース登録女性の中でもトップクラスであり、地域の登録女性数百人の中でも間違いなくトップクラスの人気嬢だったのです。
オファー数とはそもそも男性側の好みのルックスがありますが、他にもタイプ別、年齢別、クラス別など複雑な要素によって決まると思われます。
それはあたかもアダム=スミスが提唱した「神の見えざる手」によって決定される不思議な現象で誰も予想する事は出来ません。
「まいやん」をオファーした時の私は初めてクラブを通じてセッティングしてもらった女性なので、まさか最初からラスボス的な強者を指名してしまったとはこれっぽっちも思っていませんでした。
だから、交際タイプBの付き合い方を額面通りに受け取ったクラブ活動初心者の私は2回目以降のデートでフィーリングを見てもらい交際に発展するよう努力をしなければいけないと思っていました。
2回目以降なのでその先、何回目なら答えがもらえるのか?
そもそも答えとは何なのかと考えておりました。
(ほとんどは大人な関係になる事だと思いますが…)
ちなみに最近のユニバースの紹介動画ではその辺の男性の声を反映して「10回.20回もデートを重ねてではない判断できない…だと諦めてしまう方もいると思うのですが…だいたい何回くらいで…」みたいに聞いてくれてます。
とても参考になります。
さて、美人の「まいやん」と美味しい食事とお酒を飲んで楽しい時を過ごすだけでも日常生活にはない事なので舞い上がってました。
今まで女性との食事といえば、お水関係の女性との同伴ばかりで、それはそれで楽しいのですが、女性側にとってはそのあとお店に行って高額な請求をすることが目的なので、まあ、それなりにお金を持っていれば「素敵」「カッコいい」など男心をくすぐる様な言葉を息を吐く様に言ってくれます。
この言葉に勘違いした小金持ちのオヤジが世に氾濫しています。
しかし、素人さんは嫌な人と我慢してまで、付き合う必要はなく、女性側に下心がない人とデートプランを考え、お店探しをして、予約して、純粋に食事を楽しむことがこんなにも楽しのだと感動しておりました。
また、素人さんなので、気に入ってもらい、次回も会ってもらおうとモテオヤジを目指し、会話を磨き清潔感を失わない様毎回努力するモチベーションにもなりました。
この努力をするということが、ユニバースクラブに入会したメリットのひとつであると思っています。
ともすれば、おっさんなんて、努力を怠れば坂を転げ落ちるように老けていく年齢です。
若くて美人な素人さんと一緒に歩いてもらえる為にはあらゆる努力を惜しんではいけません。
努力の甲斐があったのか、食事だけでなく、毎日の他愛ない内容の数回のライン交換や、ショーの観劇、スクリーンゴルフ、カラオケ、手品ショーなどなど、月に1〜2回程度のデートを4ヶ月程度続けました。
もちろん、毎回交通費程度のお礼はしてましたよ。
こんな付き合い方でも充分楽しいし、ゴール設定を無理矢理、大人な関係に発展することにしなくてもありだなあと思ってたりもしてました。
その日は寒くなってきたので、「まいやん」の大好物でリクエストでもあるカニ鍋を2人で仲良く食べていた時の事です。
まいやん:「私、ユニバース退会したの…」
私:「えっ?それって、どういう事?オファーとかあっても受けられなくなるのでは?」
まいやん:「もう、〇〇さん(私の名前)以外に良い人と出会う事ないとなと思って…」
私:「それって、もしかして…」
まいやん:「そうよ。〇〇さん(私の名前)とだけ。これからもよろしくね。」
平静を装ってましたが、心の中では思いっきりガッツポーズ!してます。
今まで、彼女にオファーした30人もしくは予定が合わなくてオファーしたけど会えなかった多数の紳士さんに勝った瞬間です。
ラスボスの強者を倒しました。
今までの努力が報われたこの瞬間の達成感はハンパないです。
私にとってはゴールです。
登山で言うと山頂に着きました。
この時、まいやんはショートカットだったのですが、私がロングヘアの女性の方が好みだと言ったら、あなた好みになる様に努力すると言ってくれて、本当に伸ばし続けてくれました。
そして、髪の毛が肩甲骨を過ぎるくらいになるまで、お付き合いが続きました。
ますます、白石麻衣に似て行ったのです。
しかし、この成功を糧に飽くなきチャレンジャーとなった私は好みに合う様に髪の毛を伸ばしてくれてるにも関わらず、平行して、別のもっと高い山を求める旅に出たのでした。
その話は、次回に…