A氏がユニバースクラブへの入会を決めるまで ~絶対匿名愛人~

1.職場で愛人はつくれない

A氏の職場は老若問わず女性ばかりだから、周囲に手を出すのは容易ではある。

結構好みの子もいる。

一番の好みは、すごくスレンダーで控えめなシンママである。

しかし、A氏は職場では、脇腹を突いたり肩を揉んだりはあれど、職員のお尻を触ったりすらした事が無く、清廉潔白を貫いている。

セクハラ+パワハラ社長になってしまうからである。

たまに真面目な仕事の話にかこつけて、フレンチを食べに行ったりする程度である。

身バレした不倫の代償は、本邦では不合理に高い。

有責で離婚ともなれば、養育費は大したことがないかもしれないが、結婚後に得た財産の半分が召し上げられる。

独身時代に買ったマンションは自分に残されるが、仮に結婚後手狭になったから~とそのマンションを売り、新たな部屋を買い直したりしていたら、物件の半分は妻のものになるのである。

そんなバカな、である。

おまけに、可愛い盛りの子どもは、ほぼ妻が連れて行ってしまう。
どれだけ悪妻であってもダメ。

結婚相手は慎重に選ぶべきであった。間近に結婚を考えている男性に対しては声を大にして言いたい。

「よく考えて」

話が逸れてしまった。
 

2.絶対匿名愛人

A氏にはかねてから「絶対匿名で愛人を作りたい」という夢があった。

相手が誰だか分からないという意味ではない。
自分の氏名・身分を完全に秘匿したままの状態で、妻以外の継続的な恋愛対象がほしいと考えていたのである。

意外に、絶対匿名というのは難しい。

出会い系アプリを使えば、絶対匿名は可能ではあるが、良物件探しに手間がかかりすぎるのと、18才未満リスクがある。

ラウンジなどで誰かの紹介を受ければ、通常仲介者は自分が誰だかを知っている。

少なくとも、携帯電話番号くらいは伝えるので、然るべきルートで同定可能である。

お水的なお店での出会いは、通常身分を明かすことになる。
これらの方を愛人にするとしたら、強い信頼関係を構築し、口の堅い女性を探さなければならない。

しかし、人の気持ちがどう変わるかはわからない。
他人の行動をコントロールするのは困難である。
つつもたせリスクもある。

遊びに対して、自分の社会的生命をリスクに晒すのは馬鹿げている。

結論としては、交際クラブをワンクッションとして利用することが、女性に対する絶対匿名が可能になる数少ない方法だということである。
 

3.超高級交際クラブは除外

A氏はネットをポチポチやり、いくつかの交際クラブを比較した。

飛び抜けて高額なクラブは除外した。

A氏は、鮨でも日本料理でもキャバクラでも、飛び抜けて高額な価格設定をしているものは、一流ではないと考えている。

卑近な例ではデリバリーヘルスである。

A氏は出張先で満を持して超高級デリバリーヘルスお嬢様を呼んだことがある。

素人を装っていたが、事が終わるとボロが出てきた。ただの勘違いした見た目だけ良い小娘であった。

15万円も支払ったのに、90分のところ80分で帰りやがった。

もとい。つい興奮してしまいました。80分でお帰りになった。

5万のとこよりダメじゃん・・と思った。

次に車を買う時を例に挙げる。

30万円の車と、300万円の車には、手に入れたときの満足度には10倍の差があるかもしれない。
300万円と3000万円となると、5倍程度だろうか。
しかし、3000万円と、3億円となると、手に入れたときの満足度は2倍に満たないのではないだろうか。

A氏は、飛び抜けて高額な価格設定なところには
高い金を支払っている事で、最も良いものを手にしているという根拠の無い裏付けを欲しがる、物の価値が分からない、あぶく銭を得た方々が集まりやすいと考えている。

そのような方々が集まる場所に行っても、真の意味で良いサービスを受けることはできない。

場が荒れているからである。

超一流の価格を示す場所には、一流は示現しない。もしかすると内容は二流である。

お金がないわけじゃ無い(強がり)。お金を出して二流は、気分が悪すぎる。

ちょっと前にSNSで見たのだが、某キャバクラでアルマンド(ラベルがキャバ受けするシャンパーニュ)数本に対して800万円以上を支払っている画像が出回った。

原価の数倍(数十倍)支払う方々というのは、頭一つ抜けた金銭感覚である。
そのような値付けをしている店に、「普通の」客が訪れたときに、普通の客がどのように扱われがちか、少し考えてみればわかることだ。
金を出す事自体に意味を見出す場になっているのだ。

ということで、超高級交際クラブは除外した。
 

4.怪しさがある交際クラブは除外

次に、ホームページから怪しさが少しでも感じられるところは除外した。

「愛人さがし」をする場所である。
申し訳ないが怪しい人間が運営している可能性は高そうである。

自分が怪しい人間だとして、交際クラブを立ち上げようと思ったら、どう動くだろうか。

まず、ヤラセの女性を20人くらい集める。
必要に応じて社員(事務員)として働いてもらう。社員兼、登録者である。
更に、ギャラ飲み業者と契約し、委託契約を結ぶ。

在籍の女性は、200人に水増ししておく。

きれいなホームページを作り、ヤラセの書き込みを作り込む。

多額の入会金をとり、紹介料をとり、実在しない女性の希望があれば予定が合わないと連絡する。

セミプロの女性にデートさせる。

これくらいはやるだろう。

事業をやめる時には、「職場(奥さん)にバラされたくなかったら退会手数料(口止め料)30万円払え。身元は押さえてある。名刺も持っている」みたいな内容を遠回しに電話で伝えるかもしれない(犯罪だから実際にはしない)。

入会金に何十万円も払う客ならば、30万くらいならば高い確率で支払うだろう。

職業でいうと、中央官僚・公務員・教師などであれば、より高い確率で支払いそうだ。

恐妻対策のみならず、交際クラブなどで彼女を作るのは「ちょっとダサイ」し、堅い職場であれば風評がある。

A氏の場合、バラされたらバラされたでも何とかなりそうだが(やっぱりね・・みたいな反応)、後ろ暗いところを内包してのクラブ活動であるから、その中でも怪しさが少なく、「そういうことをしなさそうな」業者を一生懸命選んだ。

結果的に残ったのは、ユニバースクラブであった。
 

5.ユニバースクラブが候補に残る

このクラブは、男性会員の個人情報を完全に守ることが、会社の利益であり、生命線であると考えていると判断した。

A氏が最も重視するポイントである。

参考になったのは「匿名質問箱」や「Q&A」、中でも木田代表のフランクな書き込みであった。事業を営む同じ立場の者として、勝手に親近感も抱いた。女性社員の生の声が多いのも、安心感を誘った。

A氏は、ユニバースクラブの入会を決めた。

入会して分かったのは、男女問わず利用者は、運営会社に対しての匿名性は無いが、出会う相手に対しての匿名性は保たれるという事であった。

すなわち、絶対匿名の愛人を探すことができる。
 

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