恋愛ワクチン 第十二話「クリスマスケーキの作り方」
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びっくりさせたほうが面白い
発端は、マックさんが会っていた女の子の一人が、中学の同窓会で友達と交際クラブの話になって、同じクラブに登録していることが判ってびっくりした、っていう話だった。
「その子、巨乳なんですよ。グラビアアイドルしてるんです。写真見ます?」
「どれどれ・・あ、この子知ってる。会ったことあるよ」
「マジですか??奇遇(笑)」
「面白いから一緒に写メ撮って彼女に送ってみようか?」
「するする(笑)」
マックさん、女の子の携帯でツーショット。もちろん顔だけ。二人とも首から下は裸だけど。
「メッセージは送らなくてもいいの?」
「いいんですよー、こういうのは写真だけでびっくりさせたほうが面白いから(笑)」
グラビアアイドルしてるんです
別の日、別の女の子とマックさん。
「交際クラブしてる女の子って友達にいる?」
「学校にはいないけど、ツイッターで知り合った子と、この間お茶しました。その子巨乳なんですよ。グラビアアイドルしてるんです」
「・・なんか、似たような話最近聞いたな。その子〇〇ちゃん?」
「なんで知ってるんですか?!」
「いやね、実は・・」
「うそーっ、そんなことあるんですねー」
「面白いから今度3人で会おうか?」
「会う会う(笑)」
ということで、リムジンをレンタルして、みんなでパーティーすることにした。
マックさん、ラインのグループアカウントを作って、こう書き込んだ。
「クリスマス近いから、赤いサンタのコスプレで来てください。私はトナカイの帽子かぶっていきます」
合同クリスマスパーティー。
さて当日、友達のウィンさんと、彼が呼んだ女の子3人とで、合同クリスマスパーティー。
女の子たち大はしゃぎ。
マックさんが声掛けした3人の女の子は繋がってるので最初から盛り上がってます。
初対面のほかの子たちもすぐに仲間に加わって、情報交換が飛び交う。マックさんとウィンさん、女子会に参加させてもらってる感じ。
撮影ポイントに到着した。
イルミネーションされたカラフルな街の夜景と長いリムジンを背景に、赤いサンタのの女の子たちは何枚も写真を撮る。
マックさんとウィンさんは撮影係。
インスタグラムにUPされた写真を見た人は、普通に女子会と思うだろうな。
この後に、女の子を台にしたケーキ作りが待っていることなど知るよしもない。
蜂蜜って大学芋の味。生クリームのほうがいい
さて、7時間ほど前、パーティー当日のお昼、マックさんはケーキ屋でロールケーキを一本買った。
シュークリームと迷ったが、シュークリームの中は半分カスタードクリーム。生クリームだけが詰まったロールケーキのほうがいい。
マックさん、以前ペニスに蜂蜜塗ってみたことがある。蜂蜜甘いから女の子喜ぶだろう。マックさんとしては、この蜂蜜無くなるまでしっかりしゃぶりなさい、と命じようと企んだのだが、失敗だった。
「蜂蜜って大学芋の味。生クリームのほうがいいよ」
と、女の子に駄目出しされてしまった。
今回は生クリームだから大丈夫。
ケーキを買った領収書を、会社の部下の女性に渡した。ほかの領収書と混ぜたのだが、目ざとく見つけて、
「ケーキ買って来たんですか?」
マックさんは、ときどき部下の女性に手土産でケーキを買ってくる。いろいろあるので買収工作だ。
まるで遠足に行く子供のようだ。
社長、またケーキ買って来てくれたんですね。どこにあるの?と目が訴えている。
マックさん、実は・・と事情を話す。
マックさん、クラブ活動のことは、この部下の女性に全部話している。
マックさん独身だし、クラブ活動でマックさんがリフレッシュして仕事に励んで会社の業績上がって、ボーナス増えるならノープロブレム。
「社長、ロールケーキは駄目ですよ。せっかく綺麗な形を崩したらもったいないじゃないですか。初めから言ってくれればいいのに」
彼女は子育て終えた主婦だ。
ケーキ作りの経験は当然ある。
クリスマスシーズンだし、近くのスーパーで材料はいくらでも売っている。
ロールケーキは皆で頂くことにして、私、ひとっ走り買ってくるわ。
最近は便利なものがあるものだ。
逆さにして押すとホイップクリームがくるくると出てくる。イチゴやらチョコレートやら、それからホテルのシーツを汚して出入り禁止にならないようにとビニールシートまで。
一式を手提げにまとめて、マックさん、まるで遠足に行く子供のようだ。
さすが私の部下だ。主婦は偉い。
さて、女の子たちの話に戻ろう。リムジンはホテルに到着し、女の子たちはマックさんが予約しておいたスイートルームへと向かう。マックさんとウィンさん、女子大のゼミの引率のようだ。
部屋ではマックさんとウィンさん、交替で女の子一人ずつシャワーブースに招き入れて、ボディソープであそこを洗ってあげる。楽しい。
全員洗い終えたあと、ベッドにシーツをひいて、ケーキのデコレーションセットを取り出した。女の子たちも興味津々。
1人の子を仰向けに寝そべらせ、四方からクリームを付けていく。女の子たちはすぐに慣れて楽しみ始めた。
完成したころには、最初に塗ったクリームが溶けて流れ落ちる。人間の体温って結構高い。刺身の女体盛りって、刺身温まって美味しくないんじゃないだろうか?
マックさんとウィンさん、左右からクリームとその下の女の子の肌を舐める。
いける。
これは美味しいし楽しい。読者の方々、3P4Pでなくても、普通に彼女と遊べますよ。
さすが私の部下だ。主婦は偉い。
僕の背中越しに見てごらん。
さて全員をケーキごっこが終わって、せっかく女の子たくさんいるし、ひとりずつマックさんが膣に挿入して、他の子たちが全員でおっぱいとかを愛撫するってのをやってみた。
今回の子たちは、全員レズビアンの経験なし。
3Pの経験もなし。初めて触る他の女の子の体にためらっている。
最初の子は、くすぐったがって笑っていたが、二番目の子が、ちょっと気持ちよくなって、いきそうな表情見せると、皆の様子が一変。
それまでのお笑いモードが真剣な目つきに変わった。
他の女の子の気持ちいい表情って、見る機会ないもんね。
3人目の子はバックで突いて、女の子たちに、
「僕の背中越しに見てごらん。男はこの視点から女の子見て興奮してるんだよ」
女の子たち頷きます。完全に女子大のゼミの先生ですね。
射精はせずに、コンドームを替えては次の子に挿入。若い頃なら、時間かければ全員に射精できたんだけどなあ。
月極めのお手当だと数十万円渡された子
女子会トークで聞いたネタ少し書いておこう。
グラビアアイドルの子は、以前ユニバに登録していたんですが、退会しちゃいました。
なぜかと聞いたら、東京の芸能事務所に所属するにあたって、ネットで顔写真公開してる交際クラブは、まずいから。
ネットで見ることのできないクラブがある。
男性は会員の紹介がなければ入会できないし、全部の女の子の一覧も不可、担当コンシェルジェが持ってきてくれた女の子にしかオファーできないそうだ。そこに登録しているとのこと。
マックさんがゴールドでオファーしたある子は、とても上手に尽くしてくれて気持ちいんで、デートのたびに事務所に絶賛のフィードバック送ったら、あれよあれよとプラチナからブラックに上がってしまった。
ブラックになってどう?オファー来なくなってない?と申し訳なさそうにマックさんが聞いたところ、そんなことはなく、新規オファー来るそうだ。
なおかつ、お手当一回10万くらいもらってるそうで、はあ、やっぱりブラックはブラックなんだ、とマックさん感心した。
初めてオファーされてデートした男性から、いきなり月極めのお手当だと数十万円渡された子もいた。
3回のデートで総額二百万円くらい貰ったそうで、結局セックスもすることなく、連絡が無くなったとのこと。
いろんな男性会員いるんですね。
お金なんて所詮印刷したただの紙
いかがでしょう?マックさんのちょっと早い今年のクリスマスレポートでした。
さて、それでマックさん幸せか?っていうと、たぶん本当に幸せなら、こんなどんちゃん騒ぎしてません。
女の子たちも同じじゃないかな。
みんな、幸せじゃないから、幸せを求めてるんですよ。
お金なんて所詮印刷したただの紙だからね。
お正月はマックさん海外逃亡。
世の中が家族連れで幸せそうな時期は、マックさんせつなくていたたまれません。(続く)
マック
※「恋愛ワクチン」に登場する女の子は、マックさんが実際にデートした複数の相手とのエピソードから再構成しています。まったく一致する女性会員は存在しません。またデリケートな話においては、重要な個所を変更しています。