GカップアイドルのGスポット 第3話
皆さんお元気ですか! 迷走煩悩こと蛇の目です。
前回、Y美ちゃんとの関係も進展。チューまでいけたらあとは「ご馳走さまです!」……ということで、堅実ながらも関係を加速させる蛇の目の奮闘振りをご報告させていただきたいと思います。
今回はあの有名人が登場します。名前はいいませんが、サブタイトルでご理解ください。
それでは、第3話「リアルギザヤバす」をお送りいたします。
Y美:
「今度友だちも連れて来ていいですか? 2人で行きたいねって話してるグリルがあって」
蛇の目:
「え、いいけどボクのこと怪しまれない?」
Y美:
「仕事関係の人って紹介します!」
蛇の目:
「でも、仕事って、ボクは何で繋がればいいわけ?」
Y美:
「私が投稿してるアニヲタコラムの編集関係の人って言います」
蛇の目:
「アニ……ヲタ……コラム……編集?」
何だかんだと3人で会うことになってしまいました。
ということで、ステーキランチが有名なニューヨークグリルに来ております。本当にお肉好きねっ!
Y美:
「蛇の目さーん! すみません遅くなりました。こちらZ子ちゃん、前に言ってたギザヤバすの子です(笑)」
蛇の目:
「あ、この方が、初めまして!」
わっ!この子も可愛いな! Y美といいヲタクアイドルは可愛い子が多いのか? Z子ちゃんとY美の2人の顔を見比べていたら、あれ結構似ている? 胸はY美の方がデカイけど……
Y美:
「蛇の目さん! なんで黙ってるんですかー?早く行きましょうよ!」Y美ちゃん蛇の目の肩をパシっ!
Z子:
「……何かあたし来ちゃいけなかった雰囲気? 帰らせていただきます!」
蛇の目:
「イヤイヤイヤ! そんなことないから一緒にご飯食べよっ!」
可愛いけど変わった子だな。Y美より変わっているかも……
まあ、まずはともあれ、ステーキランチを楽しみましょう! え、仙台牛のステーキランチ13,000円(税別)高! なるほど、今日は2人のメッシー君ですかい!(死語ですね笑)
Z子:
「蛇の目さん、アニヲタなんですか? 好きなキャラとか何ですか?」
蛇の目:
「え、うん、エヴァとかはあんまり見ないかな……」
Z子:
「あたしガノタです」
蛇の目:
「ガ、ガノタ?」
Y美:
「あ、ガンダムヲタクのことガノタって言うんですよ!」
Z子:
「ガノタ知らないんですか? 蛇の目さんが見るアニメって何ですか?」
蛇の目:
「あ、あれあれ、科学忍者隊ガッチャマン! G-2号のコンドルのジョーが好きかな!」
Z子:
「えー! あの人、悪っぽくて格好いいですよね! ガッチャマンOVA見ました? あれギザヤバす!」
ガッチャマンOVA?
あとで調べたら1994年に放送されたリメイク版みたいです。何かいろいろ聞かれるとまずいなー…
Z子:
「蛇の目さんてベルク・カッツェに似てるって言われませんか?」
ベルクカッツェ 科学忍者隊ガッチャマンOVAより
蛇の目:
(ムカッ! 失礼なやつだな!)
「えー、ボクってあんなにオネエみたいかなー? あれ胎内にいる雌雄の双子が総裁Xの力によってひとりのミュータントとして創造されたんじゃなかったっけ?」
どうだオレもアニヲタだろ! 蛇の目も古いのは結構詳しいんです。
Z子:
「それ初期オリジナルのやつですよね? OVA版のベルク・カッツェはいい感じですよ。高い声は同じですけどリアル冷酷な感じで」
あー新しい方のやつね、でも高い声で冷酷とか褒めてねーだろうが!
? Z子ちゃんの手首を見ると白い素敵な時計が……J12です!!
Y美はZ子ちゃんのJ12を見て欲しくなっちゃったのか……しかしアニヲタは金持ちなんだなー あ、Z子ちゃんもパパがいたりして。
Y美&Z子:
「ご馳走さまでした~!」
締めて60,000円也。もうオマエら2人とは絶対一緒にご飯食べない! タクシーで新宿駅まで……今日は解散です。
Z子:
「蛇の目さん、ご馳走さまでした。今度ガッチャマンに詳しい友だち連れてきますね」
蛇の目:
「そ、そうだね。連れてきてね」
(いや、もういいから……)
Z子:
「じゃ、あたし渋谷方面だからまたねー! ベルク・カッツェ主催ランチ楽しみにしてまーす!」
またねー!って、誰がベルク・カッツェや!?
蛇の目:
「Z子ちゃんは変わってるけど可愛いね」
Y美:
「ああ見えて男性関係盛んで、しかも結構手が早いんですよ(笑)」
おっY美が陰口……もっと言わないかな(笑)
蛇の目:
「へー見えないけどそんなものなのか……特定の彼氏とかいないのかな?」
Y美:
「某映画俳優と付き合ってますけど、それとこれは別みたいで。亡くなられたお母さまが女優で結構遊びが激しかったことがトラウマらしいです……。普通逆じゃありませんか? でも結構遺産があったみたいで生活には困らないからいいですよね」
出てくる出てくる Y美ちゃんってば結構悪口好きなのね(笑)生活に困らない遺産ね~!そりゃいいわ!
蛇の目:
「そういえばあの子、白のJ12つけてたね?」
あ、ヤバ! 口が滑ったか。キラキラキラ~! Y美の目が一瞬にして輝きます!
Y美:
「ね、ね、あれ可愛いでしょ! Z子何も言わないで見せつけるんですよ……何だかなー……」
うーん、何だかなーって言うY美の横顔が可哀想になって……い、いや、危ない
付き合い始めて2か月、チューする関係にはなれたけど、どうすれば一線を越えられるかな……と。
巨乳ロリ顔のY美を騎じょ……いや、上からまたがってもらう妄想にとり憑かれている蛇の目です。
よし、一丁勝負をかけてみるか!
停滞中の関係を打破するために積極モードで仕掛ける決意をしました。で、翌週某フレンチで食事をすることに。
Y美:
「ここ、おいしい! フレンチとか分からないけど、おいしいです!」
はいはい、星がいっぱいついているし、ひとり15,000円(税別)+お飲み物代ですからね……
でも今日は罠を仕掛けています、フフフ
Y美:
「おいしかったー、また来たいな!」
エレベーターに乗って、30Fのボタンをピッ!
Y美:
「あれ、これさっきと違うエレベーター? え、宿泊用?ですか」
蛇の目:
「うん、部屋で一杯飲んでいこうよ!」
Y美:
「え、いきなり! えええ……」
なんやかんや、がぶり寄りで部屋に押し込んでしまいました(笑)
女の子に勝負をかけるときは、考える時間を与えない、混乱させる、このスタイルも有効です。
グラビアアイドル性交への道 その5では、お部屋へのエスコートには「夜景を見に行く」「2人きりで仲良く」のキーワードを使って、マイルドな正攻法をお伝えしました。
今回のパターンはハードな攻撃法です。
奇襲攻撃といったところでしょうか。
ただしこの方法は、それまで2人の間に何も経緯や下地がない場合にはかなりのハイリスク・ハイリターンになることを覚悟してください。
蛇の目は何度もチューまでしている、という下地に上乗せをするべく奇襲攻撃をかけました。
部屋へ入るなり……
チューー! 速攻で舌を入れまくりました。
チューを続けながらベッドへ座らせて、押し倒します! セーターの中で胸の方へ手を移動させ、ブラの下から……むにゅ!
Y美:
「あ、やめてください!」
固くお断りします! ここまできてやめるわけねーだろ!
ブラがズレてGカップはセーターの中で丸出しです。今度は当然……スカートのジッパーを下げてパンストに手を突っ込みます!
Y美:
「ちょ、ちょっとやめて」
おし! パンツに手を滑り込ませ……。
Y美:
「イヤーーーッ!」
ドンッ! 凄い力で押しのけられてしまいました。
Y美&蛇の目:
「ゼイゼイ、ハァハァハァ!」
しばらく沈黙が続きます。Y美ちゃんが下着を整えてベッドに座って窓の方を見ています。とりあえず蛇の目も隣に移動しなくては……。
Y美:
「ご、ごめんなさい、あたしちょっと、ト、トラウマがあって……」
蛇の目:
「そ、そうなんだ! どんなトラウマ?」
Y美ちゃんは16歳のときにひと回り上の人と初体験をしたのですが(淫行で逮捕だろそれ?)自分本位なエッチなうえ、乱暴で下手だったみたいで痛い思い出しか残っていないとのこと。
次に付き合った人はホストっぽい遊び人で性欲に任せて急に呼び出されてはエッチしてすぐ返されたり、あげく貢がされたりと、完全に都合の良い女を経験させられたそうです。
要は男性心理とエッチに対して「受け入れられない部分がある」ということだと。
ほかの子と違って、交際に入ってもいきなり割り切れないのはトラウマのせいなのかな……
蛇の目:
「そうだったんだねー、Y美ちゃんを大切にしたいけどボクも男だから、そういうことは望むかな」
Y美:
「わかってます。でもいきなりとかは恐くなっちゃって……無理なんです。今日ここまで許せたのは自分でも不思議なくらいです。クスン……」
ありゃー、泣き出しちゃったよ、何とか軌道修正しないと。
蛇の目:
「じゃあその時は前もってきちんと言うね。今日みたいに途中でダメでも時間かければ大丈夫だよ、あんまり焦らずに」
何と優しい蛇の目! 煩悩の紳士です!
と、わけがわからない呼称はともかく、冷静になって強かな計算をしております(笑)
重要なポイントとは、強制的なことはしない、ダメでも再挑戦、焦らずに、そしてそして「大丈夫だよ」です。
蛇の目は、嫌がる女を犯るというS心理も持ち合わせていますが、今日の場合にはNGです。
焦らなくていいんだよ、ボクは気にしてないから、でもきっと展望は開けるよ! のスタンスが重要です。ここまでくれば次回は落ちますから。
ただし、ひとつ注意点も……
一度仕掛けてみたものの全面的な敗戦を強いられ、それ以降は仕掛けるシチュエーションにすら持ち込めないが向こうから「会いたい」というケースは、引っ張られていると考えましょう。
ホステスの営業と一緒ですから、回収できるものは回収して即刻撤退です。
すでに彼女の心の中ではカウントダウンが始まりました。
あとはきっかけを作れば落とせます。Gカップに騎乗させたい蛇の目は合わせ技を持ち出します。そして展開は一気に……
いかがでしたでしょうか?
それでは次回をお楽しみに。迷走煩悩こと蛇の目でした!