A さんへの往復書簡シリーズ3 〜旅行について〜
A さん。
A さんからのコメントがないのは、少し寂しいですがマックさんには遊んでもらっていますし、用意した原稿もあるので、もう少し綴っていきます。
今回は旅行について。
ご存知のようにジョーは恋愛体質です。
だからユニバース倶楽部で出会った女性に限らず、気に入った女性ができると早い段階で旅行に誘ってしまいます。
断られることももちろんありますけど、OK してくれることの方が多いです。
これは自慢ではなくて、必ずしも日常的な交際がスムーズに進んでいるとは言い難い女性であっても「旅行へ」というと承諾してくれるのは未だに謎です。
そして多くの場合、悲劇は旅に行く事で始まるというのは、はっきりしていますが(苦笑)。
確か A さんは愛人?と美少年を連れ、ヨーロッパへ行かれたといつか言われましたね。
僕の記憶では美少年を女装させ、ヨーロッパの街を漫遊されたと。
そして毎晩?若いエキスを堪能されたと。A さんの書き方からはそれなりの長期旅行であると推測されますし、A さんの奥深さと恐ろしさ満載のエピソードですね。
当然ながら僕などは足元にも及びません。
そもそも旅というのは普段の交際とは比べものにならないほど長時間同一行動をすることが多いので、良くも悪くも化けの皮が剝がれるというか潜在的な問題点が顕在化します。
ここでは旅行における問題点を取り上げたいと思います。
1お手当てについて
旅行中のお手当については匿名質問箱などでも良く取り上げられます。
ジョーの場合、交際倶楽部に入会する前、付き合っていた女性がいて彼女たち(付き合ったのは二人です)とは、定期的にお手当てを支払うことありませんでした。
旅費は全てジョー持ちでしたけど、別途お金を渡すことはありませんでした。
交際倶楽部に入会後もその癖?があったので、旅行中のお手当は必要ないと思っていました。
しかしながら、女性側は嫌々旅行に付き合っている訳でないないけれど(と信じたい)、普段以上に拘束時間は長いのだから、逆にお手当はいつも以上に弾んでもらいたいと考えるようです。
ジョーにとっての旅は「さらなる非日常」ですから、高級ホテルに泊まり、散財する訳です。
ジョーはそんな日常を女性も楽しんでくれているはずだと思い込んでいたんですね。
ところがある女性から「そんな高いホテルに泊まるなら、その半分の値段のホテルに泊まり、差額をお手当てとして欲しい」と言われました。
彼女たち(複数です)の言い分は「超高級ホテルは本命の彼氏と泊まりたいし、そもそも贅沢はお前も楽しんでいるじゃないか!」という訳です(言い方はもっと柔らかいですけど)。
正直、その論理にびっくりもしたし、がっかりもしました。
でもマックさんから「お手当は手切れ金の前渡し」という考え方を学び(?)今は一定の金額を渡すようにしています。
でも本音は「旅行中、お手当以外のリクエストにはできるだけ応えるから、もうちょっと夢みさせてくらないかなぁ」です。
前述したようにジョーは恋愛体質なんで。
確かに交際倶楽部入会前に付き合っていた女性から要求された手切れ金は金額の多寡だけでなく、色んな意味で高くつきました。
そして危険でもありました。
だからマックさんの言い分もよく分かりますし、「タダより高いものはない」というのも身に沁みてはいるんですが、ジョーの場合、どこかにもっと納得がいく正解があるような気がしております。
2セックスについて
普段の交際ではほぼパンツを脱がないジョーですが、旅先では少なくともお風呂に入るためにもパンツは必ず脱ぎますし(苦笑)、例えば高級ホテルの広いバスタブなら、一緒に入ることもあり、そうすれば機能的に優れているとは言い難いジョー自身もそれなりに性活動が活発になります。
ナナ姫との海外旅行では、一度コラムに書きましたが、それなりにの、騒ぎではなく、何かに取り憑かれたように昼夜を問わず毎日致しておりました。
しかも外国ということもあったんですが、街中でも人目をはばかることなく、四六時中キスしていましたし、完全に浮かれポンチでした。
もうこんなことは2度とないと思いますけど。
ナナ姫は例外にしてもジョーは妄想族ですし、旅先では浮かれていますから、例えば美しい海が眼前に広がるバルコニー付きの部屋にチェックインすれば「夜はここで立ちバックだな」くらいは当然?頭をよぎります。
先般も色んな意味でブラッククラスの女性と沖縄へ行き、昼間からあんなことやこんなことの妄想を巡らし、一人ニヤニヤしていたんですが、実際はホテルのレストランで素晴らしい沖縄料理に泡盛をしこたま飲んで、10 時過ぎには意識不明状態でした。
ジョーとしては飲む前に乗りたいんですが、変なところでロマンチストなんで、いつも躊躇してしまいます。
でもナナ姫によると「せっかく旅に来ているんだから、自分の欲望をぶつけ、押し倒してみろ」というのが女ゴゴロらしいです。
ホンマかいな?当然ジョーは押し倒されていましたけど。
3スッピン問題
旅行は当然?同じ部屋に泊まる訳です(1度だけ別室に部屋を取ったこともあります)。
必然的に彼女たちの素顔を見ることになります。
程度の差はありますが、かなりの確率で別人28号が登場します。
その差が一番小さかったのはナナ姫で、その次がコウミちゃんです。
特にナナ姫は職業柄(モデル)化粧その他により七変化するんですが、スッピンの彼女もとっても美しくて、びっくりしました。
逆に落差が大きいのはコイさんやサクラちゃん。
でも悪い落差ではなくて、少なくともジョーは二人ともスッピンの時の方がムラムラしました(笑)。
でも問題なのは落差があるだけでなく、自分の容姿は棚に上げますけど相手の女性が「要するにブスじゃん」ということが明らかになる時です(苦笑)。
これは容姿の問題だけでなくて、旅行中の違和感がスッピンによってはっきりするということだと思います。
相手も同じこと考えていると思いますけどね。
つまり旅行におけるスッピン問題は交際を継続すべきか否かのリトマス試験紙になるというのが今のところのジョーの結論です。
4 旅先での思想と行動について
勇ましい題目ですが、要するに旅先で同一行動を取るのは1泊が限界ではないのかということです。
夜は一緒にご飯食べたり、IN&OUT するにしても2日目以降は別行動がありがいですよね。
だから5 日以上一緒にいたナナ姫は例外中の例外ですね。
さらに言えば特に外国旅行の場合、現地集合現地解散の方が気が楽だし、非日常性も高まりますね。
割と大事なのは待ち合わせ場所で、一度「凱旋門の無名戦士の墓の前」で待ち合わせをしましたが、普段の2割り増しで綺麗に見えました。
あっ、待ち合わせの相手は今の妻なんですけどね(爆)。
あれこれと書き連ねましたが、改めて思うのは(ジョーも含めてですけど)、「男性会員の多くが魅惑的な女性会員たちを旅に連れていきたがる傾向がある」いうことで、これからもこの傾向は変わらないし、ここから多くの悲喜劇が生まれるのでしょうなぁ。
因みにジョーは最近出会ったダイナマイト女子に「香港で美味しい飲茶と120階でのスイミング」という提案をしております。
そのご報告もいつかまた。