パパ活旅行を楽しむ17のコツ(4~6)

旅行を通じて女性との関係を濃密にする「17のコツ」を紹介するコラムの2回目です。各々、「◎」はとても大切、「〇」は普通に大切、「●」は人によって大切と、大ざっぱに分類しています。Please enjoy!

4.複数の選択肢を準備しておく(◎)
パパ活旅行の楽しみの一つは、旅先という非日常空間に身を置くことで、普段の食事~ホテルという流れでは見えなかった女性の側面を感じるところでしょう。

新しい側面が見えたら、すぐに対応しておきたいもの。いまでも即応して良かったと思っているのは、移動中の会話で女性が実はガッツリ系の料理にも興味があることを知り、急きょ夕ご飯の予定を変更したこと。この女性はプロフィールに「お寿司が好き」とあったので、最初のデートはお寿司屋さんを予約、お店を気に入ってもらえたから次もその次も同じお寿司屋さんに通っていました。スタイルが良く、健康に気を遣っていることもあり、旅先でも夕ご飯は和食系のコースを楽しめるお店を想定して、何軒か候補をピックアップしていたのです。さて、その時巡っていたのは赤身が売りのご当地牛があるところで、会話の中でその話が出て、脂っこくないお肉なら沢山食べてみたい、ってポロッと口に出したのを聞いて、急きょまったく別系統のお店に変更しました。

これって旅先の解放感からきたものだから、ぴったりのタイミングを逃したら次は無かったと思うんです。旅先だったからこそそれまであまり食べてなかった食事に挑戦し、良い赤身肉って美味しいんだってイメージを持ってくれたので、戻ってからデートに使うお店の選択肢が広がりました。


あそこでもし夕ご飯のしっかりしたお店を予約しちゃってたら、老舗だとそう簡単には変更できないのでそのまま和食系になっただろうし、帰ってからもやっぱり和食系がそのまま続いただろうし。ガチガチにスケジュールを固めず、ご当地モノの選択肢も準備しておくと、女性の新しい側面が見つかり、新鮮な気持ちに戻れていい感じです。

5.無計画はダメ(◎)
旅先でパパ活女子の新たな側面を開拓すると、戻ってからの普段のデートが新鮮になり、仲も深まります。でも、ご当地モノの何が女性の心に触るかは、実際に行ってみないと分からないもの。だったら現地であちこち見て回ればいいって思う人がいるかも知れませんが、無計画に選択肢だけ増やすのはビッグno-noです。選択肢が増えすぎると、何を選んで良いか分からなくなってしまうからです。

米コロンビア大学アイエンガー教授は、売り場に並べるジャムの種類を6から24に増やしたら総売上が減少したという有名なジャム実験を通じて、「選択肢を増やすと選ぶことがストレスになる」ことを証明しました。パパ活旅行もこれとまったく同じで、無計画に出かけて「好きなことしていいよ」って言うのは、一見すると女性の自主性を尊重しているようですけど、実際にはストレスを与えているのと同じ。多くの場合、何が良いか分からず、ありがちなお店で食べてホテルで休むだけに落ち着いてしまい、せっかくのパパ活旅行という非日常空間が有効活用されなくなってしまうのです。

何をしようかと楽しめる選択肢のマジックナンバーは「6」、覚えていて損の無い数字ですよ。パパ活旅行の場合、さすがに現地で宿を選ぶことはできないけど、夕ご飯の選択肢を2つ3つ、デザートを楽しむお店を2つ3つ、お酒好きの女性なら飲み屋とか、アート系女子なら地元っぽいギャラリーとか、どれも本命になるくらいのアトラクションを6個とか準備して現地で選ぶようにすると、旅先での貴重な時間を最大限楽しいものに昇華できます。

6.事前に盛り上がる(◎◎)
旅行って、目的が釣りであっても、山登りであっても、行く前にあれやこれや考えるのが楽しいですよね。この楽しさ、パパ活女子とシェアしないのはもったいないです。

そうはいってもパパ活旅行って女性にとっては業務出張だから、一緒に盛り上がるには工夫が必要。わたしは、前の旅行の最後に「次はどんなところに行きたい?」って聞いて、イメージを引き出し、帰ってからも会話をキャッチボールしながら行き先やアトラクションを一緒に考えることで、自分事として感じてもらえるようにしています。

パパ活旅行って、もちろんそれ自体が非日常を楽しむ時間なのですけど、真の価値は日常のスパイスになるところだと思うんです。旅行して楽しかったね、で終わらすのではなく、次どこいこう、何しよう、という感じの、次を見据えたコミュニケーションが始まると、普段のデートの楽しさが2倍にも3倍にも膨れあがります。

だから、ファーストクラスを予約して、ミシュラン星付きで食事して、ご当地最高級の宿に泊まり、これでもかってドヤ顔するのは、わたしから見たら下の下。それなら貴重な時間を費やしてパパ活旅行する必要ないじゃんって感覚。

もちろん、ミシュラン星付きで食べることを否定しているのではありません。一方的に押しつけがましい変更不可の予約をするのが「下」なのであり、準備した選択肢の中に含め、どこで食事するか女性に選んでもらうのであれば有り。難しいのは、地方に行っても、ご当地でいちばんの食事処は事前予約が必須なところです。ただ、どんなに人気のレストランでも直前キャンセルはあったりするので、わたしの場合はそれなりのオプションを複数調べておいて、当日電話して空いているお店に向かうようにしています。第一希望が無理な場合の方が多いですけど、それよりも女性にギリギリまで悩んでもらった方が、トータルとして楽しめるというのがわたしの経験則です。

パパ活旅行の目的は、女性に楽しんでもらって関係を深めること。旅先で何をしようかと一緒になって考え、事前に盛り上げることってとても大切だから、「◎」を二つ付けました。

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