デート実録#47 紳士協定違反!?藻子1回目

 こんにちは。パパラッチです。合コンにも紳士協定というか不文律がいろいろありますよね。その中の一つが、「男女が良い感じになっている場合邪魔をしない」です。隙があればもらいますが、両方が良い感じの場合は邪魔をしてはいけないはずです。今回はその紳士協定を破ったので報告します。

今回のお相手

  • 名前:藻子(仮名)
  • クラス:Platinum
  • 交際タイプ:D
  • 職業:フリーランス
  • 年齢:10代後半

デートまでの経緯

 あれは3月の終わりだった。お食事会での証子とのまさかの敗戦から約1ヶ月半、私はリベンジの機会をうかがっていた。あのお食事会は本当に何も無く終わってしまったため、大変悔しく結果的に金と時間を無駄にすることになってしまった。しかし、転んだことは転んだがタダでは起きないようにしたい。そこで私が考えたのが藻子だった。彼女は証子と違い御礼のLINEもあったし、そのあとも少しだけだがやり取りをした際にも返信も早めで悪くない。内容を見ても私に好意があるとは分からないが少なからず印象は悪く無さそうだ。そして相方だったタツオは「若過ぎる」ということで完全に放棄してしまっている。おそらく今後も日本語しか話せない彼女と連絡を取り直すことは無いだろうし、言葉が通じないのだから意思の疎通を図るだけでもひと苦労だ。「それを越えてでも!」と思えるくらいの情熱は彼女もタツオもないだろう。こうして私は合コンの紳士協定を破ることにした。但し、ちゃんとタツオに了解を取った上でだ。

 「この前の藻子ちゃんだけど、今後交際を続ける意思はある?」

 と、タツオに聞くと

 「無いね」

 「じゃあ、俺が連絡取っても良いかな?」

 「全然OKだよ。」

 と、問題無いとのこと。これは好機到来!ということで私は藻子と直接連絡を取ることにした。彼女は返信も早く好感が持てる。確かに若いが実際年齢は関係ない。人となりが第一だ。LINEでの会話もそこそこ盛り上がったので、

 「もし良かったら、俺と会ってみる?」

 と、打診してみると、

 「良いんですか!是非是非!」

 と、完璧な回答が!こちらこそ、良いんですか!という感じで段取りはトントン拍子に進んだ。場所は私が出やすいので新宿を選択。相手の年齢も若いのでカジュアルな店を予約した。

どんなデートだったか

 

私が先に店内に入り彼女を待つ。少し遅れて彼女が来た。LINEで少しやり取りしているせいか、前回お食事会の真っ暗さはない。我々は前回は向かい合わせで座っていたが、個別に話すことはあまりなかったので改めましてで自己紹介的な感じで話し始めた。彼女は西日本の地方大都市出身で芸能の仕事をしていたようだ。Instagramなどで人気があるみたいでファンも結構いるらしい。ただ、やはり「芸能活動は東京」らしく上京してきたそうだ。確かにSNSならどこにいてもネットに繋がれば関係ないので住居地は選ばないなと思う。ただ、上京してから家賃などの生活費がかなり負担らしくこの活動を始めたらしい。結構、生活苦(主に家賃)型の活動家は思いの外多いのだ。やはり東京は物価が高い。学歴はあまりないため奨学金は関係ないらしいが。

 そんな身の上話を聞きながらデートは順調に進んだ。しかし、それにしても店の選択を誤った。とにかくカジュアル過ぎたのだ。これは完全に彼女がふだん行くような店で、特別感が全くない。。。。会話のそこそこの盛り上がりに救われながらヒヤヒヤの食事が終わった。

さて、食事の終わりになって

 完全に店選びに失敗したこととで成功可能性はかなり落ちたことを実感した。更に店内は混み混みだったため、当然打診などは無理な状況だった。よって、会計を済ませ外に出てから打診する。店選びがイマイチだったので結構ドキドキだ。

 「このあと、時間大丈夫?」

 「えー。。。」

 この沈黙は、ヤバい!と思ったその時、彼女は迷いを断ち切るかのように

 「はい。大丈夫ですよ」

 と快諾してくれた。さっきの迷いは何だったのだろう。少し不思議な感じを残しながらだったが、OKはOKだ。場所的に歌舞伎町のホテル街まで少しあるのと小雨の天気だったのでタクシーで移動する。ちなみにこの日はラブホテル街が混んでいて、ミストサウナ付きのなかなか高級店になってしまったが、やむを得ない。どんな形であれ、どんなレベルであれアイドルとの初対決はこんな形で幕を開けた。

 集合が遅く時間が無かったため、部屋に入るとすぐに価格交渉を始める。意外とリーズナブルで他の女性とほぼ同額で価格は落ち着いた。そして、少し会話したあとそそくさとシャワーに行ってもらう。こっちのシャワーが終わったら対戦開始だ。開戦して間もなく

 「何かと慣れてますね。」

 と、10代の娘さんから有り難いお言葉を頂いた。笑

 これまでの修行の成果が出ているらしい。結果的にかなりスムーズに私たちはコトを終えた。感想としては「何かと普通」と言うことだろうか。悪くない。悪くないのだが特筆する良さも無いということだ。顔も街中でナンパだったら相当のレベルだと思うが、活動は更なる美女に出会える場なので埋もれてしまうこともある。あとは10代だけに外見的に未成熟で好き嫌いが分かれる部分もあるかもしれない。スタイルも小柄、やや痩せ型、Cカップと特別に良いわけではない。もちろん全く悪くないのだが。。。今後の継続については諸手を挙げてと言うわけにはいかない結果となった。

今回の反省

  • 休レストランで「カジュアル」と記載がある店は注意
  • 「慣れてる」は褒め言葉です

今回のお店

 カジュアル+結構混んでるので正直失敗の類い。客層は学生か?いずれにしても若年層なので、ゆっくり落ち着いた大人のデート演出には完全に不向き。こっちが相手の年齢に合わせてどうする!と自問自答してしまった。料理は悪くないが特筆するものないいつものパターン。ただ、カジュアル店だけあってリーズナブルなのは間違いない。店の名誉のために言っておくと、もちろん店が悪いのでは無いただ活動には適さないというだけである。

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