恋愛ワクチン 第四十九話 風の歌を聴け

マックさんは、質問箱で、ネットのダークサイドに堕ちたAさんと遭遇した。

経緯を説明すると、長くなってしまうので、省略するが、とにかく、そのAさんが、ドサクサに紛れてマックさんに送ってきたメッセージが、
「貴殿のコラムは最近以前ほど冴えない」である。

うーん・・

スターウォーズのルークがダースベイダーに、The Force is with you. But you are not a Jedi yet.(フォースはあるな。しかしお前はまだジェダイではない)と言われた場面を思い出した。

マックさんは、ジェダイへの道を歩くべきなのだろうか?

いやいや、ここでダースベイダーじゃなかった、Aさんに乗せられてはいかん。

交際クラブは楽しむところであって、修行の場所ではない。

いつも通り、お気楽に、自然体でいこう。

自然体といえば、あの娘だ。

風の歌を聴くことの出来る子。

仮に名前を愛理ちゃんとしよう。

愛理ちゃんは小柄で、しかし胸はGカップ、腰のくびれもあり、男好きする体型である。

丸顔で、美人。

お嬢さんとまではいかないが、お金に困った感は無い。

家族で外食をするとしたら、ファミレスやチェーン店ではなく、もう少し良いお店に行くだろう、そんな雰囲気を漂わせている。

マックさんとしては珍しく、愛理ちゃんとは初回はお茶だけ、二回目のデートもイタリアンの軽いディナーから始まるデートにした。

なぜ、最初はお茶だけだったかと言うと、実は愛理ちゃん、ウィンさんがアプリで見つけた娘なのだ。

ウィンさんが愛理ちゃんと初デートの日、マックさんが会う予定の娘がドタキャンで暇になった。

それで愛理ちゃんの了解を得て同席させてもらった。


ウィンさん「愛理ちゃんは、アプリ登録してまだ一週間で、実際会うのは僕が初めてなんだって?」

愛理ちゃん「はい。興味はあったんですけど、怖くて。お会いしてみたら優しそうな方たちで良かったです」


蔵出しの初心な子のようだ。ウィンさんは満足げである。

ウィンさん「わかった。僕たちはもう4年くらいこういった活動しているから、色々教えてあげるよ」

それから、ウィンさんとマックさんは色んな話をして盛り上げた。

愛理ちゃんにとっては、初めて聞く話ばかりのようで、目を丸くしている。

調子に乗ったウィンさんがマジックミラー号の話を始めた。

ウィンさん「このマックさんはね、マジックミラー号まで自分で作っちゃったんだよ」

愛理ちゃん「マジックミラー号?それ何ですか?」

知らないようだ。

ウィンさんとマックさんは、得意げにマジックミラー号の解説を始めた。

愛理ちゃんは、ますますもって驚いている。

しかし、嫌がっている感じはない。

自分の知らない世界の話に唖然としている姿が、なんとも無垢で可愛い。

こんな純真な子に、大人の交渉もちょっとしにくかったが、必要なことは済ませなければならない。

話を切り出してみた。

あっさりOK。

日時の都合で、まずはマックさんとデートしましょう、ということになった。

そして、二回目のデートである。

大人の条件は擦り合わせ済だし、いきなりホテルでも構わないはずだが、なぜか、マックさんは、この娘とは、お食事からのデートのような気がした。

いきなりホテルに連れ込んだら、びっくりされてしまうのではないか?

そもそも、前回のお茶のときに、ラブホってあまり行ったことが無いと言っていた。

彼氏はいたそうなので、お部屋デートだったのだろうか。

確認してみよう。


マックさん「初エッチって何才のときだった?」

愛理ちゃん「高1です。同級生の男の子とでした」

マックさん「なるほど、じゃあ、愛理ちゃんのお家か、彼氏のお部屋でしたのかな?」

愛理ちゃん「いいえ、公園です」

マックさん「公園?」

愛理ちゃん「はい」

マックさん「公園って・・外の公園?あんなところで出来るの?」

愛理ちゃん「できますよ。遊具の陰とか」

マックさん「それは‥スカートたくし上げて、パンツ降ろして、立バックとかで?」

愛理ちゃん「いいえ、普通に服も脱いじゃって」

マックさん「誰かに見られたりしないの?」

愛理ちゃん「夜8時くらいだったから、あまり人はいなかったけど・・ときどき自転車の人が通って見られたかもしれないけど、別に何も言わずに行ってしまいました」


愛理ちゃんと、その当時付き合っていた男の子は、どちらもお母さんが専業主婦でいつも家にいた。

高校生でお金も無いので、公園でするしか思いつかなかったそうだ。


マックさん「そういえば、僕も若い頃に一回だけ、夜の公園のベンチでしたことがある。あれ痛いよね?固いし」

愛理ちゃん「私たち二人とも高校生でヤリたい盛りだったから、全然気にならなかったです」

マックさん「いつも公園だったの?何回くらいしたの?」

愛理ちゃん「週に4回か5回で、ほぼ三年間ずっとだったから・・何回したんだろう?」

マックさん「そんなに!いつも同じ公園で?」

愛理ちゃん「いえ、色んな公園に行きました。マックさん、公園でしたかったら、案内出来ますよ。詳しいです」

その後も話は弾んだ、というか、前回のウィンさんとのお茶の席とは立場が逆転して、マックさんが目を丸くする番であった。

愛理ちゃんによれば、マジックミラー号の話は、本当に驚きだったそうだ。

何に驚いたかと言うと、わざわざそんな車作らなくても、外の景色見ながらセックスしたいなら、公園ですればいいのに、と思って聞いていたとのこと。

小雨が降っている日で良かった。

晴れていたら、ついついその気になって、そのまま近所の公園で、マックさんSEXしてしまっていたかもしれないからだ。

この年になって、万が一にも通報されて、公然わいせつ罪で捕まるなんて辛すぎる。

愛理ちゃんの話は続く。


愛理ちゃん「それで、大学に入ってからは、同級生のその男の子は遠方に行ってしまったんで、別れて、新しい彼氏が出来ました」

マックさん「その彼とも公園でしたの?」

愛理ちゃん「いえ、車が多かったです」

マックさん「車もまあ、外から見えるよね」

愛理ちゃん「うーん・・彼、車のボンネットに私を乗せてするのが好きだったんですよ」

マックさん「ボンネット・・」

愛理ちゃん「初めて車で遊園地に行ってデートして、帰ろうってなって車に乗ってたら、彼が「ちょっと降りて」って言って、何だろうと思ったら、ボンネットにこう、脚を広げて座らされて・・」

マックさん「屋外の駐車場で?人通るよね?」

愛理ちゃん「そうなんですよ、彼は背中を向けてるから見えないけど、私からは、普通に家族連れとかが、歩いているのが見えるんです」

マックさん「通報されたりしないのかなあ?」

愛理ちゃん「あまりみんな気にしないみたいですよ。それに、外ですると、気持ちいですよ、そよ風が当たるし」

思わず、マックさんの頭の中に浮かんだ言葉が、表題の「風の歌を聴け」である。

確かに、マジックミラー号は、中から外は見えるけど、そよ風には吹かれない。

風の歌は聴けない。

いや、本当に、あの夜小雨が降っていて良かった。

あぶないあぶない。

ここから先は蛇足だが、マックさんは、その後、挽回のために、行きつけのハプニングバーの話を披露した。

愛理ちゃんは、目を輝かせて興味深々といった様子で、じゃあ、これから一緒に行こうということになった。

ハプニングバーに着くなり、愛理ちゃん、マックさんに言われた通り、全裸になって、首輪をつけてもらって、その日居た数人のお客さんにご挨拶ハグ。


愛理ちゃん「首輪付けてるんだから、私、四つん這いになった方がいいですか?」

マックさん「あったり前だろ、この雌犬。さんざん公園でさかってたんだから、首輪に四つん這いがお似合いだぜ」


次いで、ソファで開脚して、マックさんと見知らぬ男性二人の三人に手マンされて潮吹いて、そのあと、隣の和室で四つん這いバックでマックさんが挿入しながら、お口は知らない男性のペニスを咥えさせられた。


愛理ちゃん「気持ちいいっ!こういうの私してみたかったのー!」

記念動画もしっかり撮影。

翌日ウィンさんに見せたら目を丸くしてました。

ちなみに愛理ちゃん、その後、ユニバの面接に行って、無事合格。

プロフ見ると、「いつも辛口の〇(スタッフ)ですが、この娘に限っては、いくらお話しても、悪いところが見えてきません!純真無垢できっとご両親に大事に育てられたんだと思います。覚悟はあるそうですが、ゆっくり優しく、男性様リードしてあげてくださいね!」みたいに絶賛されていた。

愛理ちゃん曰く、

「私、いつも、そんな感じに見られるので、なかなか激しいことしてもらえないんです。私は別に、公園でも公衆便所でも、どこでも出来るし、むしろ無茶苦茶にして欲しいのに」

登録後一か月で7人オファーあったそうです。

私が紹介して、アフィリエイト貰えばよかったかな・・

ジョーさん、次は「け」でお願いします。


DISCLAIMER

こういう女性もいます、という報告として書いていますが、滅多にこんな女性いませんから、そこはくれぐれも誤解の無いようお願いします。

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