細く長くCase①

私の会員登録は、2012年ですから10年前。しかしここ数年、新規の開拓は皆無。
年会費用だけ振込むこと数年。。。

理由は、「新規」まで気が回りません。
気持ちとしては、「畳と何とかは新しい方がいい」。そりゃその通りですが、現行の
対応に精一杯で、とにかく細く長くをモットーにここ数年が経過しております。

出会ったときは20代もしくは30代。しかし彼女達も30代に入り、中には
40代へ。当方も現在59才。しかし、彼女達は初めてお会いしたとき以上の「艶」です。
それぞれ会う頻度は、異なりますが、平均して3ケ月に1回から2回程度。

正直、現時点で音信不通の相手もいます。
きっと新しいステップに到達。もしくは、違うパパを見つけたのか
それは知る由もなし。追いかけるものでもないし。

当初、倶楽部に登録して出会いを重ねるたびに私も思いました。
このような倶楽部に登録する女性は、短期にドカンと求めているのかなぁと。。。

しかし、回数を重ねるうちに、そうでもないこともわかりました。
そう。彼女達に「安心・安定パパ」も必要であると。

ベースラインを固めてくれるパパの存在で、至って普通の人も必要であると
思うようになりました。
実は、そのように感じてくれた方が、こちらも
収支のバランスや仕事の調整、体調管理の面から非常にありがたいのです。

私にとっては、結果的に細く長く、そして極細に継続することが最重要であり
余計な労力を使うことなく、関係を維持していきたいと私は思っております。

反面、相手からみると「普通のパパ」、「人畜無害のパパ」で何か物足りないのかもしれません。

さらにもう一ひとつ加えるなら
それは単なる形を変えた「風俗」では?。

それはそれでOK。その分、その限られたお時間で、お互いが、虚像の中で気分よく接しあえばよいかと。

風俗といえばそうかもしれませんが、相手に思いやる気持ちの
深さは違います。単なるはけ口ではなく、大事に育てていきたいのです。

お互いその時の雰囲気や気分に合わせながら(お互いを演じながら)長期の関係を継続
している次第です。前置きが長くなりました。

題名:Case.01 小籠包が食べたい

彼女は、美容学校で講座を持ちお店にも所属する先生。
年齢の差は、ほぼふた回り。小柄ながらもボンキュンボン。
夏場に会うときは、本当に目のやり場に困ります。
本人には、もうちょい大人しい恰好はできないのか。と伝えましたが、もともと、
そこにあるものだし、個性だから隠してもしょうがないと。。。おっしゃる通り。

結果的に5年間継続し現在は、海外へ。そして現在は音信不通です。

さて彼女の第一印象(外見は前記の通り)です。体形に惑わされますが
まずは、お食事で素性や素行をそれとなく観察です。お互いの観察タイムです。

ここはじっくり相手を見極めたい。
相手からみれば、「良いパパ」なのか、それともワンショットとするかそれは知る由もなく。

まずは誰でも最初は見た目です。見た目80%です。

自分は、初対面の時は、基本は、スーツで、接待と同じぐらい、真面目な恰好です。
ネクタイは・・・。シャツは・・・。スーツは、何色系か。

とにかく第一印象で「誠実」に見えることが大事であり、長期的に関係を継続していくためには
金品の気配ではなく、服装含めて普通にきちんとしている人かが大事と私は思います。

女性は、結構、細部に目が行きます。眉毛、鼻毛、耳毛も大丈夫??

髭も同様です。朝、ひげそりして夕方には伸びています。
私は、髭が濃いので、電動シェイバーは必携です。爪は? メガネの曇りは? 

さて、ご対面とご挨拶ですが、観察眼を極めれば
ホテルのロビーならお目当ての相手は、TELの前にわかると思います。
もともと、動画と写真は、倶楽部が提供してくれていますから。

ここは非常に重要です。相手に対し少しでも優位であるべきです。

仕草、ソワソワ感、立ち姿、ソファーに座る姿勢など。

どんな表情や仕草で電話対応しているのか、
ここは、これからのお付き合いの長さを確実に決めます。

ファースト・トークというか、「はじめまして」のお時間。

先も述べた通り、基本姿勢は、将来に向けて細く長く、そして与える安心感です。

私は、まずは、「初めまして」に加えて「時間をいただきありがとう」と言います。
とにかく感謝と誠実さを前面に人畜無害であることを前面に。あせる必要はないです。

第一印象を言うのもよし、こんなおっさんで大丈夫かと?と聞くのもよし。
ホテルのロビーで待ち合わせが基本。
座るところたくさんあります。まずは、座ってお話です。

その時の座り姿は、非常に大事です。荷物があるならどこに置くのか、
だらしなく腰掛けたら基本アウトです。

持ち物は、バッグ、靴、時計、髪型、化粧、髪型は、それとなくチェックです。(お互いの値踏み時間)

さて次は、食事へ誘いです。
倶楽部経由で「おなかを空かせて来て欲しい」とリクエスト&好き嫌いは聞いておきます。

食事は、ほぼ和食とします。それは、相手のいわゆる「育ち」、「素」を見てみたいからです。

箸の使い方、器の持ち方、器の置き方、器をどこに置くか、醤油の使い方等々に
初めて一緒に食事をする緊張感の中で、どこまで「素」なのか。

いきなり敷居の高い料亭ではないので、ある程度はカジュアルなお店でOK。

食事をするときの所作がよいと、安心感があります。

それは次回に、もう少しお作法を気にしないといけないお店に誘う場合も想定して
次も大丈夫かを見極めたい気持ちもあります。

しかし、相手のみに求めるのはちょっと虫が良すぎます。見極め力として自分自身もマナーや所作は、常に意識します。さて、マナーも良し。そして彼女のマナーも、褒めてくださいネ。

え!そこまで見てるの。気にしてんの?普通じゃん、それとも手ごわいと思わせるか
もしくは、面倒っくせおっさん ・・・どれでもいです。

「貴女のことを見ていますよ。安心しました」との意識づける。

あとは傾聴です。
事情聴取ではないので根掘り葉掘り聞くことはないです。プライベートは、聞かない。
むしろ気持ちよく話してもらうような質問をや感想、相槌を続けてください。

さてさて、その先生の話です。その彼女の活動拠点が国内にあったときは、3カ月に1回程度の
お互いの近況報告会。

いまでも思いますが何事も最初が肝心。その出会いの全ては、その一瞬にあると思います。
食事の前ですね。

繰り返しになりますが、この倶楽部では、男性側として、写真や動画をみることができます。
しかも、概ね以下3パターンに集約かと。
実際にお会いすると そうでもない。10%

その逆に、写真や動画よりも遥かに素晴らしい。20%
いやいや。全く写真や動画の通り。70%

評価は、それぞれなので全くの私感です。

彼女の場合は、「全くその通りの70%範囲」でしたが、服装に隠れながらも、それを超えて分るほどのスタイル。挨拶の仕方や食事マナーなど含めて、特に問題なしです。

第一線で活躍する講師であるゆえの悩みや想い、立ち振る舞い、今後の夢など
ひたすら聞き役に徹する。お食事が終わり、口直しでホテルのBarへお誘い。

こちらも、至って普通のサラリーマンであり、特別なものは何もない。
加えて、仕事の都合や内容、唯一ホッとできる時間がを共有しながら、傾聴姿勢を貫く。

お酒も入っているので、とにかく気持ちよく話してもらう。

時々、チクリと大人の視点でコメント。彼女の発言を否定はしないが、
議論には持ち込んではいけない。むしろ、宿題みたいに、「こんど教えて」と次回に持ち越す。

会社でも、若い部下たちに、やる気を起こさせるような後押し含めて、
人材育成、人事評価と思えばその時の知識や実践・経験が役立っことを実感。

彼女に「このおっさんで、まあイっかぁ」と思わせて信頼&相談もしくは 「話しやすい人」
そんなように感じてもらえばOK。彼女側から、引き続きお願いしたいとの言質を取れれば
本日のミッションは完了。次にいければ なお良し!

そして、三次会。お部屋へのお誘い。

冷蔵庫には、口直しのスパークリングワインでも。
そのためには、早めのチェックインは必要です。会う前に済ませてください。
とにかく、スムーズにそしてサプライズを少々。

まずは意味もなく今宵に乾杯です。感謝の意です。
あとは彼女が「シャワーに行く」というのを待つだけです。

その先生とは、食事の場所が固定してきました。
小籠包のお店です。都内某所で小籠包を食べた後、ひっそりとお部屋へ。

いつのころからか「小籠包が食べたくなったら連絡ちょうだい」。と彼女に主導権を渡す。

数年間は、メールのタイトルは「小籠包が食べたい」が合言葉。
日時、場所を決定し、いつもの通りことが進む。

その彼女から、いつもの合言葉が送られてきた。
合言葉の後に、「しばらく食べられないの。。。と添えられていた」
もともと海外志向。海外への武者修行の準備が整ったらしい。

そして出国。飛び立つ前のアプローチラインのジェットの中から

「また連れて行ってくださいね。小籠包!」と締めくくり。
返答は、「いつでも!」

The End!

それが最後として、記憶から消し去るつもりだったが、約半年後。
帰国したと連絡があり!!。
知ったアドレスとキーワード「小籠包が食べたい」とある。

小籠包の店で近況報告を受けながら、以前のように短い時間を共にする。
一度だけ 隣の部屋が修学旅行の女子生徒と思われる部屋の隣になり、大きな、はしゃぎ声。
都会有名なホテルでも壁が薄いんだねぇ~と二人で閉口しつつ、
彼女の〇ぎ声を聞かせて、隣の生徒たちには静かにしてもらう。

廊下で生徒の一群とすれ違いましたが、隣に部屋には、ちょっと刺激がきつかったか。。。。ごめんね。

でも、これが東京の夜。いつもの通り プライベートには
一切触れないように。。。それは、いつのまにか形成された約束事。

その後、何度か帰国/渡航を繰り返しながら 忘れたころに「小籠包が食べたい」とメールがくる。

しかし、いまのところ、3年以上音信不通。こちらからも連絡はしていない。
次のステージを謳歌しているのか、それとも別の生活基盤ができたのか。

いずれにしても このような関係があったことだけが事実。

そろそろ、記憶からも薄れてきたころ。
ひょっとしたら、明日「小籠包が食べたい」とメールが来るかもしれない。

//右曲がりのD

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