~松村さん(元乃●坂白石似)との出会い~ 最終回

ホテルにチェックインすると、恵比寿の綺麗な街並みが目に入ってきます。

途中購入したチューハイをあけ、二人で乾杯をしました。

部屋を取ってある事自体に、松村さんが何か言うことも無く自然と受け入れてくださり

逆に非常に上級者であるなとも思いました。

 

チューハイを飲みながら、少し踏み込んだ話を聞きました。

生まれ育った地域、大学で学んだ事など。

リラックスして話をしていましたが、少し酔った松村さんが色っぽくて、良い匂いに頭がクラクラしてきました。

 

時刻は0時少し前。

所謂、雰囲気もそう言う時間になってきました。

 

そっと体を寄せ、キスをし、松村さんを寝かせます。

彼女は少し恥ずかしそうな表情でしたが、受け入れてくれたようでそのまま愛撫を続けます。

体が火照ってきた所で、シャワーを浴びたいと言うことなので

もちろんOKし、彼女をシャワーに送り出します。

 

(・・・・やった・・・・)

この感情はなんなのでしょうか。

恋人とも違う、セフレとも違う、パパ活ならではの感情です。

初めから決まっているようで、決まっていないことをGOALに持ってこれた感覚は

仕事の大きなプロジェクトを決めたような感覚に近いでしょうか。

 

松村さんがシャワーから出てきた後、私も軽くシャワーを浴び

抱き合い、激しく愛し合い(?)ました。

(?)の領域がまさにパパ活なのでしょうか。

彼女は恥ずかしがり屋で、あまり松村さん自身が声を出すことは無かったですが

他の方よりも火照りが強く、汗を多くかく方でした。

逆にそれがエロく、私自身を奮い立たせるものでした。

バストはCカップぐらいでしょうか。非常にスタイルがよく肌もすべすべです。

 

いよいよ挿入という直前に、大事なことを忘れていたのを思い出しました。

そう、紳士の証であるゴムを持っていなかったのです。

 

(ここまできたのに、ゴムがないと伝えるのか・・・)

男として不甲斐ないです。

 

一瞬時が止まります。

真っ暗なはずなのに、松村さんがこちらをみているのがわかります。

 

夜のP「・・・あの、実は・・・」

 

松村さんが私に何か言うことはありませんでした。

そのまま導かれるままに彼女の中に入ります。

そこからは1時間なのか、それとも10分、もしくは1分なのか覚えていません。

幸せな空気と、彼女の良い匂いにやられあっけなく果ててしまいました。

もちろん、最後、紳士の気持ちを忘れず、果てる前には身体を離しました。

 

その後、軽くシャワーを浴びチューハイを飲んで横になりながら

お互いの最初の印象を話しました。

 

夜のP「最初はどんな印象だった?僕は本当に美人でびっくりしたよ」

 

松村さん「私は・・・正直昨日は家から出たく無くてしぶしぶ・・・」

 

そう言って少し気だるそうに私の腕に頭を起きました。

 

ーーー

次の日の朝、男とはなんなのでしょうね。

隣に美女がいるだけで元気になります。

 

一緒に歯磨きをして、水を飲んだ後にもう1回戦彼女と愛し合いました。

 

何度もいいます。

もちろん最後の紳士の・・・(割愛)

 

ーーー

 

その後ホテルをチェックアウトし、一緒に新宿までタクシーで移動し、昨日と同じ三越伊勢丹の前で彼女を下します。

 

軽くキスをして降りた彼女に声をかけました。

 

夜のP「昨日、今日と本当にありがとう。よかったらまた誘っていいかな?今度はデート出会いたい」

 

松村さん「はい。お待ちしてますね!今日はありがとうございました」

 

その後、スーツを着替え会社に向かいます。

先輩Yとエレベーターに乗りましたが、アプリを使ったわけではないので特に何も言われることはありませんでした。

 

ーーーその2日後、

 

土曜日の昼に彼女に連絡を入れてみます。

 

こんにちは!こないだは改めてありがとう。

丸の内にいいレストランがあるんだけど、一緒にいかない?



 

そのLINEが、既読になることはありませんでした。



 

パパ活とは、こう言うものなのでしょうか。

夜のPのデビュー戦はあっけなく幕を閉じました。

 

何が悪かったのか、などと反省しましたがその答えは闇の中です。

パパ活として出会わなければ恋愛になっていたのかもしれません。

いや、恋愛という感情が少しでも出てしまったのがダメだったのかもしれません。

 

ふと気がついて、先輩Yに彼女のアカウントについて聞いてみました。

 

先輩Y「どうしたんですかー。彼女きにいりました?」

 

夜のP「はいー。こないだ楽しかったので、また呼ぼうかなと!」

 

先輩Y「あれ、退会になってますね。夜のPさんなんか悪戯したんじゃないですか??笑」

 

夜のP「いやいや笑通報されるようなことはしてませんよ!」


 

その後アプリを再度インストールし、彼女を探してみました。

しかし、彼女が現れることはありませんでした。

 

こうして、夜のPはパパ活のデビュー戦をほろ苦く終わることになるのです。

松村さんは今どうしているでしょうか。

 

新宿のラウンジにいるでしょうか?

はたまた、別なパパ活アプリで頑張っているでしょうか。

もしくはパパ活は卒業したのでしょうか。

 

いずれにせよ、夜のPをパパ活デビューさせてくれた松村さんには非常に感謝しています。


 

ーーー「パパ活とは何か」

「パパ活とは、去る者追わず」

 

~松村さん(元乃●坂白石似)との出会い~1話はこちら

~松村さん(元乃●坂白石似)との出会い~2話はこちら

~松村さん(元乃●坂白石似)との出会い~3話はこちら

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