【後編】「パパ活」にいるのはどんな女性か──サポ活・割り切り女性、裏垢女子、出会いカフェとの比較

 

こんにちは、浦野けいすけです。

前編に引き続き、この「Darling」をご覧になっている皆さんのなかで、「パパ活に興味はあるけど、まだ踏み出していない」方向けに、他の媒体やルートで出会う女性と、パパ活女性には、どのような違いがあるのかを、まとめてみようと思います。

分析の内容や方法、免責事項は、前編の冒頭に記してありますので、ご覧ください。

また、便宜上、女性を容姿や属性、階層等で分類するという、このインクルージョン時代にそぐわない前時代的な方法をとっていることを重ねてお詫びします。

 

サポ活・割り切りの女性分析

サポ活・割り切り女性とは


恋活用SNSサービス、恋活用マッチングアプリ、その他出会い系アプリを使って援助交際をしている女性の総称です。女子高生・コギャルの援助交際がブームとなって社会問題化するなかで、援助交際という言葉は次第に「サポート」「支援」「割り切り」などという言葉に置き換わりました。

これらを総称する言葉はまだないため、「サポ活・割り切り」というカテゴリーにします。年齢は幅広く20~40代前半が中心層です。

ひと昔前までは、出会い系の掲示板、出会い系のメールサービスなどが援助交際の舞台で、女子高生・コギャルの援助交際ブームが終わってからは、元コギャルのギャル系女性や正業につかない女性、経済的に困窮している女性などが活動の中心でした。かなり荒れ果てていて、まともな男女は手出ししないような空間になっていました。

しかし近年、SNSサービスやマッチングアプリに舞台を移してからは、女性の価値観に変化が現れたのか、いわゆる「普通の女性」もこれらの舞台で援助交際をするようになっています。

 

ただし前身が前身なだけに、女性のレベルは総じてかなり低いです。なかには、「こんなところで」と思えるような、きちんとした正業についた、見た目も普通あるいはそれ以上の女性にも出会うことができますが、SNSやマッチングアプリでそのような募集をしている女性は顔を出していないことがほとんどなので、そこにたどり着くまでにかなりの時間と労力がいります。

メッセージやLINEなどで写真を交換するのが一般的ですが、その写真を信用できる可能性も低いです。

特に、パパ活が流行して専用のアプリまでできた現在は、「普通の女性」のうち、多少レベルの高い女性のほとんどはパパ活に移行していますから、レベルはさらに下がっています。そのかわり、相場が非常に低いのが特徴で、そこそこの容姿の若い女性が、叙々苑の雪会席くらいの値段設定にしているケースもあるほどです。

 

サポ活・割り切り女性の分析


以下、私の主観による独断ですので、あくまで参考にしかなりませんが、グラフで示してみたいと思います。

A1:美人で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(大手会社員・上位大学の学生など)
A2:美人で、ミドルクラスの生活を送る女性(中小会社員・派遣社員・店員・ワーカー系・中低位大学や専門学校の学生など)
A3:美人だが、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(ネット系クリエイター・フリーター・夜職系など)
B1:容姿は普通で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(同上)
B2:容姿は普通で、ミドルクラスの生活を送る女性(同上)
B3:容姿は普通で、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(同上)
C:容姿等の総合評価がイマイチな女性

※人をこのように分類することは本来許されない行為ですし、分類も難しい部分はありますが、分かりやすく提示するための便宜上、お許しください(以下同)。


 

裏垢女子の女性分析

裏垢女子とは


Twitterやその他SNSサービスで、エッチ系アカウントとして活動する女性たちです。サポ活・割り切り女性との線引きが難しいですが、多くの女性はエッチ系の話題や、自撮り写真(下着姿や胸のアップなど)、男性との夜の話を盛んにツイート・発信しており、自分のフォロワーのなかから、割り切りの男性を選んだりしています(裏垢女子でも実際に出会いを求めない女性のほうが多数ですので、ご注意ください)。

このほか、ツイート・発信は控えめで、基本的に割り切り交際の募集のみをいう女性もいますが、マッチングアプリのような掲示板スタイルとは分けて、こちらに分類したいと思います。

ひと昔前まではTwitterなどで割り切り交際を募集する女性は、かなりレベルの低い危険な女性ばかりだったのですが、「裏垢女子ブーム」のために、様相が変わりました。

裏垢女子は非常に千差万別で、なかにはフォロワーが数万人もいるような人気の女性もいて、男性からだけでなく、女性からも支持されています。このような人気の裏垢女子は、センスもあり頭がよく、発信内容が優れています。

そのなかには、社会的属性や容姿の面でも非常にレベルの高い女性がいますその一方で、特にフォロワーが少ない女性に多いのですが、サポ活・割り切り女性と大差ない人も多くいます。

年齢層は20~30前半が中心層ですが、人妻裏垢として人気を博す40代女性も多くいますし、逆に10代の女性もいます。

 

裏垢女子の分析


以下、私の主観と独断による、グラフです。

A1:美人で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(大手会社員・上位大学の学生など)
A2:美人で、ミドルクラスの生活を送る女性(中小会社員・派遣社員・店員・ワーカー系・中低位大学や専門学校の学生など)
A3:美人だが、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(ネット系クリエイター・フリーター・夜職系など)
B1:容姿は普通で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(同上)
B2:容姿は普通で、ミドルクラスの生活を送る女性(同上)
B3:容姿は普通で、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(同上)
C:容姿等の総合評価がイマイチな女性

 

このように、優良な女性とも出会える裏垢女子ですが、そのような女性の場合はフォロワーが多数いて、競争率も高いために、実際に出会うまで漕ぎつけるのが難しいという難点があります。こちらが写真を送って、先方に判断してもらうというスタイルが基本です。

簡単に出会える女性も多いのですが、そのような女性は、それなりです。なかには「とても……」という女性も多数います。

私が実際に出会った女性には、看護師、社会福祉士、国立大学の大学院生がいました。センスある発信をするだけあって、素敵な女性が多かったです。特に大学院生の女性は、SM文学を研究していた方で、今でも思い出深いです。


 

出会いカフェ・出会い喫茶の女性分析

出会いカフェ・出会い喫茶とは


今から15年くらいまでが全盛でしょうか。地方都市も含めて主要な都市には必ず出会いカフェ・出会い喫茶があるほど流行した時代がありました。現在、東京都内に10店舗ほど残るという感じだと思います。

出会いカフェ・出会い喫茶は、男女が一室に集まり、気に入った異性を別室の個室ブースに呼び、10分程度トークして、交際するかどうかを決めるというものです。男女がオープンに一堂に会するスタイルは現在ほぼなくなり、男性のブースと女性のブースが分かれ、仕切りにはマジックミラーがはめ込まれて、多くの場合、男性側から一方的に女性が見れるようになっていて、気に入った女性を個室に呼び出すというスタイルになっています。

「闇金ウシジマくん」の映画にも登場したキラリが有名ですが、東京における源流は、恵比寿にあったツーバという店だと思います。

今から10年前までは営業していました。ラウンジのような上質の空間に、都会的な、レベルの高い女性が集まっていました。私もたくさん通いました。このツーバは、本店から分かれた名古屋店がまだ健在のはずです。そして、恵比寿店のほうは、出会いカフェと交際クラブを合わせたようなエージェンシーに姿を変えて、恵比寿と新橋で営業中です。

 

出会いカフェ・出会い喫茶の女性


ちょっと話がそれましたが、このように昔の出会いカフェ・出会い喫茶は上質の女性も多くいたのですが、その後は荒れ果てる一方で、現在は言語に絶するような恐ろしい空間になっています。もちろん、店舗によって集まる女性が異なり、そこそこの美人や、普通の女性が来るような店もあります。

運が良かったり、根気よく何時間も粘ったりすれば、そのような女性に会えなくもないです。しかし、多くの場合、現代社会の暗部を垣間見るような場になっていて、暗い気持ちになります。

これはサポ活・割り切りの女性や、裏垢女子の女性にも、この世の暗部のような男性・女性はいて、ネットだから姿が見えないだけということもある思います。しかし、出会いカフェ・出会い喫茶の衝撃度は年々高まっている印象はあります。

出会いカフェ・出会い喫茶のよい点は、その場で話がすぐ決まる、ということです。だから、すぐにお金が欲しいという女性、すぐにしたいという男性が集まります。女性は、ホストや地下アイドルにはまっていてお金が必要な女性、整形をしたためにその維持費が必要な女性などが多い印象です。

しかし、先ほども言いましたが、運がよかったり、長時間粘ったりすれば、たまに、そこそこの美人(ギャル系が多い)や、「なぜ、こんなところに来るんだろう」と思える普通の女性に出会えることもあります。

 

出会いカフェ・出会い喫茶女性の分析


以下、私の主観と独断による、グラフです。

A1:美人で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(大手会社員・上位大学の学生など)
A2:美人で、ミドルクラスの生活を送る女性(中小会社員・派遣社員・店員・ワーカー系・中低位大学や専門学校の学生など)
A3:美人だが、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(ネット系クリエイター・フリーター・夜職系など)
B1:容姿は普通で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(同上)
B2:容姿は普通で、ミドルクラスの生活を送る女性(同上)
B3:容姿は普通で、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(同上)
C:容姿等の総合評価がイマイチな女性

 

私は最近、出会いカフェ・出会い喫茶にはほとんど足を運ばなくなっているですが、そこで出会って今でもやり取りしている女性が2人ほどいます。1人は病院の医療事務の女性で、少し派手めですが、まあまあきれい系の女性です。

この女性が部屋に入ってきたとき、ほかとの比較で女神が現れたような気がしました。数か月に1回程度会っています。ただし、ちょっと普通の女性より擦れていて、勘ですがホストクラブに行っている疑惑があります。

もう1人はネットショップの店員さんで、コミュ障の秋葉系女子です。部屋でずっと下を向いているので選ばれませんでしたが、よく見てみると可愛くて、それから会うようになりました。ただし私生活が謎という難点がありました。何か学生時代に闇をかかえてそうな。最近、彼氏ができて同棲したので、連絡を控えています。


 

パパ活女性と、サポ活・割り切り女性、裏垢女子 出会いカフェ・出会い喫茶との比較


最後にもう一度、グラフを比較してみましょう。容姿で選ぶか、金額で選ぶか、スピードで選ぶか、志向は人それぞれですから、ご自分に合った方法を選ばれるとよいですが、私は、一度はパパ活に手を出してみることをお勧めします。パパ活のデメリットももちろんありますが、それはまた別の機会に。

A1:美人で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(大手会社員・上位大学の学生など)
A2:美人で、ミドルクラスの生活を送る女性(中小会社員・派遣社員・店員・ワーカー系・中低位大学や専門学校の学生など)
A3:美人だが、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(ネット系クリエイター・フリーター・夜職系など)
B1:容姿は普通で育ちが良く、ハイクラスの生活を送る女性(同上)
B2:容姿は普通で、ミドルクラスの生活を送る女性(同上)
B3:容姿は普通で、普段の生活が見えない/アルバイト等の女性(同上)
C:容姿等の総合評価がイマイチな女性

※2021年11月27日補足:先日、理由があって、私が上記のデータのソースとしたのとは別のパパ活アプリに登録してみました。少し料金設定は安めですが、パパ活アプリとしては5本の指に入るアプリです。すると、かなり女性のタイプが異なり、平均すると質が下がるので驚きました。A1とA2が上の円グラフの半分くらい、その分、B2が多いという印象でしょうか。美人もそこそこいますが、むしろ普通のマッチングアプリにやや近い印象です。私が利用したエージェンシー、パパ活アプリがとても優良だったということかもしれません。利用するエージェンシー、パパ活アプリによっては上記のようではないかもしれない、ということを補足いたします。

 

                * * *

 

これまで、前編と後編に分かれて、パパ活女性、サポ活・割り切り女性、裏垢女子、出会いカフェ・出会い喫茶の女性を、私の限られた経験と独断によって分析してきました。これからパパ活を始めようとする皆さん、パパ活に興味がある皆さんは、どうぞ参考にしていただいて、自分のニーズに合った媒体・サービスを選んでいただければと存じます。

なお、前編の最後にも述べましたが、これらの分析は、2021年11月現在の私の限られた経験と主観によるものです。実態と違うのではないかなどのご指摘がありましたら、どうぞお寄せください。情報交換をさせていただければと存じます。

 

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