いつも大変お世話になっております。
木田です
2017年、関係者の皆様にとって飛躍の年になったかと思いますが、
私達ユニバース倶楽部にとってもささやかな飛躍と、試練の年となりました。
その中、先日東京支店長の滝田が企画して、一部の男性会員様をご招待した
ささやかなオフ会、というものを開催させて頂きました。
※開催人数の関係でごく一部の方のみ参加をお願い致しました。すみません
その中で会員様よりお聞きしたご意見が、私的にとてもとても勉強になったので、
忘れないよう、実践できるよう、こちらで一部お伝えさせて頂きます
・外資系IT企業役員の方
「私はサラリーマンをやってきたけど、世界のトップセールススタッフの中で
常に1位を獲得してきました。私の信念はシンプルです。
顧客のため、ということを徹底的に部下にも実践させてきました。
スタッフを大事にして強みを活かすことはマネジメントの基本なので、スタッフには
リスペクトの思いをもって接しています。でも、顧客の利益よりも会社の利益を優先
しようとするスタッフは徹底的に指導しました。
決算前や部署の成績が奮わないときでも、顧客の利益を守ることは私達の最優先であり、
それを徹底した結果、私達の会社や部署は常にトップとなることができました。
ユニバース倶楽部のスタッフのみなさんにもこれは、必ず実践してみてほしいと思います
デートをするべきではない女性を私達顧客がオファーしたら、全力で阻止してくれる
倶楽部であることを期待しています。
私が交際クラブの存在を知ったのは何かの書籍からでした。インターネットで検索すると
信じられない数のクラブがありビックリしました。どの倶楽部も同じようにしかみえないし
すべてを詳しく見ていく気力もありませんでした。
はじめは別の倶楽部の面談に行きましたが、担当者の方の服装、
説明などがあまりにも風俗的に思えたため入会はせず、その半年後にユニバースの面談にいきました
そこに現れたのはきちんとしたビジネススーツを着た女性で、iPadでの説明もしっかりしていました。
入会した後に交際クラブという業態に興味を持ち、他のクラブのHPやポータルサイト、
口コミサイトなどを改めて見てみると、クラブごとにそれぞれの信念や特色があることに気づきました
木田さんが進めている誠実路線、というのはとてもユニークだと思ったし、興味があったので
コラムなどもいつも読んでいます。
交際クラブのことを何も知らない人が、クラブの信念、といったものでクラブを選ぶことは困難かもしれないけど、ある程度業界のことを勉強したあとは、「結局はオーナーの考え方に共感できるか」ということがクラブ選びで大事になることがわかりました。
・芸能やモデルの女性がたくさん在籍していて王様のような体験ができる倶楽部
・女性からオファーを受けたりカレンダーを使って効率的にデートが確定できる倶楽部
・選ばれし者のみ入会できて、オーナーがすべてのマッチングを手作業でやってくれる倶楽部
いろいろな特色の倶楽部があります。
私は、木田さんの進めている方向性が自分の考えと近いように感じました。
正直、ユニバース内でもスタッフによって対応は様々です。流れ作業で進めているな、と感じることもありますし、
全く親身になってもらえていない、女性のことを何も分かっていない、
セッティング料をもらえれば女性が誰でも良いと思っているな、ということももちろんありますが、
ユニバース倶楽部が今後、誠実ということに対してどの程度実現できるのか、という期待もあります。」
といった内容のお話でした。
書いているとついつい、自分の意見も入ってしまいましたが、大枠でこのようなお話をいただきました。そして感動しました。素晴らしいスタッフに感謝しました。
・投資家の方
「パトの出した新しいパパ活アプリ知っていますか?パト自体はappsからリジェクトされたようですね
。」
「は、はあ」木田(リジェクトってなんだろう)
「私もIT関係への投資もしている関係上、新しいアプリはチェックしています。
ペアーズ、オミアイのモデルを踏襲したパパ活コンセプトの出会いアプリは今後もどんどん出てくるでしょうね。私も実際に使ってみました。悪くない、というのが率直な感想ですし、ユニバースに登録している女性もたくさん登録しています。登録している男女比は1:3で女性が多いそうです。だから、出会い系をやってきて女性の登録の増加に頭を悩ましてきた企業さんが興味をもつのは当然です。
でも、そりゃそうですよね。パパ活アプリは女性にとって効率のよいバイト探しです。出会いコンセプトとは全くの別物です
だから、私個人としてはパパ活アプリよりは交際クラブのほうが使いやすい。友人は数百通のメールをエクセルにして管理し、女性の目的が純粋にバイトでしかない女性を除外する作業をしているしその作業を楽しんでいますが、私にとってその時間や手間はお金で買いたい。
だから今後ユニバースさんに期待するのは、人がやっている強みを活かすことです。人件費をコストではなく資産と捉えることです。会員全員と会っている、ということを活かすべきです。
ユニバースにはすごい数の女性が入会しているけど、その中から一人の女性を選んだり日程を調整する作業は面倒に感じることが多い。うまくいかないことも多いしね。
女性とのエキサイティングな出会いは欲しいけど、そのためにさけることのできる時間は限られているとき、もし倶楽部から
「あなたが会ったらワオ!と思えるような女性が今日入会しました。あなたがオファーしないのであれば明日会員サイトにアップしたいと思います。どうですか?」
という内容のメールがきたら、私にとってとてもシンプルです。会ってみる価値があるか、ないか、です。
その女性にとっても、良いことなのではないでしょうか?
サイト上でオークションされるのではなく、マッチングコーディネーターがきちんとした男性を選んでおすすめされるのですから。
まずは男性の好みをカテゴライズして、出来る範囲で女性のおすすめをしてみてはどうでしょうか?メールが嫌な方には送らないよう気をつけて。」
との内容でした。
さすが投資家の方です。じゃあ投資して下さい、と言えばよかった。
・とてつもなく腰の低い経営者の方
「私は女性に対する倶楽部コメントが楽しみで利用しています。やはりスタッフさんによってコメントに対する本気度は違っていますが、その中でも本心が文章に出やすいスタッフさんのコメントは必ずすべて読んでいます。オススメしたい女性であれば自然と文章が長くなるだろうし、特に印象がないのであれば短いコメントになっている。そしてコメントを読んで興味をもつと、その女性に会って確かめてみたくなる。私はすごい人数のブラッククラスの女性と会いましたが、その答え合わせを楽しみにしています。
ただ一つリクエストは、「愛人診断」を動画だけでやっている女性はやめてほしい。動画を最後まで見ないと内容が分からないのは不便なので」
といった内容でした。ここからもっと深い内容をお聞きできるところで私が席を外してしまいました。
申し訳ありませんでした。。。
最後に、厳しいご意見を頂けた方もいらっしゃいました。
・会社役員の方
「会員様のため、ってよく言うけど、それ本当に思ってる?今回のオフ会もこれ、
会員のためにやってるの?会員の意見を聞きたいとか、自分たちのためじゃないの?
先日私達のやっている食事会に、木田君が勉強のために来たいと言ったから招待したけど、
女性たちのいる前で、いつも大変お世話になっています。いつもありがとうございます!なんて
力入れて言うから、私はとてもやりにくかった。だって、女性からすれば「あ、この人女性をとっかえひっかえしてるんだ」って思うだろうし、私が女性に安心してもらうためにセッティングした
お店や状況が台無しになった。それでも私は自分の事は自分で面倒見れるから良いけど、
代表がそんなことするんじゃこの先不安。
さっきスタッフから聞いたけど、今後イベントを増やしていこうと思ってるらしいよね。
ゴルフとかバーベキューとか?
それ、もし男女のフィーリングが合わなかった時のこと考えてる?
自分の好みの女性や男性がいないとわかったあと、地獄じゃない?
あなた達は売上が上がって嬉しいのかもしれないけど、もっと会員のメリットを考えてほしい。
最低限のことが出来ているか、考えてほしい。
女性から倶楽部や、他の男性の愚痴をよく聞く。
ストーカーのようにしつこい男性や、ケチな男性がいるからすぐに退会したいってみんな言ってる。
良い女性はみんなそういって辞めていってる。
もうちょっと考えたほうがよくない?
他の会員は優しいから言わないけど、みんな思ってると思うよ。
今日集まっている会員は特に、倶楽部に対して好意的に思っている人ばかりが集まってるはず。
そんな人達の意見ばかり聞いて自己満足するオフ会なら辞めたほうが良いよ。」
とのこと。
こんな風に文章で書くと嫌な人みたいに見えますが、実際は違います。
女性からの評価が抜群に高い方で、多分私達よりも数倍、女性をもてなすことに長けています
ビジネスシーンと同じように、徹底的に相手の立場にたつことが習慣となっている方です。
倶楽部もいろいろミスがある中で、継続してご利用頂いている、いわゆる「超上顧客」です
おっしゃる内容は歯に衣着せない厳しいお言葉ですが、内容は本当に的を得ていることばかりです
オフ会の終了したお店の外で、寒い中お時間を頂けました。
本当に良い話が聞けたから、また来年も頑張ろう!と思って会場に戻ると、今回のオフ会を
準備したスタッフたちが反省会をしていました。
今回のイベントはとてもよく準備されていたし、当日スタッフたちはみんな、会員様をもてなそうと必死に動いていたので、私は大満足でした。
きっとみんなで、ウェーイ!と乾杯でもしているのだろうと思って部屋に入ると、
その光景に私はビックリ。
東京のチーフたちが全員集まってシリアスな顔をしていて、女性社員は泣いているのです
私が厳しく叱っても10分後には涼しい顔をしてセブンミールのパリパリサラダうどんを頬張っているようなスタッフたちなので、彼らが泣いているのを見るのは入社後初めてでした。
自己満足、と言われて悔しかったのか、
会員様に厳しく指摘されて恐ろしかったのか、
泣いている理由はよく分からなかったですが、私は直感で感じました。
うちの会社は、捨てたもんじゃない、と。
リーダーたちは自分が率先して嫌な仕事に取り組み、
リーダーが会員に謝罪に行ける会社であり、
素晴らしいスタッフたちが働いていてくれることに感謝しました。
だって、人が泣くのは心が動いたからです。きちんと努力していない人は心が動かないし、甲子園で泣くのは必死に頑張った人たちと、その姿に感動する人です。
どの会社の社長様たちも思っていることを、私も実感として感じることができました。
社員たちへの感謝です。
彼らと彼らの家族の生活と雇用を守るために、私も頑張らねば、と思わせて頂くイベントでした。
私達は、偉大な自己満足のひとつとして、3つの言葉と10のコアバリューを決めました。
・正直
・透明
・ひたむき
この3つです。
これは6年前から今まで会員様より教えて頂いた大切な事であり、
この業界で最も難しい目標だと私達が思っているものです。
おいおい、またユニバースの自己満足かよ、と思いの方もいるかもしれませんが、
私はこの難しい課題にチャレンジしていきたいと思います
・私達は今後、ステルスマーケティングを一切行いません。
・私達は今後、自分の悪い部分、不都合な部分、ミスについて認め、謝罪し、改善します
・私達は今後、利益の大部分をカスタマージャーニーの中での会員様の感動と従業員環境の向上にあて、労働時間の5%以上を従業員教育にあてます。
以上が私の考えるコアバリューの実践です。
とても難しいことばかりですが、実践していきます。
私自身が3年前まで現場でいろいろなミスをして、卑怯なマーケティングをし、今でもひどい新人教育です。
それでも無事、2018年を迎えることができそうです。
会員様より教えて頂いた「正直」を見失わず、今後も頑張ろうと思います。
年の瀬の忙しい中弊社のイベントに来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。
弊社のサービスをご利用頂いている皆様、支えて頂いている関係者の皆様、歯を食いしばって努力してくれているスタッフの皆さん、本当にありがとうございます!
木田 聡