2020年04月19日

会社は今、重要な岐路にたっております

いつも大変お世話になっております。

代表の木田です。

4/16からユニバースグループは全面的な休業期間となりました。
ご返信が遅くなったり対応が遅くなり申し訳ありません。

会社は今、重要な岐路にたっております。

ユニバース倶楽部は創立から8年が経過し、海外進出や他事業の開拓を行っている矢先に
今回の新型コロナウイルス感染がやってきました。

「家族や家」のようなコミュニティ単位内に収まっておいてください。
ということだと思います。今求められているものは。

お父さん→電車にのって職場に行って帰ってくる
お母さん→ヨガ教室とジャニーズライブに行って帰ってくる
長男→ 学校と塾と部活に行って帰ってくる
長女→ 学校の帰りに友達の家で遊んでから帰ってくる

これが今までの暮らしで、今考えるとまるで、外に落ちているウイルスを、だれが一番ゲットして家に持って帰れるのか、を競っているような行動です。

そして今

お父さん→ 在宅と言われてるが週3日は出社している
お母さん→ ジャニーズのライブはなくなったがママ友たちと公園でおしゃべり
長男→   学校が休みなので友達の家に行ってゲームする
長女→   友達とLINEで話す。公園で落ち合って遊ぶ

こんな感じかと思います

今まで家族トータルで5000人以上と接していた行動は抑制され
1000くらいに減っているのかもしれません。

そして話を戻してパパ活。

単身の男性と一人暮らしの女性が個室デートをする。
これって接触数1なわけで、濃厚接触かもしれませんが、だれが触ったかわからないドアノブを1日数十回触ることは気にしないのに、ひとつの濃厚接触だけを気にするのは、どうなんだろう。

と、思っていました。

でもその1が原因で誰かが迷惑を被る可能性がある以上、そんなことは言えないし書けないし。
でもそれって、不倫だって同じこと。バレればだれかを傷つけること。

でも企業として、会員制クラブとしては、デートに対する制限をかけてきました。

そして今、会社は重要な岐路にたっております。

現在デートセッティングを積極的にお勧めするわけにもいかず、
女性側もデートを断る方が多い現状で、デートセッティング数はオンラインデートを含めて通常時の2割以下となっています。

当然社員は出社してもやることが少ない状況であり、会社の休業を決定しました。
4/14に決定・通達し4/16から実施しました。

3月は若干の赤字、
4月の予測売上は大幅な赤字となる見込みで、
しかも4/1に入社した新卒採用者10名の人件費や、本社、大阪、京都、台湾、渋谷、などのオフィス移転も重なりキャッシュフローは急激に悪くなっています。

4/17、事業の縮小とそれに伴う整理解雇を決定しました。
シンガポール、台湾、中国、国内外国人向けのサービス、婚活事業・モバイルアプリの休止、また段階的な撤退を決定し、それに伴う人員の整理を行っております。

人員の整理=解雇です。会社事由での解雇を、該当の社員に伝えてもらいました。

休業していない役職付きの社員たちは今この瞬間も懸命に働いてくれています。
休業中の社員も心はひとつだと思います

世の中の自粛期間があと6か月程度伸びて6か月後まで売り上げがゼロであれば、休業の助成金をもらったとしても次の組織再構築を考えなくてはいけません。

毎日の感染者数を眺めてため息をつく日々が続いています

そこで私が憎いのはコロナウイルスでも自粛要請でもなく、

4か月前の自分が憎い。
直近1年間の自分が憎いです。
投資という名の「経費の肥大化」を、感じていながら変えられることが出来ずにいました。

他の企業はこの期間が明けるための準備に、今この時を有効に使うことができるのに、私はただ、忙しく動き回る現場スタッフの邪魔になるミーティングを行うことしかできていません。

私はコロナの前から強くテレワークを進めようとしていたのですが、今だれもいないがらーんとしたオフィスでこのブログを書いています。

やっぱ、家で仕事するのはよくない。
特にこんな危機のときは。

社員みんなの顔を見ながら仕事がしたい、と感じました。

そして今後の予定です。

私の予想では、6/17にいったんコロナ自粛は解除されます。
そこから徐々に回復傾向に向かうと予想しています。

新卒社員は5/21からOJTを再開し7月からの繁忙期に備えます。
解雇した社員も戻せる状況なら戻ってもらう。

私は、社員を解雇したダメな経営者として、どの面下げてればよいのかわかりませんが、
とにかく今は真正面を向いて歩くしかありません。

こんな中、会員の皆様からはお気遣いの言葉やご協力をいただいております。
本当にうれしく思っています。

この御恩を返すため、まずは組織のスリム化と効率化、より良いサービスに特化して進めていきたいと思います

木田 聡

この記事の筆者

42歳 肩たたきが得意です ストレスがたまるとシンクを磨きます。 汚れたシンクを見るとストレスがたまります。 この繰り返しです