ユニバース東京本店の北村 香でございます。
ずいぶん久しぶりにブログを書かせていただきます。
1月17日、阪神・淡路大震災から24年を迎えました。
24年という歳月の経過に改めて驚かされました。
幸い私や家族や家はそれほどの被害がなかったのでそう思うのかもしれませんが・・・
私は大学進学で上京してから現在は年に1~2回程度神戸に帰省するだけですが、
一昨年は幸いにも神戸支店の立ち上げを担当させていただくことができ、
高校卒業以来20年以上経過して初めて数ヶ月を神戸で過ごしました。
被災したのが高校1年生の時で、その2年とちょっと後からは東京暮らしでした。
帰省するたびに思ったのが、「人の力ってすごい」ということでした。
あの日、たった数分の揺れで、人々が永い時間をかけて築き上げてきたもの、自然が無残に破壊されました。
人間なんて無力すぎるという圧倒的な絶望感に襲われるくらい暴力的で壊滅的な崩壊、消滅を目の当たりにしました。
それが、目を瞠るような復興を遂げたのです。
神戸の街が徐々に、いえ、想像よりも遥かに物凄いスピードで生き返っていく姿にはひたすら感動を覚えました。
復興のために尽力してくれた方々の並々ならぬ努力と、神戸の街を復興させようという当時の住民の方の思いがあったからこそだと思います。
壊れてしまうのはあっという間ですが、それを元通りにすることは容易ではありません。
が、それをあんなに短い時間で、ここでそんなに大きな地震が起こったとは想像もできないような素晴らしい街に復興させることができた、人の力ってすごいなと本当に思います。
東日本大震災からも3月で8年。
東日本大震災のときは、あの恐ろしい津波の映像を見ただけでもういよいよ日本はダメだ、と思ってしまいました。
私自身は東京にいて怪我をしたわけでもないので、被災した方々のお気持ちは計り知れません。
思えば日本という国はこれでもか、というくらい毎年のように自然災害に見舞われています。
これだけの物理的・精神的ダメージを負っても毎回復興する力、希望をなくさない気持ち、すごいことだと本当に思います。
国にお金がなかったり、国力が弱かったりしたら日本という国はとっくになくなっていてもおかしくないくらいではないでしょうか。
こんなに小さな島国で、こんなにもしょっちゅう大変なことが起こって、でも世界で先進国と呼ばれる国でいられる、本当にすごいです。
長くなってしまいましたが、それだけ人間の力ってすごくて、日本人ってすごいな、と思います、ということが言いたかったのでした。
スタッフの中にも阪神・淡路大震災の当時生まれていなかった者が増えました。
年々、通じない話が増えてきたなとは思っていましたが、もはや親子くらいの年の差となってしまいました。
ユニバース倶楽部も今年で8年目。
私はまだ入社6年目ですが、この会社の中では古参となりました。
社員数名の個人商店のような会社だったのが、13支店、100人規模の会社へと急成長を遂げてきました。
若いもの、他の会社で社会経験を積んで来たもの、たくさんの個性が増えました。
その中で私のようなスタッフはもはや老害くらいに思われているかもしれません。
いつまでも古い体制に縛られて、以前の考えを変えられない古い人間なのかもしれません。
が、古いも新しいも思うところは一つ、全ては皆様のご満足のために、ということです。
まだちいさい規模で、携帯端末1つでやっていた頃から支えてくださった会員様、
成長の過程、ユニバースの過渡期、今もまさにその時期なのですが、私達の拙い対応を辛抱強く許容しご利用を続けてくださった会員様、
全国展開やスケールメリットに惹かれご入会くださった会員様、
皆様にご満足いただけるサービスをご提供したいと思っております。
時の流れや人員、規模によってシステムややり方などは日々移ろうものだとは思っております。
が、一般的な会社でしたら社員は5年くらいでようやく一人前、です。
ユニバースもたかだか8年、生まれたての会社です。
8年で調子に乗ってしまっては、10年目を迎えることはできないと思います。
古い古いと言われても、やり方は変えていかないといけないかもしれませんが気持ちは変えずにいたいと思います。
木田が一人で立ち上げて365日駆けずり回っていた頃の気持ちで、会員様お一人お一人を大事に、ベストマッチングを目指して参ります。
至らない点の方が多い私どもですが、今後もご指導いただけましたら幸いでございます。
毎度まとまりがなくつまらない内容で申し訳ございません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
北村 香