ユニバース倶楽部 4周年をひっそりと迎えます

皆様

いつも大変お世話になっております。代表の木田です。

まずは大阪に登録頂いた女性たちのご紹介から

大阪は東京に次ぐ女性入会数があり、10月は64名もの素晴らしい女性にご入会頂けました。
忙しいのに人員は少ないし支店も新しいからベテランもいない、という難しい状況で、
サービスの質としては、まだまだ発展途上、というのが正直な感想です。

そんな中、スタッフも少しずつ増えており、今回は新入社員の入社手続きや他もろもろのために大阪に来ております。
昔は、移動の時間と費用がもったいない、という理由で地方支店に行くことはほとんどなかったのですが、今は優秀なスタッフ（地方統括のヘッドコンシェルジュ松坂、東京のチーフ北村）のおかげで、自由に行き来することができます。

※ちなみに、先日日頃の感謝の意味を込めてこの二人を初めて食事に招待したのですが、３人とも気まずかったです。

ということで大阪オフィスに来てスタッフを偉そうに叱り飛ばしているのですが、そこで倶楽部の生い立ちの話になり（一方的に私が話していたのですが）、今週11/15でユニバース倶楽部も４周年を迎えるのだな、と思い出しました。（嘘つけ、キャンペーンやりませんとか言ってたくせに、というご意見、ご容赦ください）

その頃からずっと会員を継続頂いている会員様も多数いらっしゃいます。
まさにその方たちに助けて頂いて今がある、という感謝の念でいっぱいです。
（嘘つけ、じゃあポイントバックキャンペーンやれよ、というご意見、ご容赦ください）

とはいえども、４周年迎えたからといって、ユニバースは進化したの？良くなったの？
と聞かれると、答えにつまります。

支店が増えた分、女性の選択肢は増えたかもしれません。
スタッフが増えた分、通常対応は早めになったかもしれません。

でも、会員の皆様の満足されていない感じも、ヒシヒシと感じております。
「最近、なんかな～」
「昔はよかったけど～」
などのお言葉はどんな組織でもよく聞く言葉ですが（例）ジャイアンツ、テレビ番組、音楽アーティストなど）
それとは違う、本当の、危機感を抱いております。

弊社の従業員待遇は、たぶん中小企業の一般職の中では若干良いくらいかと思いますが
（少なくともハローワークの中では給与は良い方です）、かといってべらぼうに高いわけではありません。

競合他社様に比べると基本給で見劣りしますが、「長く安定して働ける職場」を目指しているので
基本給以外の待遇を充実させています。社保や有給はもちろん、慶弔休暇、育児休暇、労災、退職金制度、資格取得支援制度、住宅手当（検討中）、があり、インセンティブ給としては毎月の支店ごとの売上目標達成した時の大入り手当があります。
営業会社、不動産会社、風俗店などは、インセンティブの比重が高くて福利厚生が薄い傾向が強いですが、
私はそれには反対です。
目先の売上（その先にあるインセンティブ）に目がくらんで、男性会員様に嘘をついてでも無理くりセッティングをつける、という傾向に走ってしまうと、それこそ会社の死活問題です。（信用がなくなった倶楽部に誰がオファーし、継続するでしょうか）
なので全体的に、じっくり成果還元型の給与体系にはしているのですが、その弊害を大阪で感じています。

危機感が、感じられないのです。
ブログを書かなくても、積極的に女性求人に力を入れなくても、会員様へのお返事が遅くても、
商圏に強豪なライバルが地元にいないから、という外部要因だけでそこそこのセッティングをこなしています
それが、怖いのです。

僕は昔、クラブが潰れることが怖くて、ペコリンこちゃん対応をしていました（深夜４時に呼び出されれば行ってました）
福岡の麻生も札幌の仁志も東京の内田も滝田も、そんな私の部下として同じ以上の苦労をしていたと思います。だからなのかわからないですが、東京では仕事中の雰囲気がとてもピリピリしてます（北村が怖いから、なのかもしれませんが）。

時々社員同士での言い合いになることもありますが、その内容は必ず仕事の内容についてです。
「なんでこういう時にメモを入れておかないの。ミスにつながるじゃない」（内田）
「そりゃミスは悪かったですが、それはそもそも管理画面に入力した人がどうのこうの。」（三井）
という内容です。
「内田さんが僕のことを臭い臭いってうるさいです。人権侵害です（三井）」とか、ではなく、
「１秒でも早くメールを返す」ということに全員がこだわっている証拠だと思い、安心します。

でも大阪では、幸か不幸か、みんなが大人なので、湾曲した言い方で注意します。
「七条さん、昨日こういうのを発見したんですけど、でも昨日は忙しかったですもんね（真田）」
「あー、ごめんなさいー、それをやってる時に電話がかかってきて～。そしたらあわてて食べていたペペロンチーノスパゲティをこぼして～。ごめんなさい～（七条）」
という感じです。
大阪って、もっと、はっきりモノを言うんだと思ってました。
「七条はん、昨日メールの日付間違えとったやろ。あんたなー、今度やったらパスタわてが食うさかいにな」とか

私の尊敬する経営者の口癖で、「仕事に遠慮や妥協はいらない」というのがあり、最近読んだ「巨像も踊る」にも
「IBMのシェアを奪ったマイクロソフトは、あなた達の給与から、孫に残すはずだった大学資金を奪っていったんです。あなたは自分や自分の家族のために戦うのです（うろ覚え）」という言葉がありました。
共感する、強い言葉だと思いました。

私達は全員、自分のために仕事をしている、ということを再認識してもらおうと思います。
男女会員様のためでもなく会社のためでもなく、自分と自分の家族の将来のために戦っているのだ、と。
毎日の生活費とビールのためであり正月に彼氏と行く予定のハワイのためであり自分たちの人生のために日々、会社に行ってパソコンを叩いたり電話で謝ったりしてるのだ、と。

そして、戦いに勝つ一番の近道は正攻法だ、と。
株式公開していないこの会社がフォーカスすべきは、顧客（男女会員とその関係者）の利益を守ることです
男女会員様がデートに行って、価値がある出会いをすることです。

そのためには、男女会員様の面接や面談、デートのセッティング調整はかなりシビアにする必要があります。
だから、もっと社内はギスギスしろ、と思います。

面接も面談もセッティング調整も、全部ギスギスした雰囲気で、間違いがないかビクビクしながらメールしろ、と思います。
お友達面接もいらないし、世間話セッティングメールもいらないし、間違えば死刑、の雰囲気で進行することが、素晴らしい出会いに必要なのだと、考えます。

男性会員様は、より高い山を目指す登山家です。私達コンシェルジュが間違った情報を送ったり、情報の精度がリアルタイムでなければ、登山家は山の途中で雪崩に会うか遭難するか、です。

男性会員様には、素晴らしい出会いとそのための正確な情報提供、状況調整、アドバイス
女性会員様には、勇気を出して登録してくれた方へのご恩返しの登録（良い方であれば必ず１人の方にはご紹介したい）

この部分を成果地点として、その逆算で業務を最適化していきたいと思います
ユニバース倶楽部がどんなに大きくなったり小さくなったり形を変えたとしても、そのDNAだけは受け継がれるよう、内部整備に邁進したいと思っております。