グッチのドラえもんコラボ

【ご質問】

私がドラえもんめっちゃ好きなの知ってるパパがグッチのドラえもんコラボのアイテム買ってくれません!

自分から買ってって言わないといけませんでしょうか?

買ってくれるって期待してたのに…!!!
【URL】
https://universe-club.jp/help/questions/view/5812

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

パパ様がグッチのドラえもんグッズを買ってくれるためには4つの関門を突破しなくてはなりません。

(1)グッチがドラえもんコラボを出していることをパパが知っているかどうか。
(2)ご質問者様がそのグッズを欲しがっているかどうか知っているかどうか。
(3)パパがご質問者様のために20万円を使う気があるかどうか(グッチのドラえもんグッズは平均20万円)。
(4)その20万円をドラえもんグッズに使いたいと思うかどうか。

それではこの4つの関門をそれぞれ1つずつ見ていきましょう。

まず(1)の「グッズの存在を知っているかどうか」で御座いますが、これはご質問者様がパパ様にお伝えしていないのであれば知らないと思った方が良いでしょう。

少なくとも私はグッチがドラえもんグッズを出していることをこのご質問を見るまで知りませんでした。もちろんファッションに疎い私と違い、ご質問者様のパパ様はグッチのラインナップを逐一チェックしているかもしれませんが、仮に知っていたとしても自分に興味がないグッズなどすぐに忘れてしまうことでしょう。

街を歩けば多くの店がたくさんのお店がたくさんの宣伝をしておりますが、ご質問者様はその1つ1つ全てを覚えているでしょうか?

ご質問者様の友人がクレヨンしんちゃん好きだったとして、ご質問者様はクレヨンしんちゃんがコラボしている全ての企業をご存知ではないでしょう。例えばニッポンレンタカーはクレヨンしんちゃんとコラボをしておりますが、仮に街中でニッポンレンタカーを見かけたとしても「見た」ということすら覚えていないかもしれません。

ドラえもんに興味があるのはご質問者様であって、パパ様ではないのです。ご質問者様がコラボしていることを言っていなければパパ様がそれを知っている可能性、より正確に言えば「知った上で記憶している可能性」は限りなく低いと考えた方が良いでしょう。

それではご質問者様がパパ様に伝えるなどして、パパ様がドラえもんとグッチがコラボしていることを知っていたといたします。

次の関門は「(2)ご質問者様がそれを欲しがっているかどうか」をパパ様が知っているかどうか。

ご質問者様はドラえもんが好きなようですが、だからと言って全てのドラえもんグッズを欲しがるとは限りません。もしかしたらドラえもんは大好きだけど、グッチは親の仇と言わんばかりに憎んでいる可能性だって御座います。

そもそも私だってドラえもんが好きか嫌いかで聞かれれば間違いなく好きで御座いますが、だからと言ってグッチとコラボした靴が欲しいかと聞かれれば全く欲しいとは思いません。

「ドラえもんがめっちゃ好き!」と「グッチのドラえもんコラボが欲しい」というのは必ずしもイコールではないので御座います。

ご質問者様目線ではその2つはイコールなのかも知れませんが、パパ様の目線で見ればそれがイコールなのかどうか判断することは難しいでしょう。

さて、それではこの関門も超えたと致します。すると次なる関門は「(3)ご質問者様に20万円を使いたいと思っているかどうか」で御座います。

20万円と気軽に言いましたが、これは年収300万円前後の方の月給とほぼ変わりません。パパ様の年収がおいくらなのかは分かりませんが、本来であれば1ヶ月やりたくもない仕事に汗を流してようやく手に入れることが出来る金額であることはご理解された方が良いでしょう。

それではパパ様はご質問者様に20万円を払う気があるのでしょうか?

パパ様の年収が100万だろうが1億だろうが、20万円は20万円で御座います。それだけの金額を支払って、パパ様にはどんなメリットがあるのでしょうか?

ここで重要なのは、そのメリットというのは「プレゼントをしたことで発生するメリット」ということで御座います。

例えばパパ様がご質問者様とデートすることにメリットを感じていたとしましょう。この場合もしもご質問者様がいまだにパパ様とデートをしているのであれば、それは「プレゼントをしなくても発生しているメリット」であり「プレゼントをしたことで発生するメリット」では御座いません。

もちろん人間には「人にプレゼントをすると自分が嬉しい」というメリットが御座いますので、パパ様に20万円相当のメリットがある可能性は御座います。

またご質問者様の好意が爆上がりするなどのメリットも御座いますので、この関門も突破したとしましょう。

それでは最後の関門。

「(4)その20万円をドラえもんグッズに使いたいと思うかどうか」について考えてみましょう。

例えばご質問者様が私のことを大好きに思っていて、私のために10万円を使いたいと考えているとします。

そこで私に「10万円くらいのプレゼントをしたいんだけど、何がいい?」と聞いたとしましょう。すると私が「それじゃあキャバクラでA子ちゃんにシャンパンを入れたいから、そのシャンパンを買って」と言ったらどうでしょうか?

ご質問者様は私に10万円相当のプレゼントをしたいと思っていたはずなのです。ですのでその理屈だけで考えればキャバクラのシャンパンだろうが、グッチのバッグだろうが、私が喜ぶものをプレゼントするという意味では変わりません。

しかし絶対に納得できないお気持ちは分かります。

プレゼントは本来相手が喜ぶものを贈るべきで御座いますが、プレゼントを贈る側の「自分が贈りたいものを贈りたい」という気持ちは決して否定できるものでは御座いません。問題はこのバランスであり、どちらか一方だけを尊重すれば良い話ではないので御座います。

さて、私は今回ご質問文を読んでグッチのドラえもんグッズを拝見させて頂きましたが、失礼を承知で言えば私にとってそれらのグッズは「誰かにプレゼントしたいもの」で御座いませんでした。

「いや、まぁグッチだから物は良いんだろうし相手は喜ぶのかも知れないけどさ……この靴とか小学生が履いてるキャラ靴と変わらんやん。東京靴流通センターなら似たようなのが3,000円で買えるぞ?これが20万円?マジで?いや欲しい人は欲しいのかも知れないけどさ、俺は5,000円でもいらんわ。というかこの靴をプレゼントしたら、この靴でデートに来るんだよね?世間がどう思うかは知らんけど俺は嫌だわ」

あくまでもこれは「とある誰か」の感想であり、グッチの商品が悪いと言っているわけでは御座いません。ただもしもこれに似た感想をパパ様が抱いているのであれば、たとえご質問者様がドラえもんの靴を欲しいと知っていてもパパ様はこの靴をプレゼントしたいとは思わないことでしょう。

社会にはまるで似合っていないファッションをしている男性がたくさんいらっしゃいます。おそらくご質問者様もそんな男性を見かけたことは1度や2度ではないでしょう。

しかし少なくとも本人はそのファッションを気に入っていて、その服がオシャレだと思っているので御座います。

それではご質問者様のパパ様がそんなクソダサファッションだったとして、パパ様がその系統の服を物凄く欲しがっているとして、ご質問者様はそんなクソダサファッションを増長するような服をパパ様にプレゼントするでしょうか?

重ね重ねになりますが、私はグッチがダサいと言っているわけでは御座いません。ダサいダサくないは個人の主観に過ぎず、グッチをおしゃれだと思う人もいれば、しまむらをオシャレだと思う人もいるというだけの話で御座います。

ただ一般的な傾向として、年収の高い男性がキャラ物のグッズを好む傾向は低いでしょう。少なくとも私は丸の内でキャラものの靴を履いている成人男性を見たことが御座いません。

4つの関門を突破せよ

それでは今回のご質問者様は一体どうすれば良かったのでしょうか?

まず「(1)グッチがドラえもんコラボを出していることをパパが知っているかどうか。」「(2)ご質問者様がそのグッズを欲しがっているかどうか知っているかどうか。」の2つの関門はご質問者様が「これが欲しい!」と言うことで簡単に突破できることでしょう。

今回のご質問者様は「欲しい」とすら言っていなかったようですが、5歳の子供でもサンタさんに「ポケモン剣盾」が欲しいとちゃんと言っているので御座います。言わずに察して欲しいというお気持ちは分からなくはありませんが、何も言われていないお婆ちゃん「ポケモン赤緑」を間違えて買ってくるように、何も言わずに察して欲しいと言うのは無理がある話でしょう。

そして更なる問題なのは「(3)パパがご質問者様のために20万円を使う気があるかどうか(グッチのドラえもんグッズは平均20万円)」と「(4)その20万円をドラえもんグッズに使いたいと思うかどうか」で御座います。

(3)の方はご質問者様の行動次第でなんとかなるかも知れませんが、(4)の方は完全にパパ様の価値観としか言えません。

ゲーム機が欲しいと言っている子供に、知育パズルをプレゼントする親が絶えないように、この問題は価値観の問題なのでどうしようもないでしょう。もしもどうしてもこの関門が突破できないのであれば、ドラえもんのグッズを買ってもらうのは諦めて、同等の現金をもらった方が賢明かと思います。

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