【交際クラブで成功するための3つのポイント 後編2~「緊張」と向き合う】
コラムをご覧いただきありがとうございます。冒険商人です。
前回書かせていただきました後編1では、交際クラブにおける「成功」とは何かをお話しました。
今回は、「緊張」との向き合い方を書いてみたいと思います。
デートの際はもちろん、お仕事などの場面でも活かせるかもしれません。
少しでも、読んでいただいた方の参考になれば幸いです。
今回のテーマ:「緊張」との向き合い方
男性、女性問わず、初デートの際は緊張することと思います。
どんな人なんだろう?会話は弾むかな?嫌われたりしないかな?選んだお店で満足してくれるかな?・・・ドキドキですよね。
前編で書きましたように、ぼくは交際クラブというものを始めて約2ヵ月で20人近くの方とセッティングをしていただきましたが、何度デートの経験をしても、やっぱり初デートはドキドキです。
そして、お気に入りの女性であればあるほど、2回目、3回目も、やっぱり会う前はドキドキします。
いろいろな人のお話を聞いていますと、「緊張して頭が真っ白になってしまって、全然会話にならなかった・・・」なんて声もあります。
今回は、「緊張」とどのように向き合っていくべきなのかについて、まとめていきたいと思います。
「緊張しちゃいけない」って思うことが、そもそも間違い
これは、ぼくの持論なんですが、「緊張しちゃいけない」って思ってはいけません。
緊張することが、むしろ正しいんです。
「緊張する」という言葉は、一見、悪い状況を示す言葉のように見えますよね。
でも、「緊張する」という言葉を「テンションが上がる」と言い換えてみると、ガラッとニュアンスが変わるのではないでしょうか。
ちょうど「借金をする」という言葉がネガティブに聞こえるのに対して、「信用によって他人から資金調達ができた」という言葉に言い換えると、いかにも優良企業のようなポジティブな印象を受けるのに似ているのではないでしょうか。
デートの場に限らず、重要な商談や面接、試験なんかででテンションがまったく上がらないなんてことはあり得ないんです。
こういった場で、休日に自宅でパジャマ姿でのんびり寛いでいるときとまったく同じテンション・心理状況でいるなどということは不可能だし、むしろそんな心理状況であるなら、そもそもその場面は失敗ではないでしょうか。
想像してみてください。
・自分に全く興味のない会社からその会社の商品やサービスをたくさん話されて、「ぜひ御社と業務提携したい」と言われている場面を。
・まったく何も勉強をせずに、とにかく記念に出願しただけの試験本番を。
・自分の好みにまったく合わない異性と二人きりでデートをすることになった場面を。
これらの場面では、特に緊張する必要がありません。ただただ残念に時間を浪費するだけです。
つまり、緊張とは、その物事に対して真剣に取り組んでいたり、自分にとってチャンスだと認識しているから出てくる心理状況なのです。
したがって、今まさに緊張しているということは、入口の部分としては「成功している」と認識するべきなのです。
「あ、今日はいつも以上に緊張している・・・」と思ったら
「やった。今日はいい日だ。こんなに緊張するくらいの素晴らしい女性に出会えたんだから」と考える思考回路を持つとよいでしょう。
「緊張しないようにしよう」と考えてはいけません。
緊張することは自分の気持ちの素直な変化、動きですから、それを強引に抑制しようとすると余計におかしな状況に陥ってしまいます。
「こんな仕事はしたくない」って心では思っているのに、せっかく就職したんだから嫌でも働かなきゃと自分の気持ちを押し殺して無理に働いていると、うつ病などになったりするということと本質的には同じです。
心の動きは強引に蓋をしてはいけないのです。
正しい緊張の仕方とは
さて、緊張してもよいと言っても、結果的に緊張のせいで頭が真っ白になり、何も話ができなかった。まともに対応できなかった、ということでは、やはり残念です。
緊張しつつ、しかも(いや、むしろ)自分のパフォーマンスを上げるという状態に持っていくことが大切です。このような状態をもって、「正しい緊張」と呼べるのではないでしょうか。
さて、正しい緊張の状態に持っていくために、具体的にどのようにしていくと良いか?
参考までに書いてみたいと思います。
①まずは、自分自身で緊張している状況を認め、受け止め、「緊張してもよいんだ」「緊張するくらい良い出会いなんだ」としっかり意識しましょう。
②次に、お相手にそのことを表明するとよいでしょう。
「ぼくは今日、すごく緊張しています。とてもいい感じの女性に会えたので・・・」なんて言ってもよいと思います。
③そして、お相手との会話が始まりますよね。
上手に質問をして、流れのある会話ができればよいでしょうが、たまにお互い無言になってしまったり、質問の角度があまり良くなくて話が続かなかったりすることもあるでしょう。
このときも「上手に話をしよう」とか「まずい、無言だ」とか、あまり気にする必要はないと思います。
お相手も、「緊張されている中、一生懸命お話をしようとしてくれているな。楽しませようとしてくれているな」といったことを自然と感じ取っていますから、プロのような、流れるような話の持って行き方ができなくても、まったく問題ありません。
緊張しているなら緊張しているままでいいから、ただ一心に「相手を楽しませたい」と考えてデートを楽しめば、たいてい成功すると思います。
自分が相手にカッコよく見てもらいたい、というのは自分本位の思考です。
別にスマートでカッコよく話ができなくてもいいです。「相手を楽しませたい」という相手本位の思考をすることが大切だからです。
最後に、もう一つ。
デートをする場合、いわゆる必勝法みたいなものもネットや本で書いていたりします。
緊張してしまうことを防ぐために、ある程度パターン化しておいて、定型的に進めていくことで緊張しないようにしようという発想です。
ぼくは、これではうまくいかないだろうと思います。
なぜなら、いろいろなタイプの女性がいらっしゃいますが、1人としてまったく同じ女性はおりません。
それなのに、「ああ、今日の女性は〇〇なタイプの人っぽいから〇〇のパターンで進めよう」みたいに思考することは、まったくもってナンセンスだと思うからです。
緊張してちょっとぎこちなくてもいいんです。
慣れた感じでパターンに嵌めて進めていくのは簡単かもしれませんが、それは相手の女性を一人の「個」として見ていないという、かなり痛いマイナスポイントになるように思います。
ぼくも引き続き、ドキドキ、緊張しながら素敵な美女たちとお付き合いを深めていきたいと思います。