デート実録#29 念願美女との結末は? きさこ1回目

 こんにちは。パパラッチです。今日は涙無しでは語れない謎のデートを報告します。こんな例もあるので参考にしていただけたらと思います。

今回のお相手

お相手のSPEC

  • 名前:きさこ(仮名)
  • クラス:Platinum
  • 交際タイプ:C
  • 職業:大学生
  • 年齢:20代前半

初対面の印象

  • 容姿:ほぼ写真通りカワイイ。写真より少し良いかな
  • 性格:会話は悪くないが、良くも悪くもサバサバしている。活動には結構ビジネス的な印象

デートまでの経緯

 私には気になる女性がいた。とびきりカワイイと言うわけではないのだが完全にタイプなのだろう。とにかく会いたいのでオファーすることにした。ちょうど翌日がゴルフなので前泊が必要になる日があったので、そこの日程を1ヵ月前にピンポイントオファーをしたところ

「大丈夫です」

 とのこと。これであの気になる女性に会える。この喜びをかみしめながら店を予約したのだった。もちろんカウンター席で。時間は翌日ゴルフで早いため17時集合に。これも問題無いとのこと。待ち合わせは可能な限り早いほうが良い。17時から2時間食事でもまだ19時。翌日への影響による拒否はおそらく無いだろう。

どんなデートだったか

 時間はギリギリ。店が入っているビルに到着した時に電話が鳴った。知らない番号だ。これは間違いない。予想通り彼女からだった。ちょうどビルに着いたらしい。辺りを見渡すと。。。。いた!

 彼女の名前はきさこ、写真通り可愛らしい女性だ。服を着ていても分かる胸の膨らみからもスタイルの良さが見て取れる。美しい彼女を目の当たりにして多少緊張が走る。そして一緒にエレベーターに乗り込み店に着いたのだが、ここで不測の事態が!

 なんと個室に通されたのだ。私が予約したのはカウンター。というかカウンター席があるからこの店を選んだのに。。。

 やはり対面は距離が出てしまうのと、相手との心の距離感を測るのには不向きだ。カウンターで隣に座っているのであれば、相手の動き方で自分との心の距離を測定できる。例えば声が聞こえにくい時など女性は体ごとこちらに近づいてくれる場合はある程度心の距離が近いと感じられるし、逆にこちらが向こうに近づこうとしても相手が避ける仕草をするようであれば、まだ距離は縮まっていないと判断できるのだが、対面だとそもそも物理的な距離が遠いのでその辺りの微妙なところが測定できない。しかも個室だ。。。静かすぎて会話が盛り上がらないと気まずい雰囲気が出てしまう。普通席であれば多少話さなくても店内の音に耳を傾ける時間があってもいいのだが、個室だとやはり静かすぎて微妙な空気が流れることは否めない。

 ただ、幸いにしてそれは杞憂に終わった。彼女のコミュニケーション能力は高く、我々の会話は盛り上がった。

 「なんてお呼びすれば良いですか?私は、きさこです」

 倶楽部ネームではない名前(多分本名?)を最初から言ってくるあたりがその能力の高さを表している。慣れ感とも取れるが。

 彼女は大学生だがこの春卒業して間もなく社会人になるらしい。活動目的は奨学金の返済などを考えているそうだ。良くある奨学金返済系の活動家だ。新社会人になるにあたっていろいろ不安があるそうで、そんな悩みを聞きながら会話はとどまることを知らなかった。

さて、食事の終わりになって

 個室だったことと会話が盛り上がり過ぎたため、店内で誘うことが出来なかった。ただ、今回時間管理はほぼ完璧。2時間かからないくらいで店を出ることが出来た。待ち合わせが17時だったこともあり時間は十分に早い。明日への影響を考えて断られることは無さそうだ。

 「このあと時間大丈夫?」

 それは大丈夫に決まっている。笑

 まだ19時なのだ。もちろん、大丈夫かどうかを確認するのは時間ではない。

 

 「大丈夫です」

 と彼女は快諾。心の中のガッツポーズはかなりもののだった。その喜びをかみしめて部屋に入る。部屋に入ると彼女から思いがけない言葉が

 「実は、今朝女の子の日が来ちゃったんです。。。。」

 さっきのガッツポーズは何だったのか。自分が恥ずかしくなる。これ自体は良くあることだ。仕方ない。我々はホテルの部屋で御シャベルを続けるのであった。その中で彼女が気になることを言っていた。

 「私は三欲の中で、性欲が全くもってゼロなんです。だからこの活動も月の目標額だけ達成できれば良いので、その目標額をあげるから俺だけと交際してくれって言われたらすぐにそうします」

 会話もひとしきり盛り上がった。ほとんどラリーが切れることもなく楽しい時間を過ごせたのは事実だ。彼女と別れて程なく、

 「今日はありがとうございました!とっっても紳士で楽しくて時間あっという間すぎました🥰家着いたらすぐ連絡しますっ!」

という完璧なLINEが来た。これが今回の成功を物語っている。この喜びをかみしめながら翌日のゴルフに備ええたのだった。

後日談

 これ以上感触のLINEを受け取ってから私たちは何度かLINEのやり取りをした。そして次回の約束も取り付けたあと、謎の事態が発生した。

 「本当にごめんなさい、次に会う予定リスケしてもいいですか?🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️職場の先輩方が食事会開いてくれると、、、🙇‍♀️」

 これ自体は良くあることだ。

 「それは大事。仕事優先で良いよ」

 と、返信する。

 「ご飯だけならその翌日とか行けますけど」

 そう言われても。。。やはり次回は関係を考えてしまう。

 「短時間だと落ち着けないので、来月で良いよ」

 「ほんと申し訳ないです、、来月の勤務表でたらすぐ連絡します!」

 こんな感じで次回は延期となった。残念だが仕方ない。その後一度だけLINEを交わしたが、そこから彼女から返信が来ることはなかった。もちろん、来月の予定なども来るはずもなく、私の念願は謎の結末によって叶わずに終わってしまったのであった。

 自分なりに反省をしてみるのだが、自分としてはなかなか落ち度が探しにくい。やはり、あの性欲ゼロ発言が引っかかるのだが、彼女と連絡が取れなくなってしまった以上、真相を究明する術はない。ただ、こう言うケースもあるということを知っておいたほうが良いだろう。精神的にショックを受けないように。女心は本当に謎だ。

今回の反省

  • 飲食店のありがた迷惑な配慮には要注意、やはり早く店に入って確認作業は確実にしておきたい
  • ガッツポーズからの転落例は結構あるので最後まで気を抜かないように
  • 女心は難しい。。。。

今回のお店

 銀座にある和食店。店の雰囲気は良くオススメ!コストパフォーマンス的にも悪くないのだが、気を遣ってくれたのか何なのか、個室を用意してくれてしまうありがた迷惑サービスがある。特に早い時間は店内も空いているため良かれと思ってやってくれたのだろう。逆に言うとそこまで気を遣ってくれる良い店と言える。よって当日電話するか、早めに店内に行って確実にカウンター席を用意してもらえるよう頼んだほうが良い。

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