京都はおいしくてエロいという説4

【今日はおいしいよりも先にエロいから】
再び京都南のテーマパーク。ジョーの横にはピチピチギャル(死語)。その名は真由美ちゃん。以前オファーしたエリナさんの妹だ(苦笑)。一戦を交えた後(ジョーの完敗な)ピロートーク。麻由美ちゃんとは付き合いが始まったばかりなのに告白が続く。この2年間で15㎏痩せたらしい。「2年前ならいくら物好きなジョーさんでも私を抱く気にはなれなかったでしょうね」と笑う。まずは「物好き」は強く否定したいところだ。変態気味かもしれないけれど、「物好き」ではないはず。そこで15㎏を肉付けした彼女を想像してみる。いや、いけるんじゃないかしらん。目のまえの彼女は単に痩せたというより鍛えられた引き締まった肉体で、先ほど展開された騎乗位での眺めはなかなかの絶景であったし、沖縄旅行で焼けたという日焼けした肌が何より艶かしかった。と同時に15㎏の肉は別の魅力を引き出すようにも思える。2年前、70㎏だったというが身長は168㎝だから肉感的と言っても差し支えないはずやし、少なくともジョーにとっては悪くない数字ですわ。だから「いや、もっとムラムラしたかもしれへんで」とひとつまみほどのお世辞を追加して答えると彼女はニヤリと笑い、スマホに納められた2年前の画像をジョーに見せはるんですわ。いやはやびっくり仰天ですわ。これほどの衝撃画像はそうはないレベルで何の反応もできまへん。別人とかそうじゃないとかの問題ではあらしまへんのどす。たった15㎏の肉が人をこんなにも変えてしまうのか。気まずい沈黙の中ピチギャルは「でしょ?」と尋ねはる。もちろん「ですね」とは言えしまへんからただただ心の中で手を合わせましたんや。ああ、ごめん、ジョーはそもそも物好きでもないし、2年前はドーピングしてなかったし(ウソ)このスマホ画面に写っている君はジョー自身のことは絶望的にタナにあげますけど、要するにDBやし。でも今、君はどんな気持ちで2年前の画像をジョーにみせてはるんやろ?とにかくこの気まずさを解決するためにももう一度乗っからせてもらいますよってに、堪忍やで!

【うなぎは海で孵化するって知ってはりました?】
短時間の間に2回コンプリートできたのは、もちろんお薬のおかげだけれど、その前にうなぎを食べたことも何らかの寄与をしているのかもしれない。うなぎを食べに嵐山に行ったのはひょんなきっかけから。ジョーは幼少の頃ごく短い期間(数ヶ月)嵐山に住んでいたことがある。その頃の思い出として「桂川ではうなぎが獲れていた」と話したら、麻由美ちゃんが思いの外に興味を示したことによる。

「それなら嵐山にうなぎを食べに行こう」ということになり、今日の逢瀬になった(当然ながら?桂川産の天然ウナギではない)。その店は完全?予約制。週末だったので、個室を予約してきも焼き&ビールからスタートどす。途中までは当たり障りのない話だったが、白焼で日本酒のあたりからグッと話が艶っぽくなって麻由美ちゃんもお姉さま同様オトウサマ活動をされていることが判明。所属?はユニバースではなく、アプリを利用とのこと。友達から勧められたといっていたけど、大学生がオトウサマ活動って普通のことなのかしらん?〆の上鰻重を頂き、ごちそうさまをした頃、二次会はお姉様同様京都南でクンズホツレツと交渉成立。ちなみにお手当の金額はお姉様と同額。姉妹を頂くのは初めての経験なので、ちょっと嬉しいおす。それにしてもウナギって海で孵化するって知ってはりました?しかも成長するまでオスメスが決まらないらしいです。さらにいえば養殖のウナギの99%はオスになるとのこと。あっ、全部リケジョ麻由美ちゃんの情報どす。

【全てはワインのため】
麻由美ちゃんがオトウサマ活動を始めたきっかけはもの凄くお金のかかる趣味のため。それはイギリスに本部を置く酒類の教育機関認定の資格を取ること。セックスの味とワインの味を教えられたのは大学生になって初めてできたデブ専の彼氏(40代)から。その彼氏に勧められ、ワインの勉強をすることが趣味となった。その資格はレベル別になっていてレベルが上がるたびにかかる費用も上がっていく。金額だけみれば趣味の域を超えているし、素人が取る資格とは言い難い。最初はその彼が援助してくれていたけれど、別れてからはにっちもさっちも行かなくなりオトウサマ活動に救いの手を求めたらしい。トライ&エラーを重ね、体重がー15㎏になると同時に小股が切れ上がった女性が好みの東京在住ワイン輸入会社社長に一本釣りされ今に至っている。授業は基本毎日朝から晩まで。場合によっては徹夜に近い日もあるという。その上週2回塾講師のバイトもしている。もちろん?日常的なワインの勉強は平日も欠かさない。リモートの授業もあり、指定されたワインを試飲してレポートも書かねばならない。そのワインにしてもまあまあな値段のワインもあるそうで今は社長が全て用意してくれるそう。辛いのは例えばコンビニに売っているような安ワインも飲まなければならないこと。ジョーの舌はバカだから十分楽しめるけど、舌が肥えた麻由美ちゃんにとっては一番の苦行らしい。そして週末は月2回上京し、ワインの勉強会と社長とのフィーバー。コンラッドが定宿で、いつも酒池肉林になるという。ざっとこんなことを聞くとジョーの入る余地なんて1ミリもないと思い、「ワタクシ、参入できるのかしらん」と聞いてみた。すると麻由美ちゃんは「ジョーさんなら、別腹」というお答え。う〜む、姉妹に通じる道が地獄への道だったりして、いや〜ん。

【絵は何も教えはしない by秀雄】
ジョーからは連絡しないと宣言しておいたから、このままフェードアウトになるかなと思ったけれど、意外に間を置かず「週末ランチに連れて行ってください」との連絡。「因みに生理です、私は構わないですけど」とも。外見はバリケードでも心はデリケート(ウソ)のジョーだから大いに「構う」ので、「ランチの前に絵を観に行こう」ということなった。四条で待ち合わせをし、タクシーで立命館大前の個人美術館で開催していた特別展「山口華楊展」を鑑賞する。ちなみにジョーにとって「山口」といえば蓬春だ。祖父から受け継いだ色紙を数枚所有している(さりげなく自慢な)。ジョーにとっては大枚を叩いて表装し、その一つはホテルの部屋にかけている。だから波瑠美先生から「山口華楊展行かはりました?」と言われてもあまり食指が動かなかったがふと思い立ってやってきたのだ。結論から書くと素晴らしかった。どの絵を見ても良い絵を見たときの皮膚の振動が起こる。全てが動植物を題材としていて柔らかいタッチと繊細な筆の運び、色づかいに魅了された。写実性はそれほど強くなく、時にイラスト的ですらある。もちろん悪い意味ではない。ジョーのベストは難しいけれど「青蓮院の老木」だけれど、「葦」も捨てがたい。「葦」は水面の波紋に目を奪われた。高校時代は美術部(ダンス部との兼部)の麻由美ちゃんも楽しんでくれたようで「久しぶりに息を呑みました」という。麻由美ちゃんのベストは「月夜野」。月明かりの下3匹の狐が佇んでいる絵で、月夜に照らされる野原を巧みな筆遣いと色づかいで表現している。最近はセックスによっていたけど、ジョーは綺麗な女性と絵を観にいければ満足なんだなと改めて気がついた。

【京都昼食ベスト3は親子丼、うどん、町中華どす】
良い絵を見るとお腹が空く(これホント!)。だからタクシーに乗って、京都市役所そばの気軽な?町中華へ。京都は横浜や神戸のような大きな中華街はないけれど、市内には中華レストランが点在している。その多くは町中華にカテゴライズされる気軽な店が多く、この店もその一つ。有名店だから並ぶことが多いけれど、回転は早いから長時間待つことはない。本日も10分ほどで席についた。ここに来たら、名物辛子ソバ(通称)は外せないけれど、今日はもう一つの名物春巻き、クワイ入りシュウマイそしてピータン&ビールだね。嬉しいことに麻由美ちゃんもビール党だから簡単に3本が空になり、紹興酒に突入したらもういけない。ベロベロモードに。〆の辛子ソバはシェアーして食べて大満足のランチになった。そしてお手当を渡し、麻由美ちゃんからは丁重なお礼を言われて解散した。楽しかったな。

このカテゴリーの関連記事

  • 外部ライターさん募集
  • ラブホの上野さん
  • THE SALON
  • join
  • ユニバースサポート