CA(キャビンアテンダント)にオファーして落胆
Contents
普段会えない女性
交際クラブに入会して、やっぱり普段会えない女性と会ってみたい。
思い通りにしてみたいという願望がある。
レーンクィーン
ミスコングランプリ
と続いた私は、王道のCAにオファーした。
地方都市でリストを閲覧してニヤニヤしている…
紹介料もグッと下がり、麻痺していた感覚のまま「安いな」と定期預金を崩すワタシ・・・そして交際クラブに電話・・・・
「・・ちなみに彼女はどこの航空会社の方でしょぅか?♪」
「それは本人に聞いてください・・大手という事しか言えません」
スタッフは静かに答えた。
確かにそうだな・・・・
最近いい経験ができたせいか、慣れたせいか、ちょっとスタッフに甘えてしまっている・・・
気を付けなければ・・・慢心は経営者にとっていいものではない。
アマンをやめて、またウェスティン恵比寿にベースを戻す。
お部屋に移動しやすい・・というか、エスコートしやすいようにホテルの鉄板で会う約束をした。
キレイなのにブス?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 江梨子(えりこ)
年齢 29歳
職業 CA (キャビンアテンダント)
紹介料 10万円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ハジメマシテ」
この緊張感がたまらなく好きだ。
特に女性は男性の顔をみていない。緊張が大きいのは女性の方だろぅ。
鉄板で横並びに座り、
相変わらずバカな事を考えながら、
お料理と会話。 彼女は日本の赤い方の会社らしく、国際線を飛んでいる。
給与体系や、悪化していく労働環境をつらつらと話し始めた。
一昔前は、学校の校長先生の給与より高い先輩が沢山いたらしい。
色々な手当がなくなっていく事、
よく乗客から名刺を頂いたり、ナンパされたりとか。上手に品のある自慢話をしてくれた。
そんな中でも食べるスピードが落ちないのはさすがだ。
でも、ここで「慣れ」が出てきてしまっていた。今までの誰かと比較してしまう。
CAというだけで・・・ルックスはモデル・ミスコンより明らかに劣る。会話は上手だが、刺激は少ない。
あれ?
ナンカチガウ
いいとか悪いとかではなく、ときめかない。・
このままお部屋にいってもなぁ・・・大分贅沢で生意気な感情。
でも、なんかもったいないから、部屋に移動する事にした。
制服を着なければただの人
結論からすると、制服を着なければただの人だった。
自分を棚に上げてよく言えるものだ。
ノーマルな時間を過ごし、お手当を渡す。
普通の女性と会うために交際クラブに入ったわけではないのに・・
彼女をウーバーで送り、ぼんやりベットに寝ながら別れた後のお礼のメールのやりとりをしていた。
「・・・・私でいいのでしょぅか?・・・・
「・・・CAと会った~って感じがしなくて・・
「え?あ、CAと会った感じがいいんですね。わかりました。
「え?」
「じゃ来月サッカーでもみにいきませんか?」
「是非!」
彼女のプロフィールにサッカー観戦が趣味と書いてあったのを思い
ユニバース倶楽部と出会うまで
あと4回・・・・
斉藤さんだぞ♪