交際クラブの健全な発展のために

何でも無いことのようにカミングアウトする日が来る

ユニバース倶楽部のブログやコラムのデザインが一新された。

さらには、なんと、現役の女性会員が二人、顔出しで動画で登場し、女性会員の勧誘に一役買ってくれるそうだ。

日本初のヌードポスターモデルである松島栄美子を連想させる快挙であり、心からエールを送りたい。

この際、男性会員の端くれである私も、顔出し実名で登場して、応援に一役買いたいところなのだが、会社を経営する立場としては、世間の評判がまだまだ恐い。従業員を抱える身である。自重しなければならない自分が、もどかしく不甲斐なくも思う。

いつか、それなりに知名度や社会的地位のある男性が、「交際クラブ活動してますよ。」と、さらっと何でも無いことのようにカミングアウトする日が来るのだろう。

その男性へのエールと敬意をも前もって表明しておこう。

ユニバース倶楽部は、多くの従業員を雇用して全国展開している。

ビジネスモデルの是非は措いておいて、社会的認知を高めるというブランド化戦略としては良い方向性だと思う。大きな企業になればなるほど、肯定的に評価する人が増えるものだ。

社員が、「交際クラブユニバース倶楽部の社員です」と、誰に対しても胸を張って名刺を出せる日が来るのも遠くないのではなかろうか。
 

不特定の相手方と性交すること

しかし、足を掬われかねない状況はまだまだ続いている。

男性会員は無論、女性会員に対しても、やっかみや古い道徳規範に縛られた考え方でもって、批判する人が大多数だろう。

いつも「恋愛ワクチン」という、赤裸々なデートレポートを書いて、まるで世間の顰蹙を煽っているのではないかと一部の会員たちをはらはらさせている身としては、たまにはコラムらしいことを書いて、罪滅ぼしをしたいと考えた。ご笑読いただければ幸いである。


表題を「交際クラブの健全な発展のために」とした。私が考える重要なポイントは二つである。

それは、言うまでもなく売春防止法に抵触しないようにという配慮と、もう一つは、軽視されやすく盲点となりやすい、税金問題である。

売春防止法によれば、

「売春」とは、「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」をいう(第二条)。

売春の要件に「不特定の相手方」と規定している事から「対償を受け、又は受ける約束」をして性交を行った場合であっても、それが「特定の相手」であるならば、売春とはならない(愛人や恋人等)。

第三者である交際クラブが関係するのは、第六条(周旋等)である。

「人を売春の相手方となるように勧誘すること」「広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること」が禁じられており、刑事罰の規定もある。しかし、不特定の相手でなければ、そもそも売春ではないのだから、当てはまらない。

ここで「不特定」とはどういうことなのかを考えてみよう。

不特定の反対は特定である。ある人物を特定するというのは、その人がどこの誰であるのかはっきりさせるということである。

そう考えると、「不特定」と言われないためには、相手の名前や身元などを確認しておく、すなわち、お互いに名乗り合うというのが一番間違いがない。

「売春」を考えるとき、「性交すること」のほうにどうしても意識が傾きがちだが、性交=売春では決してない。売春のもうひとつの要件である「不特定の相手」という点にもっと私たちは注目すべきなのだと私は指摘したい。

こう考えると、ユニバース倶楽部のような交際クラブに管理売春の疑いがあるかというと、まったく無いことがわかる。

なぜなら、ユニバース倶楽部は入会の際に、男女会員の氏名や身元をしっかりと確認したうえで紹介しているからだ。

その一方で、紹介された男女会員が、お互いの身元を明示することなく、お手当を伴うセックスをした場合には、相手が特定されているとは言えないという意味で、売春を疑われる余地が残る。

しかし、売春であったとしても、当事者に対しては罰則がない。
 

売春では無く交際だと胸を張って言えた

アプリで慶大生と知り合って3万円でセックスしたことが発覚した新潟県知事の場合を振り返って考えると、女性の学生証を見せてもらうなどして確認しておくことが出来れば、これは売春では無く交際だと胸を張って言えたのではないか。

逆に、女性から見た場合、相手が新潟県知事だと「特定」していたのだから、売春していなかったということになると思う。

すなわち、男性が女性の身元を知らずに、かつ、女性が男性の身元を知っていた場合、男性は買春したが、女性は売春してはいない、という解釈が成り立つと私は考える。

買春には刑法規定がない。すなわち違法性がない。しかし違法性が無いとはいえ、知事のような公職にある者としては、まかり通らない。

私たち男性会員としては、このあたりを肝に銘じなければならないし、女性側の理解を求めていく必要があると思う。

要は、


「売春と後ろ指さされないように、お手当を少し多めに払ってもいいから、お互いにどこの誰なのかを教え合いませんか?」
 

と、男性会員が申し出る場合があり、それに対して女性会員が変な人と眉をひそめることがないように、倶楽部側から女性会員に説明しておくとよいのではないかという提案だ。

あくまでセックスに発展する場合の話であって、お食事デートの場合はこの限りではない。
 

お手当には税金分を一割増で払ってあげること

もう一つは、税金問題である。

ヨーロッパでは、オランダやドイツ、スイスなど、売春が合法の国が多いが、売春を合法とすることのメリットの一つに、国の税収が増えるという効果がある。

考えてもみてほしい。セックスのためにやりとりされるお金というのは、違法とされるがゆえに当局に補足されにくい。いったい年間どのくらいの額が水面下で動いているのだろう?

交際クラブでのお手当を、所得として申告している女性は、まずいないと思うが、仮に申告するとしたら、雑所得になると思う。

年収300万円のOLであれば、所得税率10%であるから、お手当5万円もらった場合には5千円、本来は税金を納めなければならない。

実際に払う払わないは個人の問題であり、交際クラブや男性会員の関知するところではないが、

交際クラブが社会的な認知を得ていくためには、女性会員に対して、お手当は雑所得として確定申告することを勧めておくべきだし、男性会員に対しては、お手当には税金分を一割増で払ってあげることが、若い女性に対する教育であり思いやりなのだと、入れ知恵してあげると良い。


このような、税金に対する真っ当な姿勢を明示することにより、交際クラブというのは、社会的な存在意義をさらに強くすることができる。

サービス業の一翼を担い、世の中の埋もれたお金を動かして、日本の税収を増やしていると胸を張ることが出来るからだ。
 

以上、私の考える、交際クラブというものが健全に発展していくために、気を付けるべき二点について記した。
 

恋愛ワクチンについて

ユニバース倶楽部のような大手が、アプリや小規模な交際クラブとの差別化を計るためにも必要なことだろう。最後に蛇足かもしれないが、この春試験的にamazonで売り出してみた、拙著「恋愛ワクチン」の宣伝もしておきたい。

交際クラブを利用していない一般の方々の目にどう映るのか不安であったが、現在レビューが2件付いており、思いのほか高評価のようである
 


恋愛ワクチン Kindle版  [アダルト]

著者として単純にうれしいので報告させてください(^^)。

冒頭で記したように、顔出しして堂々と交際クラブを語る女性会員たちには及ばないが、私も自分に出来る範囲において、お世話になっているユニバース倶楽部を応援していきたい。

この小説が関係者の目に留まって、映画化という話にでもなれば、さらに議論が盛り上がると思うのだが、どなたか、つてのある方いらっしゃらないでしょうか?

昨今、交際クラブが、お茶や食事にお付き合いするだけで大金が稼げるというイメージでドラマ化されることはあるようだが、もう少し生々しい「愛人」の実態が伝えられても良いと思う。

もっとも、私の遊び方は、決してクラブの男性会員の標準とは言えないようだから、逆に誤解の元だという指摘は甘んじて受けますが、それでも、現状よりは、問題提起という意味で進歩だろう。

むしろ、私のような極端な例が話として先行したほうが、大多数はそれほどでもないという実態を後で知って世の中がほっとするので、戦略的に良い面もあるのではないだろうか。



マック

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