【実録】パパ活とドタキャン

 

パパ活に、リスケとドタキャンはつきものである。
特に、パパ活アプリの場合はそうだ。

こちらも忙しいなか、時間を調整してアポイントしているので、直前のリスケやドタキャンはなるべく勘弁してほしいのだが、男の方でも、同じ場所・同じ時間に数名の女性と約束して、そのなかで一番かわいい女性と会うなどという、マナー違反もはなはだしい輩もいるらしいので、女性ばかりを責められない。

 

アプリの場合は、そういうマナー違反の連鎖によって場が荒れてくるのは、仕方がないのかもしれない。今では荒れ放題の出会い系だって、出始め当初は、みんな礼儀正しかったのだから。

ちなみに、交際クラブ(デートクラブ)の場合は、新規の女性を除けば、そのようなことは少なく、せいぜい直前の「理由あるリスケ」くらいである。

 

女性の事情


マナー違反の連鎖という問題以外にも、相手が若い女性ということを考えれば、リスケやドタキャンが多くても、無理はないようにも思える。
自分が若い頃を考えても、スケジュール管理は甘かったし、社会人も3年目くらいまでは仕事に追われて生活がぐちゃぐちゃな日々だった。

 

それに、いくらお金を貰えるからといって、20も30も年の離れたオッサンと会うのは、玉山鉄二や西島英俊、井浦新、渡部篤郎とかなら別だが、正直、気が進まず、面倒くさくなるのも分かる。少なくとも、明日支払いが迫っているとかでない限り、優先順位は低くなるだろう。

逆を言えば、僕が20代の頃に、40代・50代のオバサンと会わなければならないとなったら、高岡早紀や西田尚美、石田ゆり子でない限り、毎回、きちんと行っていた自信はない。

 

そう考えれば、そのアポのためにお店の予約をし、身ぎれいな格好をして、家族や同僚にばれないように鞄にコンドームやローションを忍ばせて、当日は早く夜にならないかとウキウキしていたところに、「今日、申し訳ありません……」とLINEが来ても、ショックを隠しながら、「いいよー。また今度!」と、余裕ぶって返事をすることができる。

 

お店へのキャンセルの連絡も気が重いし、その日はやっぱりまっすぐ帰る気にならず、繋がっている女性に連絡しまくって、「ごめんなさい、今日はちょっと……」という返信の嵐と、果ては「また当日ですか! 都合のいい女扱いやめてください!」などという怒りのLINEまで来て、最終的には風俗に行くことになってしまい、無駄なお金を使うことになり、虚しい気持ちになったとしても、「まあ、仕方がない」とは思うことができるのである。

 

心に残るドタキャン

「新木優子」並みの美女


しかし、先日のドタキャンには、少々心が折れた。

2か月ほど前に出会った、Rちゃんである。
顔合わせのために、新宿三丁目で会った彼女は、ファッション誌 Figaro Japanに載っていそうな、モデル級の美女だった。歳は23歳。大学を卒業したばかりの新卒で、美容系クリニックの受付として働いていた。実際に、アルバイトでモデルもしているとのことだった。

新木優子が一番似ているかもしれない。スタイルも抜群によい。そして、ちょっとモード系のファッションが決まっていた。今まで会った女性のなかで、断トツの一番だった。

 

待ち合わせ場所に現れた彼女を見たとき、「こんなこともあるのか!」と心の中でガッツポーズをし、その後、しばらく脳内はリオのカーニバル状態だった。話をしてみると、とてもオープンな性格で、話しやすくて、楽しい。僕の心は、ニューヨーク・タイムズスクエアのカウントダウンイベントの直前のように高ぶった。

 

この日は、顔合わせの約束である。お互い数杯飲んで、そろそろお開きとなったとき、「また、会ってくれる?」と聞いたら、「うん、ぜひ!」との返事に喜んだ。しかし、肝心なことを聞かなければならない。駅に向かう道すがら、「今度は、この先もありかな?」と聞いてみた。少し酔った彼女は、それを聞くと、ちょっとエッチな表情をして、「いいですよ♡」と言った。

 

その後、家に着くまで、僕の頭はぽわんぽわんだった。
パパ活って、いいな……
そう、思ったのである。

 

決戦は「うし松」


僕はまだ、パパ活を始めて間もなく、財布の紐が緩みまくっていた時期だった。
あれだけの美人とホテルに行けるんだからと、かなり奮発して、次は広尾のうし松に行こうと彼女にLINEすると、「ぜひ行きたーい!!」との返事。うし松は、最近人気の高級焼き肉店で、芸能人などもよく行ってインスタなどにアップしている店である。ソムリエもいて、そこそこの値段である。

 

そこから、約束の日まで、何度からLINEを往復して、「楽しみすぎる、ありがとう」「すごいお店だよね、嬉しすぎる」「タン好きだよ、楽しみだなあ」などなど、彼女がうし松に行くのをとても楽しみにしている様子がうかがえた。

 

しかし、約束当日の朝のことである。

すみません!! 今朝起きたら熱出ちゃってコロナほどの高熱じゃないのですが検査受けに行かなきゃになってしまいました

とのLINE……。

 

この時のショックはかなり大きいものだった。
彼女は、いろいろルーズそうな性格だったので、他の予定ができたか、バッティングしたかで、ウソを言っているんだろうと思った。当日に急に熱を出すなんて、出来すぎである。

 

熱なら仕方がないよ。今日はキャンセルにしましょう。お大事に

少し素っ気なく、そんな返事をした。
前日に予約確認の連絡まで来た、うし松にキャンセルの連絡をするのに、気が重かった。惜しい美人だけれど、他に会っている女性もたくさんいて、新たなアポもあるので、彼女のことは諦めるか、そう思った。

 

夕方、また連絡が来て、「病院に行ったら、コロナではなく、扁桃炎だった」との連絡がきた。「これはひょっとすると本当だったかも」とは思ったが、うし松ショックが大きくて(僕も食べたかった)、彼女に気が向かなくなっていた僕は、通り一遍の返事をした。

うし松の店員さんの対応がよく、キャンセル料も取られなかったのが、不幸中の幸いだった。

 

2度目のアポ


それから、2週間ほどして、彼女から「またお会いできますか…?」とのLINEが来た。すでに、定期で会う女性が上限に達していた僕は、また、通り一遍の返事をした。

 

そして、先々週のことである。
他の定期の女性が仕事で急に来られなくなり、前述の通り、いろいろな女性に「今日は無理かな?」などと送りまくっていて、ふと、「あ、Rちゃんに送ってみよう」という気になった。

最後の連絡から2週間ほど経ってのことである。

 

送るとすぐ、「今日は難しいけど、また会いたい」との返事が来た。
その返事を見て、すでに定期の女性は上限に達していたが、間隔を開ければまだいけると思った。その後も、かなり美人の女性と出会うことができていたが、やはり彼女は惜しいという気持ちが残っていた。

「じゃあ、来週」

そう言って、アポを取ったのが先週の木曜日である。

わあい!! 楽しみです!」が、彼女の返事だった。

 

中目黒の変


今回は、前回に懲りて、中目黒の気軽なバルにした。
久々だったし、そのままホテルに行くなら恵比寿に行って、ご飯だけならそれでもいいとも思っていた。なるべく期待はしないことにした。

前日に待ち合わせ場所の連絡をすると、「りょーかいしました!」の返事。すごく返信が早かったので、「早っw」と送ると、「えへ笑」と帰って来た。

 

約束は、中目黒駅の改札で19時半である。
「着きました。ネイビージャケット、白シャツ、ブルーネクタイ、カーキパンツ、でかい黒の手提げです」とLINEを送って待った。

しかし、19時半になっても、一向に既読がつかない。

 

彼女のルーズな感じからして、遅れてくることは十分に予測できたし、クリニックなら突発的な残業もあり得るだろう。そこで、15分くらい待って、近くの立ち飲みバーで少し待ちながら飲むことにした。

20時になった。
残業? 急用? 寝過ごし? 勘違い? キャンセル? かな
と送ってみた。

 

いまだに、そのLINEには既読がついていない。

 

なんでやねん!!!ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。 

 

連絡なしに来なかった、というのは、今のところこの子だけである。
しかし、このくらいのことは起こりうると織り込んで、めげずに活動していただきたい。
ちなみに、この日は、まっすぐ帰りましたw

※写真はイラストACの無料素材です。

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