経験値を『攻撃力』に全振りしてたら、いつの間にか『防御力』がゼロになってた話
ご無沙汰しております。フラグメーカーです。月1くらいはコラム書けたらとは思ってますが、仕事の忙しさにかまけて書けてませんでした。
最近は交際倶楽部の本筋から外れたコラムしか書けておらず申し訳無い気持ちはありますが、一応楽しみにして頂いてる方が若干名。もとい知ってる範囲で3名はおりますので、その3名の読者のために今後もボチボチ執筆活動は続けたいと思っております。
さて、今回のコラムは題名のとおり。
私は交際倶楽部での経験値を全て『攻撃力』に全振りしてました。なぜなら交際倶楽部において『防御力』は不要だからです。つまりパパ活女子の方から迫られる事なんでまずあり得ないから。それにわざわざ『防御力』に経験値を振らなくても、それなりに経験はしてきてますので防御力はそこそこあるはず。
経験値は『攻撃力』に全振り。それで全く問題無くパパ活界隈で過ごしてきた私ですが、今回の事件で気づきます。いつの間にか私の『防御力』はゼロになっていた事に。
女性からすれば軽いジャブ程度かもしれないそんな攻撃。その程度のパンチで私の意識は朦朧として思考が停止。そんな想定外の大混乱、脳内お祭り騒ぎに陥ってしまったある日の一部始終を書きたいと思います。
その心境はそう。あの漫画のあの場面を思い出します。
『あ…ありのまま、今起こった事を話すぜ!』
※漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第3部136話 ジャン=ピエール・ポルナレフのセリフ
彼女との別れ
私「また会おうよ。」
彼女「とか言って、どうせ連絡してこないでしょう。どうせ社交辞令でしょ?」
私「違うよ。これはマジなやつ。」
彼女「ホントに?」
そして私はベッドに腰掛けている彼女に深いキスをして、ゆっくりと押し倒します。
彼女「んっ♡」
・・・プルルルル
フロントからの電話が鳴ります。
私「はい。」
フロント「タクシーが到着いたしました。」
お別れの時間がやってきました。
私「じゃ、そろそろ出ようか?」
彼女「うん。」
私と彼女は手早く身支度して、ホテルを出てタクシーに乗り込みます。
彼女「もうお別れなの?」
私「”今日は”ね。また連絡するよ。」
彼女「分かった。」
タクシーが駅に到着し、彼女だけを降ろします。
私「またね。」
彼女「うん。」
バタン
タクシーのドアが締まります。
・・・ッツァ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!って一体、我が身に何が起きた!?
5分間息を止めていた直後のような心臓の鼓動。彼女の策に乗ったのか乗せられたのか。それとも策じゃなくガチなのか。
いや、ガチとかあり得るのか?
まずは深呼吸。まずは落ち着こう。
想定外の展開過ぎて思考が追いつきません。彼女に対してつい先程まで、精一杯スカして落ち着いた対応をしてはいたものの、脳内は実は大混乱状態。
はたして私の行動は正解だったのか?それともやっぱりヤバい女で、これは何かの罠なのか?ハニートラップか?誰かの刺客なのか?彼女は何者なのか?
先程までの私の行動や言動。何が合ってて何が間違ってたのか、それとも全て間違ってたのか。全くもって不明の大混乱状態。
混乱状態の私を乗せたタクシーはこのまま、関東の頃から交際しているセクシー女優さんとのデートに急いで向かいます。
彼女は関西での仕事をわざわざ入れてくれて、私に会いに来てくれたのです。その大事なデートの直前に起きた出来事がこれ。デートに遅刻は出来ません。
まずは落ち着こう。気持ちを切り替え、今は数分後に控えるデートに一旦集中しましょう。
今しがた起きた出来事。それはデート後にじっくり落ち着いて整理しよう。
彼女との出会い
4月から関西に転勤辞令が出た私。ユニバの会員は一応更新しましたが、パパ活モチベが上がらない事と仕事が忙し過ぎてオファーが入れられない。
そこで私はプロフィールを”公開設定”に変更。加えてコメント欄に”フラグメーカーという名前でコラムを書いてる”旨を追記。
つまり、「素敵ですね」から何か良い出会いがあればという姑息な手法を取りました。
ありがたい事に「コラム見てます!」等のコメントを付けた素敵ですねをいくつか頂きました。この場を借りてコメント頂いた女性には御礼申し上げます。
そして今回コラムの彼女も、私に素敵ですねコメントを送ってくれたうちの一人です。
「あれっ?私もコメント付き素敵ですねを送ったのに、なんで私にはオファー無いのっ!?」
と思った数名の女性会員達よ。早まるな言い訳させてくれ(笑)
なぜ私が彼女にオファーを入れたのか?
それは彼女の素敵ですねコメントが気合い入りまくってたからです。以下原文そのまま掲載します。
「はじめまして。フラグメーカーさんのコラムが大好きで、サロンからユニバースに変更し入会しました!気持ち悪いかもしれませんが、本当です。一度でもいいので会って頂きたいです!!」
そう。なんと彼女はせっかくサロンに合格していたのに、私のコラムを見てなぜかユニバースに変更した。
そんな、気合いの入った”残念な人物”でした(笑)
ちなみに彼女はユニバでは上位クラスで顔出し無し、かつプレミア価格の女性でした。おそらく最上位の美貌をお持ちなのに、なんか憐れ過ぎます。
しかしその原因は私にあるわけで。
さすがに連絡先くらいは交換して、彼女にお詫びと御礼くらいは伝えたいという気持ちになりレターデートを申し込みます。ここ、大事なところなので誤解無きよう強調しておきますが。
『上位クラスの顔出し無しプレミア価格』だからレターデートを申し込んだわけではありません。決して、ありません。決して。
気合の入ったコメントだったからオファーを申し込んだのです。そこ、誤解無きようよろしくお願いします。
そして彼女と早速ラインで繋がります。
別にたいした人間でもねえ私とラインが繋がっただけなのに、彼女はかなり喜んでいるようです。ありがたいと思うべきですが、正直彼女が憐れで申し訳無い。俺、こんななのに。
『ファンを喰う』
それはさすがに下衆な気がします。そもそも下衆な私ですがそんな私でも『ファンを喰う』という言葉には下衆な感覚を覚えます。なので彼女とは普通の飯友程度の関係にしておきましょう。
また一方で私は『私のファン』に良いイメージが全く無いんです。というかファンがちょっと恐い。
なぜか?ここはあえて失礼な表現で書きますが、私が学生時代バンド活動をしていた時、私を追っかけてくれるファンは全員ブサイクで変な女だったから。全員です。なぜかね(笑)
綺麗な可愛い娘はギターボーカルのファン。
そして普通そうな良い娘はドラムのファン。
それ以外の変な女が私(ベース)のファン。
そんなルールなんか全く決めて無いのに、なぜか私のファンは変な女ばかり。変な髪形してる女とか、なぜかいつも巨大なリボンを着けてる女とか、いつも挙動不審な女とか。
この経験から、私に寄ってくる女は『変な女』だという先入観があります。それが飯友程度にと思う理由の一つ。
しかしこのままでは彼女に悪い気がします。『俺、こんなですよ?』と見せてあげて、彼女をファンの呪縛から解き放ってあげたい。
気軽なランチくらいなら。なんなら夕方から別のデートがある日の昼。そんな日のランチなら会っても良い気がします。
ちょうどセクシー女優さんとの関西デートの予定が入りました。そのデートは夕方からです。ちょうどいい。
私「○日の昼、もし空いていたらランチでも行きませんか?」
日時ピンポイント指定なので、彼女の予定が合わない場合もあるでしょう。でもそれはそれで良し。私がランチに誘ったという事実は残るので、なんか仕事を果たした気になりますし。
しかし良いのか悪いのか、彼女はなんとか都合をつけてくれてランチデートが実現する事になりました。そうなるとなぜか少し緊張します。
まあ夕方から本命デートもあるし気軽なデートにしよう。そもそも彼女とパパ活する気は全く無いですし。それを彼女には事前にハッキリ伝えておきます。
私「大人の交際は無しで、ランチデートのみにしよう。」
彼女とのランチデート
先にレストランに私が到着したので席に荷物を置いて、今のうちにお手洗いに行きます。そしてお手洗いから戻ると彼女が席に座っていました。
私「こんにちは。」
彼女「はじめまして!会えて嬉しいです!(キラキラ)」
いやこれ綺麗な女性だこと。普通に化粧品のCMに出れそうなレベルの美人です。美人でずっと見てられる程の美しい顔立ち。
しかしそんな彼女がこんな私に目を輝かせてキラキラしとるわけです。その眩しさで彼女を正面から見れないほど。
一応サングラスかけといて良かった(笑)
しかし、私はあえてサングラスを外して眼鏡にかけかえ、キャップも外します。そう、あえての残念感を演出します。
私「俺、こんなですよ(笑)」
彼女「こんな若い人だと思いませんでした!(キラキラ)」
ああぁ。。うん。
こいつ目の奥、たぶん腐っとるな(笑)
そしてこのキラキラ期待値に応えられる自信が、俺にはねえ(笑)
ところで何を話していいのやら。私は彼女の事を全く知りませんが、彼女は私のほぼ全てをコラムを通じて知っとるわけです。なんか圧倒的不利な状況な気がします。
彼女「フラグメーカーさんのコラム。めちゃめちゃ読んでます!総view数の半分は私が読んでるんじゃないかと思うくらい読んでます!」
私「あ、ありがとう。いつも下らない内容で申し訳無い。」
彼女「そんな事ないです!ライターの中で断トツで面白いです!」
私「あ、ありがとう。」
なんかやりづらい。
彼女「ちなみ今日はもしかしてこの後デートですか?」
私「うん。そうだけど。」
彼女「もしかしてあのセクシー女優の人ですか?」
私「あぁ・・正解。」
彼女「やった!当たった!」
私「よく私の事をお分かりで(笑)」
なんかやりづらい。
彼女「ちなみにフラグメーカーさん、私の事タイプじゃないでしょ?可愛い系で胸が大きい女性じゃなくてすみません。」
私「いや、そんな事無いよ。君が綺麗すぎて正直びっくりしてる。ラッキー!って思ってる。」
私「でも可愛い系オッパイというのは正直・・・正解。よく私の事をお分かりで(笑)」
やりづらい(笑)
マジで私のコラムを読みこんどる彼女、私の全てはバレバレです。
それに私が何を話してもキラキラしとる。
下衆な事言ってもキラキラしとる。
ウケて欲しいところでもキラキラしとる。
とにかく俺を見る目がキラキラしとる。
常にキラキラ返し。
この例え、ほぼ伝わらないとは思いますが、まるで漫画『うしおととら』の秋葉流のような気分に陥ります。「そんな目で見るな!俺はそんなに良いやつじゃねえ!」状態です。
彼女から狙った反応が返ってこない私はどんどん焦ります。
彼女のキラキラ期待値、つまり『彼女の妄想上の私』と『現実の私』には大きな隔たりがあります。その期待に応えられる自信が無い。
焦って不必要なエピソードトークを入れてしまって自爆したり、私のミスが目立って来ました。ただ、夕方からデートがあるのは伝えたし、ランチが終わったら解散でしょう。デザートも食べ終えました。ひと仕事を終えた感覚です。
ファン対応って難しいな。
私「じゃあ、そろそろ行きますか。」
彼女「えっ、もう行っちゃうんですか?」
・・・へっ??
いや、この後デートあるって、俺さっき言ったよね??
それに俺のファンならば、俺の本命デートを応援してくれてもいいはず。
どういう事じゃ?そういう事じゃ無いのか?
彼女「次のデートまで、まだ時間ありますよね?」
う〜ん。困る。確かに時間はある。
しかしホテルに誘う気は無いので、ここはスタバか。
私「ああ、まだあるね。私の予定もよくご存知で(笑)。じゃあ・・・そこのスタバでも行く?」
彼女「行きます!やった!」
たぶんスタバでドリンク頼んで喋って一時間くらいか?一時間の延長戦。まあいっか。
しかしただ、なんか妙な。
妙〜っなしっとりした空気感を感じます。
この後俺はデートある。それ彼女も知ってる・・はず。なのに彼女から感じる期待の目線。これ、ホテルに誘うべきなのか?
いやこれ以上はワシ、無理じゃぞ(笑)
スタバでドリンクを受け取って、小さな丸テーブルに彼女と対面で座ります。が、彼女との距離が妙に近い。それに引き続き彼女の目はキラキラしとる。
ここで改めて彼女を冷静に見つめてみます。
うん。彼女はやはり抜群に綺麗です。こんな綺麗な女性から期待の目を向けられる。それは私の人生で初体験かもしれません。
そう思ったらドキドキしてきました。
ツンツン
んっ? ― 俺の足に触れるのは彼女の足
どゆこと? ー そしてセクシーなボディタッチ
これあかんわ!
本格的にドキドキして来ました(笑)
しかしこの誘われてる感じはどういう事か。普段攻められる事が無いので素直に信じられません。彼女は何が目的なのか。動揺します。
いやいや、冷静に考えれば少し怖い気がしてきました。こんなに分かりやすくアプローチされる事。私がモテ男のイケメンなら分かりますが、相手は俺なわけで。それは非現実的なように思えます。
やっぱり俺のファンだからヤバい女なのか?どっちだ?動揺が拡がります。
私は緊張してあっという間に飲み干しそうになっているフラペチーノの最後の残りカスを、ゆっくりゆっくり吸い込みながら考えます。
ここは一つ冷静になって状況を整理し仮説を立てましょう。私が立てた仮説は以下2つ。
【仮説① ハニートラップ説】
そもそもの素敵ですねコメントから全て、実は私を陥れるための彼女からのハニートラップ説。彼女自身、もしくは背後で指示する謎の男性会員がトラップの仕掛け人。私を晒そうとしてる説です。
この説であれば、彼女のキラキラ感も理解が出来ます。私を騙す演技なわけです。納得。
読者の皆さまは信じられないと思いますが、この時点の私はこの説が一番濃厚だと考えました。
Don't Trust Anybody!(誰も信用するな)が信条、ネガティブ思考で懐疑派の私にとって、全ての辻褄が合うから。
【仮説② 西野カナ状態説】
恋愛ソングの女王、まるで西野カナが書く歌詞の如く彼女がキラキラ恋愛モードに入っちゃってる説。
仮説①に比べ私自身の納得度は低いですが、一応可能性としては残しておきましょう。
この説の場合、彼女が希望する通りの行動や言動をしてあげた方が彼女は喜ぶはずです。
それに私のマジファンなのであれば、御礼にファンサービスをしてあげたい気もします。上から目線ですみません(笑)
彼女とのランチデート、その後
スタバから出たところで彼女はしっとりと私の腕に絡みついてきます。普段私から攻めても、女性から攻められる事は無いので、それだけでドキドキしてしまいます。
しかし現在のところ、私の中ではハニートラップ説が有力仮説です。ハニートラップだと分かればこの状況も少しは楽しめるというもの。
しかし残念俺は騙されねえ。時間切れ。
私「じゃあ、タクシーで駅まで送るよ。」
彼女「えっ、もう行っちゃうんですか?」
私「いや、まあ、そろそろ次の約束の時間だし。」
彼女「まだその時間まで、少しありますよね?」
私「いや、まあ確かにあと少しはあるけども。」
彼女「・・・もう少し、一緒に居たい。。」
そして彼女はしっとりと私に寄りかかってきます。
いや・・・これ、どうすべきか。。
すると私のズボンを後ろから引っ張る誰かがいます。後ろを振り向くと、そこにいたのは名探偵コナン君。
コナン君「ねえねえ、ボクたぶん仮説②だと思うよ。このお姉ちゃん、”西野カナ状態”なんだと思うよっ!」
※もちろん脳内の妄想
やっぱり?
実はね、俺もさっきからそうじゃないかな!と思てた。うんコレやっぱり仮説②で正解ねうん。コナン君が言うんだもん。間違いない。
ハニートラップ説と西野カナ説、つまり理性と欲のせめぎ合いは、西野カナが勝利。
彼女マジなやつだわこれ。西野カナ状態なんだわ。そう思ったら一気に私もメロメロのドッキドキ状態に陥ります。
お手当ありきの大人の交際つまり出来レース。その決まった流れの中でのイチ演出「一緒に居たい♡」なら私、一ミリも動揺しない自信があります。
基本的に何も誰も信用してないので。
しかしこれ。なんかマジな感じがするとです!
そう思ったら一気に浮かれるとです!
マジの攻撃は心臓に直接響くとです!!
脳内、心臓、足元すべてがグッラグラのKO寸前。今まで交際倶楽部において色々な経験はしてきたはずなのに、
俺こんなに『防御力』弱かったっけ??
そう。交際倶楽部での経験値は攻撃力に全振りしてた。それが良くなかった。いつの間にか防御力はゼロ。
正常な判断能力を失った私は、セクシー女優さんとのデートまで時間が無いにも関わらず、スカして格好つけた感じで彼女にこう言います。
私「少し、ホテルで休もうか。」
彼女とホテルにて
急遽考え無しにシティホテルにチェックイン。
時間も無いし、ゴムも持ってないのに俺は一体何をするつもりでホテルに入ったのか(笑)
ギュウゥゥ
考えを整理する間もなく、彼女が情熱的に抱きついてきます。
どうしよう。少し冷静になればやはりハニートラップ説な気もします。一方でここまで来て何もしないのもどうかと思います。さっきホテル誘ったの私ですし。
ここで必要なのは良くも悪くも『決断』でしょう。行くべきかどうすべきか。そこで私が下した決断は以下の謎の決断。以下原文そのまま。
私「実は俺、急な展開過ぎてコンドームを持ってない。だから最後までは出来ない。申し訳ない。ただ・・・イチャイチャは出来るッ!!だから時間いっぱいイチャイチャしようッ!」
たぶんこれ読んでる男性陣の多くは「いやいや、ここまで来たらやれよな。」と思った事でしょう。もしかしたら女性陣も「いや、やれよな。」と思ったかもしれません。
まだ若干の不安がある。けどエロい事もしたい。
しかしここでエッチしたらこの後のデートに悪影響が出る。おそらく勃たない。
そのそれぞれの妥協点を取って、この謎の自分勝手な決断に至りました。
早速彼女をベッドに押し倒しキスをします。
が、まだ頭の片隅にはハニートラップ説があるわけで。ハニートラップで無いという安心が欲しい。なにか確かめる方法が無いのかと考えます。そして確かめる良い案を思いつきました。さすが私フラグメーカー冷静沈着かつ計画的な男です。ハニートラップかどうかのその証拠。
彼女の下着をチェックすれば分かるはず!
つまり今日はそもそもランチデートのみの約束なわけ。彼女には事前に「大人の交際等はしない」と伝えてます。
なのに彼女がエロいオシャレな下着を着けていたら?どうでしょう。彼女はそもそもセックスするつもり。つまりハニートラップである可能性が高まるわけですね。
私はイチャイチャに夢中なふりをしながら、その手を自然に彼女の太ももに。そしてその手をワンピースの下から入れて、彼女のおしりに向ってゆっくり移動します。しかし。
ん、あれ?これなんだ?
何じゃこのパンティ?パンティか?
そこで私の手が見つけたのはパンティではありませんでした。パンティの上から履いてる厚いストッキング生地のボクサーパンツみたいなやつでした。
私「これなに(笑)?」
彼女「いや、あの。。矯正下着みたいなやつです。今日、こんな事になると思ってなくて。。矯正下着履いて来るんじゃなかった。。」
あらっ?
という事はハニートラップや罠じゃないのか?信じていいのか?こんな綺麗な女性に普通に好意を持たれる。そんな事が我が身に起こるのか!?
いやいや、彼女は私のコラムを読み込んでいます。私の性格を知った上で、あえての矯正下着を履いている可能性。それも捨てきれないとかそんな事まで考えたら、もはや何が正解か分からねえ。もう何が何だかんだ分かんねえ。
・・・まっ、いっか!
とにかく今はイチャイチャすっか!!
・・・・・・・・・・・・・
夢中でイチャイチャしてると時間が過ぎるのは早いもの。あっという間に本当に別れなきゃいけない時間になりました。
そしてコラム冒頭の別れ際に繋がります。
おそらくこれを読んでる男性陣のなかには、私の異常な程のネガティブマイナス思考、猜疑心および警戒心に驚かれてると思いますが、これネタでも何でもなくマジの実話です。
私はネガティブ過ぎて『何も理由なく好かれる事』を信じる事が出来ないのです。
ただ、一度信用したり好きになってしまったら極端でして、一気に嘘でも何でも許しちゃう大甘のアマアマ対応になります。
それが自分で分かってますし、その甘々対応を大人数には出来ません。私の優しさにはキャパがあります。
なので自己防衛的に、信用する人や好きな人を絞っちゃうんですね。
一方でこれを読んでる女性陣はどう思うんですかね。「いやいや勘違いすんな、カネだよ。」なのか「その女性に失礼過ぎるだろお前。」なのか。そのどっちもか。
たぶんこのコラムは男女双方から共感を得ない内容であり非難される内容だと思いますが、これがありのままであり事実。
それをわざわざコラムに書くのは、男性としては死んでも、コラムライターとして生きる選択をしているからかもしれません(笑)
信頼の『我が田中』
彼女を信頼するキッカケ。それは思わぬ事がキッカケでした。
私はその後も半信半疑なわけですが、謎を解き明かすべく彼女とのラインでのやり取りは継続してました。
そんな中、彼女がコロナに罹患したとの報告が入ります。
彼女「10日間の隔離で暇すぎて死にそうです。何か暇つぶしになるの無いですか?」
私「じゃあ、暇つぶしになる動画送るね!」
私は普段良く見るお笑い動画を彼女に送ります。そのチョイスは極力無難に。誰でも笑えそうな一般的なものをチョイス。
ただそのうちのいくつかは私の『本命動画』を忍ばせときましょう。その動画達、私は大好きなんですが特に女性には不人気というか、あまり良い反応が返ってきた事がありません。
その一つはガキ使の『我が田中』『破天荒田中』シリーズの動画。簡単に言えばココリコ田中がグレた設定の企画です。知らない人はぐぐってみて下さい。
すると。
彼女「ちょwwちょうどさっきそれ見てましたww」
なんやて(笑)!?
無難なお笑い動画に反応しても別になんとも思いませんが『我が田中』は別。
『我が田中』は別です。『我が田中』を笑える女子に悪い奴は一人もいねえ(笑)
そう心から思えます。
というわけで私の警戒心は一気に解け、彼女を120%信頼します。そのキッカケは『我が田中』
彼女を信頼した私は早速2回目のデートに彼女を誘います。もちろん今度はホテル込みで。
今回は前回よりお互いに落ち着いて、色々と話す事が出来ました。
その中で彼女から「ずっと嘘ついてて罪悪感で悩んでて。実は・・〇〇なんです。」という突然の自白がありました。普通の感覚だとビックリして敬遠してしまう内容なのかもしれません。
しかし私は既に書いたとおり、信用して好きになると一気に嘘でも何でも許しちゃう大甘のアマアマ対応に変貌します。とにかくその人自身を信用するモードに入るので、嘘とか全然気にならない。そんなの関係ねえ(笑)
食事が終わりお店の外に出ます。
私「さて、こちらでございます。」
彼女「あ〜、たぶんこのラブホに誘導されるのかなと思ってた(笑)」
私「よく私の事をお分かりで(笑)」
今回は何の不安も無くイチャイチャからのセックスが出来ます。安心が出来る事は素晴らしい。
彼女との出会いは大事にして長い付き合いにしたい。
だって私なんかに好意を一ミリでも持ってくれる女性は貴重ですし、それに『我が田中』が面白いと感じる女子は私にとって超貴重です。
ちなみにこのコラム、この女性に対して非常に失礼な内容だとは理解してます。
なお、彼女には事前に内容を確認頂いたうえで掲載しています。その事自体も失礼極まりないとは思いますが、それを許してくれる彼女に感謝です。
最後に
このコラムを書いてみて改めて自覚したのは、私の自己中心的な思考と思い込み。そして来るものに対する異常な程の猜疑心とネガティブ思考。そして自己肯定感の低さです。
しかし自分の悪いところを自覚できる=自分で”のびしろ”を作ってると私は思います。色々経験して失敗してまだまだ伸び盛り。これからも頑張ります。
普段からモテる男性なら今回のケース、難なく対応できるんでしょうね。私にはまだまだ無理かも。
もっとマシな人間になりたい。
ついでに言えば、乳首でイケる人間になりたい(笑)
最後に何が言いたいかと言うと。
今後、素敵ですねコメントで「我が田中、私も好きです!」とか送られて来ても、俺はそれこそハニートラップにしか思えねえ!
って事(笑)
また次回会う日まで!アディオス!