不思議な出会い その2

それでもショーツを脱がさず横から指を差れ、十分に愛液で濡れているのを確認。

喘ぎ声のピッチが早まり、もう限界でゆっくりと
ショーツを剥ぎ、お互い生まれたママの姿になる。 

Jasmineさん素肌も綺麗で、滑らかな感じ。こちらの無骨な肌と重なり、ややピンク色に変化。

そこからベッドの上で激しく、時に官能的に身体を貪り合い、すみずみまで感じて時間が許すまでに繋がっていた。

といってもJasmine
さんの身体は素晴らしく、恥ずかしながらアチラの方は強くないので、直ぐにいってしまうのは何時も通りでしたが。^^;


すると突然Jasmineさんから

「写真を撮ってもいい?」

との提案


一瞬、戸惑うも

「マックさんからの依頼なの。
送ろうかと思って・・・」

え~え~! 

そんな写真の
経験ないし・・・

「私も撮られた方が興奮するかも?


との笑顔。

逡巡するも、面白い!と
直ぐ了解しJasmineさんのスマホを操作し何とか撮影完了。

次いで

「動画の
方が面白いかも?」

更なる提案には、もうノリノリになって動画撮影完了。

そのままJasmine
さんがマックさんに転送。

暫く抱きあったまま、ピロートークを続けていた
ら、マックさんからJasmineさんに返信あり。

もう何だか訳が分からない状態。


笑うしかない・・・


マックさんは沢山の映像を撮ってきた(?)が、敢えて顔は映らない様に配慮されているらしく、小生はそんな事も分からないド素人・・・

Jasmineさんの写真は僅かに身悶えている横顔、動画に至っては正常位で正面から顔を入れカナリアの悶え声も入っている内容で、余計にリアル過ぎて驚いたらしい。

この場をお借りして

「兄さん、ごめんなさい!」
 

その後、お互いの身体を惜しむ様に愛し合うも、シンデレラのタイ
アウト時間がやってきて、シャワーを一緒に浴びる、ベッドの中と違い、改めてお互いが立ち姿になり、身長差に驚くと共にJasmineさんから 

「あら~スッピンを見られてしまった。どうしよう?」

との可愛い言葉。

そうあの、スッピン問題! 

こんな場面で出現。

思わず笑ってしまうと共に、少し恥ずかしそうなJasmine
んにまた興奮してしまい、シャワーを浴びながらも唇と乳房に愛撫を重ね、小生は髪の毛までびしょ濡れ~

でもとても楽しかった。

ようやくシャワールームから出て衣服を整え、
忘れモノがない事を確認しドアを開ける前にお別れのキス、それからJasmineさんをエレベーターで送り、情熱的な時間は終わりとなった。

その後、一人で残ったシャンパーニュを飲みながら、余韻に浸り 「夏の夜の夢」みたいな時間だと茫然と過ごし、Jasmine
さん大人の色気タップリなユー〇ンに似ているなあ、なんて考えながら・・・

それからJasmine
さん経由でマックさんとラインで繋がり、今晩の出来事をバンバン遣り取りしながら、

「不思議な出会い」を思い返してました。

マックさんと晴れて(?)兄弟になったんですから。

Jasmineさんから無事帰宅とのラインが届き、ようやく疲れを感じ、眠り仕度を整え灯りを消し、ベッドに潜りこむとJasmine
さんの身体の素敵な香りが僅かに感じられ、至福の眠りに落ちた。

フランス人が大好きな 「petite mort
」 小さな死・・・

セックス後、疲れと放心した状態で眠りにつく、最高の安楽を久し振りに感じて。

翌朝、眼が醒め部屋を見渡すと空になったシャンパーニュが逆さまでクーラーに突っこまれ、クーラーの氷が全て水に変化。

窓から眺める庭の風景はどんよりとした曇空で幸いに小雨程度。

昨晩の秘事の後は不粋な仕事でなく、芸術を楽しむのが粋ってもんだろう。

身繕いをして、朝食後、秘かに計画していた「西〇美術館」コレクション展の観賞に決定!

ホテル内の和食を一人ゆっくりと堪能しながら、窓から見える紫陽花が雨に濡れ非常に美しい。

Jasmineさんとラインの遣り取りで「朝まで一緒にいたかったなあ~」とのコメントを読み、食欲が益々アップ!御飯のお代わりを依頼して、かなり満腹。

まだ余韻の残る部屋に戻り、出来るだけエッチな雰囲気を残さない様に部屋を整え、後ろ髪を引かれる思いでフロントに向かった。

休日でもあり、美術館はかなりの人出。

最寄り駅の構内でチケットを列んで購入し、そのまま館内に突入。

予想通りに素晴らしい展示品の数々。

展示されている絵画・オブジェ・手紙等をゆっくり眺め、日本に最初の西洋美術を広め、美術館を建設しようとした思いに触れ、あまりに素晴らしく感動してしまい、眼と鼻の奥がツンとした。

館内を一周し終わりに近づいた時、人波と逆行して初めのコーナーに戻り、更に一巡。

その際、小綺麗な紳士と非常に若く背の高い綺麗な女性が腕を組んで観賞して歩く姿を見ながら、ジョーさんの幻?と重なってしまった。

ようやく館内から外に出ると、新たにスッキリした気分となり、駅に向かう足どりも軽かった。

終わり

追伸)拙文を最後まで読了して頂き、有難うございました。 

 

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