パパ活旅行を楽しむ17のコツ(1~3/17)
旅行はカップルの仲を深めます。ハネムーンに出かけた夫婦は離婚率が4割下がるという調査結果もあるくらいです(米2014年)。他方、「成田離婚」が示す通り、旅行は二人の仲を引き裂く原因にもなり得るということを忘れてはいけません。そこで、旅行を通じて女性の好意を惹きつつ地雷を避ける「17のコツ」を紹介することにしました。各々、「◎」はとても大切、「〇」は普通に大切、「●」は人によって大切と、大ざっぱに分類しています。では、Enjoy your trip!
1.周囲を観察すること(◎)
路地裏に潜む気持ちの良さそうなカフェ、地元っぽいギャラリーに展示されたローカルテイスト溢れる作品、旅先には心を楽しませてくれるサプライズが散りばめられています。そして、ロールプレイングゲームの中でアイテムを回収すると体力がアップするように、旅先のサプライズを回収すると仲良しパラメーターが上昇します。
サプライズは予期していなかったからサプライズなので、ムック本やWeb口コミを事前に読み込んでも拾えるものではありません。ゲットするコツはたった一つ、周囲の観察を怠らないことです。
悪いほうのサプライズ防止にも、周囲の観察が欠かせません。頻繁に遭遇する交通機関の遅延も、周囲を観察で影響を最小限に防げることがあります。直近(2022/5/29)の実例を紹介しますと、この日那覇は早朝からすごい霧が出ていました。こんなんで飛行機着陸できるのって思って航空会社のHPを見たら、案の定お昼過ぎまですべて条件便。帰りを翌日に延ばせない予定だったのでヤバいと思い、でも当日だからHPからは予約変更できず、早朝だから電話もつながらず、朝イチに空港へ出向いて午後便のキャンセル待ちを入れ、無事希望の席を確保できました。
お昼前に再び空港に着くと、カウンター前はカオス状態。ANA、JAL、どちらも各地からの朝イチ到着便が欠航、二便は遅れで那覇空港着陸が何時になるか見込めず、でも何も知らない出発客が次々と押し寄せて来る状況。天候はどうしようもないのに、地上係員を怒鳴りつける上級会員の搭乗客。自分がどれほどみっともないか、そして同伴者があきれて引いてしまっていることを、気が付いているんだかいないんだか。
周囲を観察して状況を的確に把握し、他人よりもほんの少しだけ早くアクションを起こせば、悪いほうのサプライズを劇的に減らせます。
2.手配を引き受ける(◎)
観察は最初のステップ、サプライズに対処するには行動を起こさないといけません。ここで求められるのがアテンドの役割。飛行機が遅れそうということが分かったところで、きちんと対処しなければその情報は意味のないものになってしまいます。パパ活のお泊まり旅行って、男性はプライベートのつもりでも女性にとっては業務出張だから、何かあったときはアテンド役である男性が対応するもの。当たり前のことですけど。
脱線しますが、わたしは本職とは縁もゆかりもないアテンドを頼まれることがあります。インバウンド、アウトバウンド、両方です。これまでにお相手した最高のVIPは、プライベートで来日した某国の王女さま(正確には王位継承者の配偶者)。若い女性アーティストを欧州へお連れするアウトバウンドも2回ほど経験しました。
華やかなアテンドばかりではありません。平均所得がかなり低い国から来た、給与は低いけどそれ以上にプライドは高く、機嫌を損ねられるとホストが困ってしまうくらいの社会的地位の、公務で来日した中年男性二人組をお相手する、なんてことも経験しました。この時は、会話の中でカメラに興味があることを引き出し、中央線方面の中古カメラ屋さんにお連れしたところ、日本人的感覚では若干のカビが気になる感じの特価だけれども基本部分は動作するレンズを発掘できたので、大満足していただけました。
アテンド、楽しいですよ。華やかなのも、面倒くさい相手も。リアリティ番組に参加している気分になれます。また誰かお願いしてくれないかな。
3.時間配分の基本は三分割(◎)
アテンドついでに、次は時間配分の話をします。旅行を手配する際、まずはおおまかなスケジュールから決めることになりますが、アテンド視点で考えた場合、構成要素として「男性(ホスト)のための時間」、「女性(ゲスト)のための時間」、「一人で過ごす時間」の3つを確保しておくことが基本です。
パパ活お泊まり旅行の場合、宿泊先での夜のさまざまな行為が「ホストのための時間」となるので、昼間のアトラクションをゲスト向けに調整することになります。
悩ましいのが「一人で過ごす時間」。どんなに短い旅行であったとしても、トイレ以外の時間のすべてを誰かと一緒に過ごすとなると、精神的に疲れます。パパ活お泊まり旅行では、お風呂も一人でくつろげなかったりしますし。
だからといってバラバラに行動しちゃうと、何のためのお泊まり旅行ってことになりますから、わたしは目的地までの移動時間が「一人で過ごす時間」となるようスケジュールを組んでいます。別々の飛行機を予約し、現地の空港で合流する、というスタイルです。先に到着する便に乗り、レンタカーを借り、すぐに出かけられる準備をしてから到着口にお出迎え、帰りは空港にお送りするところでお終い。
この1年間ほぼ毎月お泊まり旅行をご一緒してくれている女性は、とても自由で、目的地によっては旅先で解散してそのまま友だちのところへ遊びに行ったりしていました。やはり定期的で長いお付き合いには、お互いの時間を尊重したスケジュールを組むことが大切だと思います。
次回は時間に余裕のあるスケジュールの大切さから紹介していきますので、引き続きよろしくお願いします。