オサム君、シュガーダディーを主戦場にするの巻
オサム君について
いきなり「オサム君」と言われても景子姫を除いては、そしてもしかしたら景子姫さえもオサム君を知らないかもしれない(あっ、景子姫!また名前出したよ!)。
そこでまずは彼の簡単なプロフィールを紹介しよう
- 名前 オサム君
- 年齢 40 代(独身)
- 仕事 サラリーマン(ただし年収は四捨五入すると 9 桁)
- 関係性 取引先担当者、腐れ縁?
- 趣味 筋肉との会話
- 口癖 「コストパフォーマンス」「純愛」
- その他特記事項 コンストパフォーマンス重視(ケチ)。
オサム君は取引先の担当者で随分長い付き合いになるけど、「悪い遊び?」をするようになったのはここ数年のことだ。
彼にはサクラちゃんやその他の姫にも紹介し、ご飯を食べたりあんなことやこんなこと(どんなことだ?)をしたりした。
ユニバース倶楽部にも何度か誘ったがオサム君は「入会金や年会費の他例えばブラッククラスにオファーするのに 10 万円って、ジョーさん、コストパフォーマンス悪すぎっすよ」とのたまう。
彼の口癖である「コストパフォーマンス」は聞こえはいいけれど、要するにケチなのだ(もっともジョーも紹介ポイント狙いなので人のことは言えませんけどね)。
オサム君は若い頃からいろんな点で「肉食系男子」だ。転職を繰り返し、その度に年収と労働条件を上げてきた。
現在の収入は8桁のサラリーと成功報酬、そして週休 2 日に月 10 日間の自宅勤務が認められている。
自宅勤務と言っても2時間程度スカイプ会議して部下に指示を与える程度だから、自宅でなくてもできる。
実際、その間は海外にいることが多く、各国の投資案件を探求している(ジョーもそのいくつかを紹介して貰い、儲けさせてもらっている。ジョーの場合、この儲けが愛人活動?の原資になっているから本来頭が上がらないんだけど)。
オサム君はジョーの廻りにはいないタイプで仕事上助けて貰ったことも少なくないし、勉強にもなる。
さらに情も深く、明るい性格で飲んでいてもとっても楽しい。みんなに好かれるいい奴だ。
サクラちゃんも彼のことはお気に入りだった(苦笑)。
だからこそコストパフォーマンス重視と言いながらその実ケチなのが「タマにキズ」だ(タマって言ってチ⚪コじゃないよ。真珠は入っているけど。あっ、やっぱり「タマにキズ」だ!)。
このようにコストパフォーマンス重視のオサム君だから前述したようにユニバース倶楽部への入会は考えられないという。
それでいてジョーの愛人活動は羨ましいらしく他の倶楽部やサイトを色々物色したらしい。
俺の人間性よりも財布の中身に一番興味があったから
そして辿り着いたのがシュガーダディーだ。
オサム君は女に不自由しないタイプだ。社交的だし、外見もなかなかのイケメンだ。
オシャレにも気を使っている。そして何より金持ちだし(ケチだけど)。
30 代の頃は常に彼女がいたようだが 40 代に入り、結婚を迫られることが多くなり、彼女を作るのを躊躇している。
と言いながら結婚願望はそれなりにあるようだ。
「子供のいない人生は考えらない」とオサム君は言う。
彼から過去に付き合っていた彼女二人を紹介して貰ったが紆余曲折があり結婚までには至らなかった。
その理由をオサム君に聞いてみると「相手が俺の人間性よりも財布の中身に一番興味があったから」だと言う。
「でもさあ、財布は君の人間性の一部だろう?若い頃から戦略を練って留学もし、NBA も取った。その後の努力と経験の結果が今の財布の中身だよ。彼女たちは君の人間性を認めてたんだよ」
「そうかなぁ。あいつらすぐ『自分磨きしたい』ってぬかしやがるんでよ。それなら自分の金で磨くの筋でしょう?それなのに俺の財布ばっかり見やがって。ジョーさん、純愛ってないんでしょうか?」
オサム君の趣味は筋肉との会話だからどちらかと言うと頭の中身も筋肉系だ。
40 を過ぎて「純愛」って一体今まで何を学んできたんだろう。
そもそも「純愛」を求めて「シューガーダディー」に登録するってどういうこと?
筋肉とばかり会話しているからこういうことになるんだろうな。
彼からシュガーダディーのシステムをあれこれ教えて貰ったが「純愛」からは一番遠い場所、というのがジョーの正直な感想だ。
まずジョーが驚いたのは猫も杓子も「パパ活」という言葉を使うことだ(一説によるとこの言葉は木田さんが広めたらしいですね)。
何事もまずは量ですよ
オサム君からサイトを見せてもらったが、多くの女子がプロフィールに「パパ活始めました!」とか「買い物パパを探しています!」などとぬかしている。
ジョーは目眩がした。
そしてユニバース倶楽部と大きく異なるのは会員同士で直接やりとりするところだ。
男性の会費は月 5,000 円弱だが、カード決済すると自動的に?本人証明がなされたことになりプラチナ会員になるらしい。
さらに年収証明をするとダイアモンド会員になり、オサム君はダイアモンド会員だ。
ダイアモンド会員になるとサイトの機能が全て使えるので色々と便利らしい
(オサム君から説明を受けたがジョーにはその便利さがよくわからなかった。そもそも年収証明を受けるためには前年度の源泉をアップロードしなければならないという。おい、おい、大丈夫か?)
年収証明をしているオサム君はおびただしい数のメッセージが女性から届く。
「何事もまずは量ですよ」がオサム君のもう一つの口癖だ。
でもねえ、オサム君、「私、食事だけで2〜をお願いしていますが、大丈夫ですか?」っていうメッセージから学ぶことはないぞ!
それでも紆余曲折がありながらオサム君はシュガーダディーを使いこなしている。
継続的に付き合っているのは 4 名。この時点で「純愛」じゃないとジョーは思うけれど、もっと恐ろしいのは4人の中でいわゆる「お手当」を払っている女性は一人もいないということだ。
何をどうしたらそういう事になるのかは謎だし、ジョーにはとてもできない芸当だ。
オサム君はこの状態に満足らしく「コストパフォーマンス、最高っすよ」と嘯いている。
そしてある日のことオサム君からシュガーダディー女子との合コン?に誘われた。
金欲にまみれた女子をどう手懐けたか興味を持ったジョーは誘いを承諾したのであった。
その顛末は次回のコラムに続きます
ジョー・ルビコン