パパ活で関係が長続きしないあなたへ

初めまして、普段は都内で活動しているカリラです。
今の定期さんとは1年半ほどの関係で毎週遊びに出かけたり、時には沖縄や温泉街にお泊まりにいったりといった感じです。
とあるご縁がありこちらにコラムを書かせていただく運びとなりました。

なぜ長続きしないのか?

パパ活ではいくつかの段階があります。
「顔合わせ」から「2回目、3回目の食事」に繋がり、やがては月に数回会うような「定期の関係」になっていくわけですね。
しかし、「顔合わせ」で次の約束をしたにも関わらず音沙汰がないとか、「2回目、3回目」の後に急に連絡が途切れたというのは男女共に珍しくないのではないでしょうか。
そして、「何が悪かったのか?」もわからないまま新しい関係を探すことになります。
話も合って楽しかったし、ホテルでだってお互い気持ち良かったのに何故?

思い返してみてください。
あなたは「食べログ」をみてとても美味しそうなレストランを見つけたとします。
料理の写真も良く、レビューも良い感じだったのであなたは行ってみたくなりました。
そして、実際に足を運んでみるとなかなか良い雰囲気で料理も美味しく満足します。
帰ろうとするとシェフがお見送りに来てくれて、あなたは「美味しかったです。また来ますね」と挨拶をします。
でも、帰り道に思うのです。
「もう来なくてもいいかなぁ」と。
これってパパ活で感じる感情そのままじゃないですか?

通いたくなるレストランとは?

でも、きっとあなたにもあるはずです。
何度も通ってしまうレストランやカフェが。
1度行けば十分なお店と定期的に通いたくなるお店の違いはなんでしょう?
それは「あなたにとって特別かどうか」の違いです。

だとすれば、相手にとって特別な存在になれば何度でも会ってくれるようになります。
「私はお金のためにパパ活をしているので特別な存在になる必要はありません」
女性ならそうお感じになる方もおられるでしょう。
でも、そういうあなただってパパにとっての特別な存在になれば今まで以上のお手当が安定してもらえる筈ですから、なれるならその方が良いわけです。
特にパパに複数の女性がいるならいつかは入れ替えの対象になってしまうかもしれません。
レストランと同じようにパパ活市場にはいつだって若くて美しい女性が参入してきます。
パパ側でもそうで、イケメンで若くお金を持っている新しいパパが現れるかもしれません。
でも、いくら新しいお店がオープンしても「あなたにとって特別なお店」があれば通い続けますよね。

であれば、「特別な存在になるための方法」があればやってみるべきです。
相手から他の誰よりも特別に思われて悪い気がする人はいませんよね。
では、どうすればいいのでしょうか。
まずは「過去、あなたにとって特別だったもの」を思い浮かべてください。
「お気に入りだった服」「お気に入りだった本」「お気に入りだったバッグやアクセサリ」で構いません。
それはどれくらいの期間「特別」だったでしょうか。
1年?5年?10年?それとも……。
そう、どんなに「お気に入りで特別」だって飽きる時がきます。
だって、物は変化しないわけですから。

それでは、もう一つ思い浮かべて欲しいものがあります。
それはさっきも言った「あなたが年に何回か訪れるお店」です。
これはレストランでなくても構わないので「GUCCI」や「Louis Vuitton」かもしれませんし、「近所にあるコーヒーの美味しい喫茶店」や「落ち着いた街の小さな美術館」、はたまた「隠れ家のようなフレンチレストラン」かもしれません。
誰しも「人生のうちで何度も訪れる場所」がある筈です。
それはあなたにとって何が特別なのでしょうか?
では、その「特別」が思い浮かんだら考えてみてください。
「なぜあなたがそこへ何度も足を運ぶのか」を。
その理由は様々で一つには定まりませんが、思い当たることはあるでしょう。

特別な場所とは?

パパ活というのはある程度満たされた人たちがしています。
男性であれば「お手当やレストラン、ホテルにお金を使う余裕がある人」ですし、女性であれば「自分の価値にある程度自信がある人」です。
そういった満たされた人たちでも何度も足を運びたくなる場所、それが「特別な存在」です。
勘違いしてはいけないのはその特別な存在は「マクドナルド」や「ケンタッキーフライドチキン」「吉野家」ではないということです。
「安くてジャンキーな食べ物を提供する場所」には間違いなくリピートの需要がありますが、パパ活ではそうではありません。
ある程度は満たされているけれどもどこか満たされない、そういう人たちが何度も足を運ぶ宿り木のようなものが必要なのです。

想像してみましょう。
ある日、あなたはお気に入りのレストランに出かけました。
そこはいつもならとても落ち着く場所であなたは常連と言っても良い存在です。
しかし、今日は店内がバタバタしていてスタッフもなんだか他の客の相手に忙しく、居心地の悪さを感じます。
普段ならスタッフとおしゃべりをして2時間は滞在するところですが、今日は1時間も経たないうちに店を出ました。
スタッフが自分のことを軽んじているように感じたからです。
そして、なんとなく足が遠のいてそのままそのお店には行かなくなってしまいます。

あなたにも実際にそんな経験ありませんでしたか?
最初に「いいな」と思って、3回、4回、いや10回と通った店なのに「もういいかな」と思って通わなくなってしまったことが。
これは、あなたが相手に対して感じる「もう会わなくてもいいかな」という感情と同じです。
そして、相手があなたに対して「もう会わなくてもいいかな」と思う感情とも全く一緒なのです。
そう、「特別な存在」というのは決して永遠のものではありません。
では、どうすればよかったのでしょうか?

ニーズを理解する

先ほど言ったようにあなたが何度も同じ店に訪れたくなるのには理由があります。
「店員さんの接客態度が好き」
「スタッフがいつも一生懸命」
「雰囲気が落ち着く」
「こだわりが見える」
「とても美味しいスイーツが季節ごとにでる」
「新作が楽しみである」などなど。
この理由は様々です。
逆に考えれば、相手があなたに「また会いたい」と思う気持ちには必ず理由があるのです。
あなたが「もういいかな」と思うのに理由があるように。

これが分かれば後は簡単です。
相手があなたに会いたいと考えている理由を見つけてそれを大切にすることです。
その理由が「一緒にいて楽しい」「話が合う」「癒される」「尊敬できる」「学びがある」というようなことであれば気を抜かずにいることです。
どんな高級レストランでも「スタッフ」や「シェフ」が手を抜けばそれはたちどころに見抜かれてしまいます。
もしその理由が「可愛い」とか「スタイルがいい」とか「抱き心地がいい」「見た目が良い」などであれば、いずれ飽きがくることは確実ですから他の価値を見つける必要があるかもしれません。
どんなに美味しいレストランだって「常に同じ味のメニュー」を出されていたら飽きてしまいますよね。
最初は目新しいから通ってくれるかもしれませんが、底が知れれば飽きられます。
それが男性からみて5万、10万とかかる高級レストランとなれば尚更です。
女性からしても無数に近い美味しい無料のレストランがあれば目移りするのが普通です。
いくらこちらがお手当を渡しているからといって、通い続けてくれるとは限りません。

最後に

結論をいえば、あなたが誰かにとっての「特別な存在」であり続けるための理由は一過性のものではダメだということです。
逆に言えば「2回、3回行こう」と思えるレストランはたくさんあった筈です。
「美味しかった」「雰囲気が良かった」「接客が気に入った」といった些細な理由で再訪します。
でも、それが5回、10回、50回となれば話は別です。
長く通うには長く通うだけの理由が必要なのです。
「私は可愛いしスタイルも良いから」とか、「俺は十分なお金を払ってるから」というだけでは続きません。
あなたにはたくさんの競合が存在するわけですから、相手に定期的に来てもらうための理由を考えなければならないのです。
人は「物質」と「経験」にお金を払いますが、圧倒的に長続きするのは「経験」です。
すなわち、あなたと会っている時間が相手にとって特別なものでなければいけません。

誰とも長続きしないというなら是非思い返してみてください。
あなたはお相手に対して何を提供していますか?

このカテゴリーの関連記事

  • 外部ライターさん募集
  • ラブホの上野さん
  • THE SALON
  • join
  • ユニバースサポート