20話 リベンジクリスマスディズニー!

〜前回まで〜

 

 モテないチビの31歳男(寺田心に似てるのでペンネーム寺田真心)が、ユニバースの門を叩きパパ活に挑戦!金髪フリーターのL様とディズニーでデートする予定だったがなぜか1度は直前にフツーに仕事だからとドタキャンをくらい(笑)、今度こそはとチケット付きのディズニーホテルをおさえて、万全の体制でクリスマスディズニーデートへと向かった、、、

 

 

 

 

 

 前日にディズニーセレブレーションホテルに泊まり、翌日ディズニーランドに向かうというプランのもと、L様と合流してさぁホテルへ、、、と思ったが、彼女がディズニー用に斜めがけのカバンが欲しいと言い始め、その買い物をイクスピアリですることになった。

 

「他にもいろいろ買ってもらおうかな〜」

 などとL様が言い出すので、

(どんだけ買わされるのだろう、、、なるべく出費を抑えよう、とりあえず斜めがけのカバンはブランド物じゃなく、レザーの物じゃなくナイロン製にしてもらおう)

と僕は心に決めた(笑)。

 

 

 

 その後、イクスピアリを見て回り、ブランドのお店も何軒か見て回ったが、彼女の中でこれという物が見つからなかったらしく、結局、斜めがけのカバンは買わずに済み、正直ホッとした(笑)。

 ただ、夕食や買い物などで大幅に振り回されたのもあり、ホテルへのチェックインの時間はいつになるのやら、、、と心配になった。

 

 

 

 イクスピアリでの買い物を終え、ようやくホテルに着いた時には22時ごろになっており、ディズニーセレブレーションホテルは舞浜駅からバスに結構乗らないと行けない距離だったので、そこからチェックインするのも少し疲れた(笑)。

 ただ、着いた途端、玄関からフロントまで、ディズニーの世界に包まれていて、疲れが吹き飛ぶ感じがした!

 中庭にもモニュメントなどキラキラしたものがあり、L様と、ホテルに飾ってあったクリスマスツリーやモニュメントの所で写真を撮った。

 

 部屋は、インターネットで見たとおりの、まるで"イッツ・ア・スモール・ワールドのような内装で、彼女もとても喜んでくれて、思わず僕らは部屋に入ってすぐハグをした。

 TVの電源を入れると、ディズニーチャンネルが24時間無料で見放題となっており、お風呂が沸くのを待つ間、一緒に見てすごした。

 

 

 

 そして、L様と一緒にお風呂に入って、お互い身体をまさぐりあいながらキスを交わすという至福の時間を味わった(笑)。

 さらにお風呂から上がった後、

「手の届かないとこにボディクリーム塗ってほしい」

 と言ってきたので、僕は背中の方にヌリヌリし、時折後ろから胸をもみながら(笑)、ボディクリームを塗ってあげた。

 

 

 

 

 

 

 もうそろそろ寝ようかなと、ダブルベッドでディズニーチャンネルを見ながらまどろんでいた。

 当初、今回のデートは純粋にディズニーランドを楽しむだけで、寝不足にならないよう身体の営みは行わなくてもいいと僕は思っていたが、隣にいるL様のぬくもりに興奮を抑えきれず、唇を重ね事は進み、夢の国でまさに"夢の一夜"を過ごすことができた、、、

 

 

 

 

 しかし、夜にいろいろと行いすぎたせいでやはり寝不足となってしまい(笑)、9時の開園時間に入園待ちで列に待機できるよう、早めに起きようと思っていたが、その9時にようやく目覚めるという事態になってしまった。

 L様も同時に起き、急いでホテル前に来る送迎バスに乗った。バスも外装がディズニー仕様となっていて、ワクワク感がさらに増した!

 

 

 

 結局、ディズニーランドに着いて入園できたのは10時ごろとなってしまった、、、しかも、お目当てだった美女と野獣の新アトラクションやショーの抽選もすべて外れてしまった(泣)。

 外れてしまいL様はとても悔しがっていたが、僕は悔しくはなかった。なぜなら、前回のコラムでも書いたが、L様に一度ドタキャンされ、チケット代がもったいないからと一人でディズニーランドに行った時に、その日が雨で入場者数が少なかったため、運良く新アトラクションもショーも両方すでに体験済みだったからだ(笑)。

 

 

 とりあえず入場して、まずはグッズショップで買い物をすることになった。L様のこだわりに委ね、お揃いの被り物を購入し、あとここで前日買えなかった斜めがけのカバンを購入、さらに、シャボン玉が出てくるおもちゃを、僕はこんな物いるか?と思ったが、彼女がどうしても欲しいというので購入、さらに店を出て、ポップコーンやチュロスを購入など、立て続けに買ってあげた。

 

(一気にたくさん買わされたな、、、これから今日またどんだけ買わされるんだろう(泣))

 

 僕はビビっていたが、むしろその後の食事はL様がおごってくれて、持ち帰って小物入れに使えそうなキャラクターの容器付きの食事もおごってくれた!そんな彼女の優しさがとても嬉しかったとともに、出費を少し抑えられそうでホッとした(笑)。

 

 楽しく1日過ごしながら、僕は約2年振りに復活する夜のパレードを心待ちにしていた。そんなパレードの詳細については、次回のコラムにて!

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