宇宙倶楽部的交際日記〜私的心像風景〜
どうも。
宇宙倶楽部が繰り出す数々のキャンペーンに引っ掛かったジョーです。
今回は不詳ジョーの交際日記をご披露させて頂きます。
人身御供のつもりですが、ご笑覧賜り何かの参考になりましたら嬉しい限り。
よろしくお願いします。
・登場女性のモデルは実在しますし、エピソードもほぼ実話ですが、女性を特
定されないため、ボカしている部分もあります。ファンタジーとしてお読みく
ださい。
・日にちはかなり入り乱れております。
A月×日
本来京都には用事がない。
でもコウミちゃんに会うために仕事を作りましょう!
という訳でアポを8 カ所ほど取り、ご挨拶。
平均滞在時間は20 分(苦笑)。
コウミちゃんとの待ち合わせはイタリアン。
元々ジョーの地元にあったお店だが京都で再出発。
既に一定の評価を得ているどころの騒ぎではなくて、もはや京都を代表するイタリアンレストランと言っても過言ではない(あっ過言かも?)。
元常連?としては嬉しい限り。
今回が移転後初訪問。
オーナーにご挨拶し、席に着く。
結論から書けば期待以上。
お料理は以前とは比較できないほど別次元。
そしてスタッフのホスピタリティーの高さは変わらず。
当然?お値段は以前の倍以上(ワインの選択を間違えて3倍になった)。
でも大満足。
コウミちゃんがご満悦だったのが何より嬉しい。
その後はドーピングの効果もあり(苦笑)、コウミちゃんの大絶叫を聞いた後、ベットの中でピロートーク。
「コウミちゃん、次回はお寿司屋さんにしない?連れて行きたい寿司屋があるんだよ」
「わぁー、お願いします!」
「お任せろ!」
善は急げ(善じゃないけど)とばかり、日にちを決め、店に電話して予約。
飛行機とホテルもその場で押さえた。
我ながらこういう時は電光石火の行動力やね(苦笑)。
A月△日
せっかく関西に来たのだから、コウミちゃん以外の関西女子にご挨拶しなければということで、宇宙倶楽部にオファー。
30 代の魅惑的な女性で交際タイプがD なのは引っかかったけれど、ジョーの場合はどうせパンツ脱がないんだし、楽しく食事ができればと思いオファーした。
某ホテルのロビーで待ち合わせ。
やって来られたのは(正確には待っておられたのは)良い意味で年齢を重ねられた美女。
少し化粧が濃いかなと思ったけれど、ジョー好みの華やかな美人。
挨拶もそこそこホテル内の気軽なラウンジに移動して会食。
いつもよりはジェネレーションギャップは小さく、会話は弾む。
と言う訳で、ジョーとしては珍しくお部屋に誘ってみました。
交際タイプもD だし。
結論から書けば慣れないことはするもんじゃないですな。
セックスを楽しむどころか、あれしちゃいけない、これしちゃいけない、舐めるな、吸うな、さわるなのオンパレード。
そもそもお手当は先渡しを要求されました。
ジョーの方に問題があったのかもしれませんが、これじゃあ自分の価値を下げていると思うんですけどねえ。
容姿その他は魅惑的な女性なのに。
女性を見送った後、気分転換に一人でホテルのバーへ。
杯を重ね、ご機嫌になりつつあるところへコウミちゃんからLINE。
「ジョーさん、大変申し訳ないのですが、今度のお寿司屋さんへは行けません。というのも、ジョーさんも知っている彼と近々結婚することになりました。他の男性と旅行に行くのは心苦しくて。折角ご予約頂いたのにすいません」
もうちょっとで、ソ連時代の貴重なウオッカを吹き出しそうになりました。
昨夜素晴らしい大絶叫を聞かせてくれたのに舌の根も乾かぬうちに「心苦しくて」とはこれ如何に。
オンナゴコロは欧州情勢並みに複雑怪奇ですな。
結局のところコウミちゃんに会った翌日、宇宙倶楽部にオファーを出したので、バチが当たったんでしょうか。
宇宙倶楽部の呪い恐るべし。
?月□日
宇宙倶楽部の呪いにもめげず、G カップ女子大生と特に名を秘す某嬢の3 人で会食。
G カップ嬢も某嬢も両刀使いなので、ジョーがマッチング致しました。
あっ、もちろんオファー料は取ってないよ!
3人で美味しい焼き鳥に舌鼓を打ったあと、お部屋に移動。
お部屋に入るなり、G と某は待ちきれない様子キスを繰り返しながら互いの服を脱がせ合う。
くんずほつれつの情景が目の前で展開される中、ジョーはといえばルームサービスで取ったボルドーの赤を頂く。
「これっていつ終わるんだろう?」と心の中では思いながら、ボトルが空いたのでジョーが終了を宣言。
ホテルバーで反省会をした後、ジョーとG で某をタクシー乗り場まで見送り、再び部屋へ。
ジョーは寝る気(睡眠ね)満々だったけど、G に押し倒される。
かなり酔っ払っていたのに珍しく中だし。
やればできるじゃん!
※ジョー語解説 中だし=衛生器具の中のこと
?月◎日
翌日は昨夜の某嬢とランチ。
サクッと寿司をしばく。
少しだけ御神酒も入れてホロ酔い気分。
お昼間からシアワセ。
その後はタクシーで奥村土牛展を鑑賞するため二人で美術館へ。
ここの美術館はこぢんまりとしてお気に入り。
数少ない日本画専門美術館でもある。
さて奥村土牛だ。
ジョーお気に入りの日本画家の一人であるからこの展覧会が悪いはずがない。
今回印象的だったのは人物画。
下手なのだ。
というより女性は皆全然可愛くないし、その表情も間が抜けている。
例えば相撲が好きだった土牛が栃錦の贔屓で本展覧会でも「稽古」という画題で彼をモデルにしている。
体格こそ堂々としているけれど、その表情に一時代を築いた貫禄が全く感じられない。
むしろちょっと弱そうでもっと言えば頭が足りなさそうな表情だ。
静かな美術館内で思わず笑いそうになる。
このように書くと土牛を批判しているようだけれどそうじゃない。
他の動物画や静物画、風景画は力強い筆つかいと柔らかんで繊細な筆使いが使い分けられ土牛の筆力の高さがよくわかる。
だからこそ人物画のヘタウマ加減がジョーには好ましかった。
鑑賞後は美術館内の喫茶コーナーで感想戦。
某嬢との好みの違いがわかり楽しいひと時だった。
そう言えば昨夜の出来事?については全く触れずに解散したなぁ。
某嬢は楽しんでくれたんだろうか?
と言うわけで今回はこれくらいで。
あちゃーやー!