しりとりで綴る交際倶楽部奮闘記〜ユニバース倶楽部〜

「しりとりで綴る」と言われても頭の中は???でしょうね。

当然です。

そこでその趣旨?をまずは説明します。

敬愛する中島らも(早いもので今年15回忌)に「しりとりえっせい」というコラム集がある。

毎回のテーマをしりとりで繋げていくのだ。

ジョーもそのアイデアを拝借して交際倶楽部での活動を綴っていくことにする。

ご愛読頂ければ嬉しい。

らもさんは「しりとりえっせい」を文字通り?「しりとり」から始めたが、ジョーの場合その内容はユニバース倶楽部での活動が中心だから「ユニバース倶楽部」で書き出したい。

しりとりで綴るので次回は末尾の「ぶ」で始まる言葉がテーマとなります。

ジョーがユニバース倶楽部に入会して2年近くが経過した。

結婚してから数人付き合った人もいたし(お金の受け渡しがある人もない人もいた)クラブのホステスに入れ込んだ時期もあるからユニバースでの活動は何となく予想できた。

しかしユニバースでの活動は事前の予想とは全く違う世界であった。

最大の誤算?はとにかくお金がかかるということだ。

初年度まさか8桁の金額を溶かす(一般的な成果?を考えるとそう表現せざるを得ない)とは思わなかった。

その半分近くはナナ姫(彼女と知りたったのはユニバースでのオファーではないけれど)につぎ込み、残りをサクラちゃんその他につぎ込んだ。

ジョーのオファー数はそれほど多くないから、一人当たりの金額を考えると「何やってんだ、俺」と落ち込むこともある。

こんな書き方はしたくないけれど、大人の交際に至った回数は両手で余るからソフトバンク時代の松坂並みのコストパフォーマンスだ(いや、向こうの方が全然上です)。

そして2年目は少し正気を取り戻したので、セーブしていたが、ナナ姫と思いがけず再会してしまったので、おそらく今期も(!)8桁越えだろう。

ユニバースの男性会員の中には得体の知れないお金持ちがいらっしゃるようだから、ジョーが消費した金額は可愛いもんだろう。

しかしジョーにとってはこの2年間は人生最大の散財期間となっている。

そしてこの病気はなかなか直りそうにない。

免疫力の乏しいジョーのような人間にとって


ユニバース菌は強力だ。


ジョーのような男性がいる限り、ユニバースはこれからも利益を出していくだろう。

当然ながら負け惜しみなのだけれど、入会したことに後悔はない。

この2年間多くの(ジョーにとっては)華のある魅力的な女性たちと過ごせた時間は貴重だ。

ご多分に漏れず、砂を嚙むような思いをしたことも少なくないと言うより多々あったけれど、それ以上に楽しく

「これぞ交際倶楽部の醍醐味だ」

という経験もした。

一般に殿方が求められている成果は至って少ないのだけれど。

しかし成果が少ないからといってジョーに下心がないわけではなく、特に初対面ではむしろ人並み以上にムラムラしていて

「今日こそは」

と股間を熱くしている。

それなのに華やかな美人と美味しい食事と会話を楽しみ、グラスを傾けているとそんな下心はどうでもよくなってきてしまう。

未だに誘い方がよくわからない。

だからマックさんのように「会って1時間以内にホテルへ」を原則にしている方からすればジョーが何を求めているか理解できないだろう(自分自身も何を求めているか分かってないけど)。

もちろんマックさんを揶揄しているわけではない。

マックさんの利用の仕方は交際倶楽部の正しい利用の仕方だとは思う。

しかもマックさんは女性から絶大な信頼感を得ているのだ。

何が真似できないって、この信頼感だ。

正直に言えば、ジョー

「クヤシイです!」

と言いたくなります、ハイ。

ジョーの交際倶楽部での楽しみは食事をしてグラスを傾けながら会話を楽しむことと美術館や舞台(主に歌舞伎)に同伴することだ。

これならいわゆる高級クラブ活動の方が相応しいのだろうけれど、ジョーはクラブ活動を心底楽しめたことがないし、そもそもやり方というか、高級クラブでのシステムがよくわからない。

その点ユニバース倶楽部では「絵を観に行きましょう」とか「舞台へ行きましょう」と言って断られたことはほぼない。

こうして駄文を綴っていくと魅惑的な女性の皆様方を美術館をお連れしたことを思い出す。

例えばサクラちゃん(あっ、結婚おめでとう!)。

ナナ姫もそうなのだけれど、サクラちゃんは描く人だから、絵の観かたがジョーとはだいぶ異なる。

サクラちゃんのおかげでジョーの絵に対する視野は随分広がった気がする。

そしてカヨコ姫。

彼女からはシャガールの魅力を教わった。

彼女の勧めでシャガールのベースとなっているロシア民話の本をずいぶんと読んだし、彼女の存在がなければシャガールを求めてパリやニューヨークの美術館を廻ることもなかっただろう。

ユニバース倶楽部に入会する前、ジョーはまあまあの歌舞伎ファンだった。

特に中村勘三郎が贔屓だった。

ところが思いもかけず贔屓の勘三郎が早逝してからは足が遠のいた。

噂によると勘三郎は新歌舞伎座のこけら落としを目指して治療に専念していたらしい。

当然?ファンとしては彼の思いを慮ると新歌舞伎座に足を踏み入れることができずにいた。

それをユニバースの某嬢が嫌がるジョーを無理やり引っ張ってきたのだ(支払いは当然ジョーね)。

舞台には勘三郎の息子勘九郎と七之助。

最初は気乗りしたかったジョーであるが勘九郎の立ち姿にハッとした。

確かに彼は勘三郎のDNA を引き継いでいる。

そしてジョーの歌舞伎通いが復活したのである。
 

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