ところで、交際クラブと、逆パターンを利用された女性はいるでしょうか?
女性が男性を選び、お食事やデートをして、男性に交通費などを含めたお手当を支払うというパターン。
‥真っ先に思いつくのは、ホストでしょうか。レンタル彼氏とか?
女性がお気に入りのホストに入れあげるケースなどは、いまや珍しくもない話題です。
出張ホストと交際クラブ
Magnoliaは、夜の世界には詳しくないのですが、ほかにも色々あるのかもしれません。
(ただし厳密に交際クラブのシステムが取り入れられてるわけではないので、単純に逆、というには語弊があるかもしれません。)
そんなMagnoliaは、出張ホストを三回、利用したことがあります。
前回の不倫時代に遡るのですが、相手の男性は仕事がとても忙しい人でしたので、会えるのは夜の数時間のみ。となると、昼間がポカンと空いてしまうわけです。
一人で美術館や映画に行くのは慣れていますが、一人でランチとか、淋しすぎる‥‼︎
そこで、持ち前の好奇心もあって、ランチついでに出張ホストを頼んでみたのです。
交際クラブでも、出張先で女の子にオファーを出す男性も多いでしょう?そのパターンですね。
写真と簡単なプロフィールで男性を選びます。そこからは、直接ホスト君とメールでやり取り。
ホスト君から、どんなデートをしたいか?なにが食べたいか?‥事細かに質問が来ました。
そこは、交際クラブと同じで、やはり女性はもてなされる側、男性はエスコートする側なんですね。
ただし、ホスト君の場合、当然、費用はすべて女性持ちです。
素朴なホストくん
私が選んだのは、素朴そうな笑顔が可愛い男の子でした。
正直、あんまりイケてる感じじゃないのが、好感が持てます。あ、やっぱり笑顔は、男女問わず、決め手なようですね。
北海道出身だというホスト君は、Magnoliaより10歳ほど歳下で、ただただ、可愛らしい弟みたいな感じでした。
初対面なのにプレゼントを用意してくれ、レストランの予約から、その後のデートプランまで、すべて計画してくれて、至れり尽くせりのデートでした。
ある意味、デート中は、女性は完全にお姫様になれます。お会計するまでは(笑)。
デート費用のほかに、時間単位でホスト君にお支払い。
歩いていると、そっと手を繋いでくれたりするのですが、Magnoliaが「そういうの、いらないから(笑)。お友達みたいな感じでお願い。」と断ったら、ビックリした顔をしてました。やはり「恋人」気分を味わいたい女性が大半なのでしょう。
内容としては、お食事して映画観たり、美術館行ったりして、まぁ、交際タイプAですね(笑)。
ホスト君もかなりざっくばらんに接してくれて、その後も二回、デートの相手をしてもらいました。
最後のデートでは、ホストをやめて、北海道に戻り、もう一度美容師にチャレンジする、と言ってましたが‥。
3回デートしてみて
結局そのホスト君以外に、ピンときた男の子は居なかったし、Magnoliaの懐事情も怪しくなってきたので、ホスト君とのデートは、その三回で終了です。
そこでMagnoliaがホスト君に聞いたことがあります。
「私は貴方の顔をプロフィール写真で確認してるけど、貴方は、私を知らないよね?初めて会う時って怖くない?」
ホスト君は、渋い表情で
「怖いですよ!変なのもいるし。でも、ドタキャンしたらクラブに迷惑かけるし、仕方ないじゃないですか。我慢してます。二度めは無いですけど。」
同じですよね、男も女も。
Mgnoliaの立場と、ホスト君の立場を入れ替えてみても、そんな違いはないかもしれません。
ただ、やはりユニバースの面接が男性、女性ともにある、この一点の違いは大きいです。
利用する客層の、質にも関係してきます。
ホスト君が、疲れた顔でボヤいていたのを思い出します。
「この仕事やってて、人間不信になっちゃいました」
交際クラブに登録する女性が、そんな人間不信に陥らないことを、切に願います。
求めるものの違い
交際クラブにおいて、男性は愛人を求めている。
ホスト遊びにおいて、女性は疑似恋愛を求めている。
そんな感じかな、と思いますが、そう考えたら、Mgnoliaはどちらにも当てはまらない気もします(汗)
そんなホスト君に重なる映画を一つ。真夜中のカーボーイ。
カウボーイ、ではなくカーボーイなのは、水野晴郎のこだわりだそうです。‥って、真夜中のカーボーイも、水野晴郎も、最近の人は知らないだろうなぁ(笑)。
ジゴロ(この言葉も知らないよね、きっと)で富と名声を得ようと、テキサスの田舎から大都会NYへとやって来た青年‥爽やかな中にも、残酷さが垣間見える映画です。
次回は
話が大幅に逸れてしまいましたが‥まずは部活に戻り、次回は、お付き合いの継続について考えてみたいと思います。