自己紹介
Rachelと申します。中肉中背、低身長、タヌキ顔、推定ゴールドクラス※いや、ひょっとするとスタンダード※の40代会社員です。昨年、ユニバース倶楽部に入会し、9月からコラムを書き始め、これで6本目です。
以前は、男性用コラムダーリンbyユニバース倶楽部向けに【熟女会員の本音】というコラムを5本執筆しました。
私が今まで何を書いてきたかというと…
【1】初めて倶楽部の面接に行った時の様子
【2】性感染症に罹った経験を通して考えたこと
【3】性愛の楽しみ
【4】倶楽部で出会った男性会員Tさんとのデート
【6】同Tさんとのベッドでの出来事
です。
そして、ダーリンに掲載された拙著は、ありがたいことに本当に多くの方々にお読みいただきました(PV数1,000~2,500)。
ところが、ユニバース倶楽部で数カ月前に女性向けコラム「シンデレラ」をスタートさせたことにより、倶楽部側の方針で、女性ライターはシンデレラ、男性ライターはダーリンに棲み分けて収載することになったそうです。
ということで、満を持してシンデレラにやって来た訳ですが、今回からは女性向けに、私の経験から感じ取ったアレやコレやをネタに交際クラブの実態に迫っていきたいと思います。
かといって、シンデレラの皆様に上から目線でアドバイスしようなんて全く思っていません。ちょっと思い出してみてください、タヌキ顔の熟女です。他人様に対してそんなことできるような立場じゃあございません!(倶楽部の皆様、私のコラムを「Advice」にカテゴライズしないでくださいね!)
それではよろしくお願いいたします。
※ユニバース倶楽部では女性の容姿を4段階でクラス分けしているとのこと。ゴールドは下から2番目、スタンダードは一番下。「多分ゴールド」というのは、自分がどのクラスに分類されているかは本人に知らされないため、「ゴールド」というのはあくまでも私の推測。
オファーからお会いした人数
■半年で何人の男性と出会ったのか、彼らからいくら頂戴したのか
・お会いした男性会員の人数:7人
・男性からいただいた額面:惜しくも三桁に届かず!
※実はリアルな額面を書きたかったのですが(と申しますか、お読みになる方はそれが知りたいはず…)、大人の事情で執筆は叶わず。申し訳ありません。
■その他の数字
もう少し踏み込んでみる。
・オファー数:9(うち2人は先方からキャンセルあり)
・会った男性(7人)の年齢:40代~60代(40代:1人、50代:5人、60代:1人)
・デート回数:32回
・セックスの回数:9回
・セックスのお相手の人数と年齢:3人(40代:1人、50代:1人、60代:1人)
・インターナショナルご所属の男性:7人中1人
オファーが来るタイミング
私の場合、オファーは登録当初が多く、時間の経過とともに減っていった。
男性会員ページを見たことはないが、新規登録女性が画面上部に表示され、登録日時が古くなればなるほど下のほうに表示されていくと聞いている(間違っていたら誰か教えてくださいませ)。
上部であればあるほど、男性の目に留まる頻度も高くなるらしい。
というのも、ある日こんなことがあった……
すでに何度も逢瀬を重ねている男性F氏とのデートの際、彼が冒頭から何だかおかんむり。
三角のお目目で私に迫ってくる。今にも鞭が飛び出しそう!
「わ、私はSMの経験はありません!初めてです!」と言いかけたその時、
「何でプロフィール編集してんだよ!?」
(あ、SMごっこじゃなかったのか…。ちょっと残念。)
でも、なぜF氏が怒っているのか、私には見当もつかない。
「何で俺がいるのにプロフィール編集したんだよ!」
(ん?『俺がいるのに』って何?…)
年の功で、他人様からの威嚇にも、その対応にも熟達している。
そもそもこの話には、嫉妬が隠れていそうだ。
年上の男性に対して言うことではないが、「かわいいもんだ」と思ってしまう。
「あっ、それだったら単語が変だなと思って数日前に直しましたけど…。表現が適切じゃないなと思って。」
「はぁ?どうせ他の男からオファーが欲しくてやったんだろ!」
「…えっと、どういうことですか?よく分からないので教えてもらえますか?」
よくよく聞いてみると、「女性からのコメント」欄を編集すると、プロフィールが上部に浮上するらしい。上部に表示されれば、結果的に、他の男性会員の目に留まりやすくなる。
プロフィール内の表現を修正するというだけの、全く他意のない行動が、F氏には「より多くのオファーをもらうための行動」に映っていた。
「ごめんなさい。私、全然知らなくて」
「そうか。わかった…。ごめんな。だけどさ、俺がオファー出した後にプロフィールを変更したとんでもない女が何人かいたんだよ。そんな女、オファーを取り消してやった。俺がオファー出してるのに、まだ別の男探してんのかよ!ってなるんだよ」
F氏は私との1回目のデートの際、同時に複数の女性会員と付き合っていると豪語していた。
それなのに、“お前は俺だけと付き合え”とな。(身勝手ね…)
私は思わず口から出かかる言葉を飲み込み、「ごめんね」と小首を傾げてほほ笑み、彼にキスするだけである。
こういったトラブルが多いせいか、最近は、初回デート決定後に倶楽部から女性宛に下記のLINEが届く。
『デートが決まったあとのコメント・自撮り写真の更新、カレンダー機能への空いているお日にちの追加など嫌がる男性様も多く、そのため決まっているデートが流れてしまうこともあります。更新などはご注意ください(>_<)』
見方を変えると、既にオファーを出した女性のプロフィールを繰り返し閲覧する男性の存在が露になる。前出のF氏も、私のプロフィールを「スマホのホーム画面に保存して見てるんだ」と言っていた……。
さて、ちょっと逸れたので話を戻す。
私の場合、どのタイミングでオファーが来たかというと、
1カ月目:4人(うち先方からキャンセル:1名)、
2か月目:2人(うち先方からキャンセル:1名)、
3か月目:0人、
4か月目:1人、
5か月目:1人(この辺りになると「ずっと迷っていただけどとうとうオファーしてみた」という男性が現れる)
6か月目:1人
だった。
正直言って、1~2か月目のマネジメントは大変だった。何とかダブルブッキングせずに、男性の名前や趣味や生い立ちやエピソードを間違えないように頭をフル回転させ、息切れしながら乗り切った。
お陰様で、男性から面白いお話を聴くことができたし、美味しいものを食べさせてもらったし、コンサートや映画や旅行にも何度も連れて行ってもらった。何物にも代えがたい、かけがえのない経験をたくさんした。「普段出会うことができないようなセレブとプライスレスな経験をする」これぞ交際クラブの醍醐味と言えよう。
でも、私には、現在のペース(月1オファー)のほうが向いている。月1くらいなら、男性一人一人を大切に思い、彼が満足するだけの十分な時間を作ることができる。他人を大切にできるということは、自分も幸せを感じられ、満足度が上がる。
「オファーが増えれば良い」なんて、全然思わない。
デート数、セックスの回数
この半年、意外にも食事デートが多く、セックスは思っていたよりずっと少なかったという印象だ。
基本的に、セックスのお誘いは断らないスタンスである。それでも、惚れていない人とセックスしたいとは思わないので、自分からベッドに誘うことはない。この「9回」というのが、私が半年間にセックスに誘われた数とイコールということになる。
少ない。
枯れそうだ。
ま、それはさておき、継続してお付き合いしている男性の中には、不思議なことに、私に指一本触れない方(P氏)もいる。P氏は私とセックスしたいと思っていないのか。
はたまた、P氏は私から誘われるのを待っているのか?彼が考えていることは全く分からないが、とにかく聴き役に徹しながら楽しく食事デートをし、複数枚の交通費とプレゼントをいただき、恐縮しつつも爽やかに帰宅する。
自分にお金を払ってくれる事実がいくらあっても、残念ながら私はP氏に惚れていない。体臭や口臭が、彼への心理的な接近をもブロックしてしまう。
惚れていない男性に対して「いつもありがとう。今日は私のカラダをプレゼントするわ!」なんて思えないのがRachelの正直な女心だ。それより、カラダ以外のところで、目いっぱい楽しんでもらえるように努力はする。当たり前のことだが。
また、既にセックスをしたことがあっても、「食事の時間しかないけど、会いたい!話したい!」と誘ってくださる男性も多い。(そして、食事の最後にはなぜか「食事だけでごめんね」と言われる私。そんなにスキモノに見えるのだろうか?)
それで、食事デートは32回にも上ってしまった。
セックスした人数
「女性器に男性器を挿入した」ことをセックスと定義してカウントすると、この半年の人数は3人。ところが、「女性器に男性の指を挿入した」人数で考えると、全部で5人である。男女の深いコミュニケーションにはいろいろな形が存在するというのは、交際クラブで学んだことの一つである。学習手段としてはずいぶんと荒行だが。
お金について
自分から金額を指定することはない。「条件は?」と聞かれても、こちらからは申し上げず、お相手にお任せしている。男性から恵贈されるのは、あくまでもお礼だから。とはいえ、今までタダで帰されたことはない。
しかし、1回目のデートでの食事中、「今日は払うけど次回からはタダでしたいな♡」と言う男性N氏との出会いがあった。
「…ちょっと考えてみますね」と答え、様子を見てみようと思った私。私が無料でも良いと思うのは「私が彼に惚れている」時だけである。
このデートでN氏に惚れることができれば、次は無料でも良いと思う。他の男性とのデートを断って、自分の大事な時間を費やし、格段の気配りとおしゃれをする労力に見合うほど、彼に惚れていれば、良い。
結果、N氏に惚れるほどの魅力を見いだせなかった私は、N氏との2度目のデートを断った。
「おいおい、お前の顔でか?」と言われそうだが、とりあえずそれは置いておく。
お高く留っている訳ではない。あくまでも自分の気持ちに正直に生きている結果である。
惚れているように見せることは得意だが、本当に惚れるのは稀である。
例え100人のイケメンセレブとの出会いがあっても、そのうち1惚れるかどうかも怪しい。惚れるかどうかは男性の性格次第(その前に「臭くないか?」が最初の関門)。
じゃあ、お前は臭くないのか。お前の性格は良いのか。と聞かれたらそれはよく分からない。
しかし、これだけはわかる。惚れてない人とのデートを決意するためには、強烈なインセンティブは必須なのである。
「お金」に関しては、一人一人の男性との固有の物語がある。
ダーリン側でも「お金」は地雷であり、そこに触れればプチ炎上が勃発する。
もしかしたら、足が吹っ飛ぶかもしれない。とはいえ、いずれもう少し突っ込んで執筆してみたいものだ…と思っている。
いずれね。
おしまい
Rachel