2021年7月2日
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本当に経済的に困ったとき、行くべき場所は交際クラブではありません。一時的にお金を工面する方法【後編】

前編においては、経済的に逼迫した場合(とまではいかなくとも、ちょっと今月お金が厳しいというとき)の対処法を幾つか紹介した。

しかしそれでも「パパ活で一気に稼ぎたい」と考えている女性は減らないと思う。

そこで、【後編】においては「経済的に逼迫している女性がパパ活アプリや交際クラブを利用する場合の懸念」を挙げようと思う。

お金がなくてもパパ活くらいできると安易に考えている女性は是非、以下を読んで考え直してみてほしい。それでもやりたいというなら止めません。

 

 

パパ活アプリの場合~トラブル・犯罪に巻き込まれるリスクが急上昇する

お金がないと、財布だけじゃなく心にも余裕がなくなる。
そんな不健康な精神状態でパパ活アプリを使うと、どうか。

まず、お金に余裕がある状態の時とは男性プロフィールの見え方が違ってくる。

「港区で開業医。年収大体1億円くらいはあると思います」
「紳士的とよく言われます。愛車はランボルギーニ、年収はぶっちゃけ誰よりも高いです(笑)」
「食事を共にしてくれさえすれば僕は満足です。身体の関係なんて野蛮なものは求めてません。その代わり、お金が有り余ってるのでお食事だけでいくらでも差し上げます」

いかにも「女性ってこういうのが好きなんでしょ?」感満載の文章。
いつもであれば「嘘臭いプロフィールだなー」と思ってスルーする上記のような文章でも、お金に余裕がないと「もしかしたらこの人は本当に…」とあらぬ希望をもってしまう。

「アプリで見たプロフィールと実際が全然違う!」
こういうのって女の場合はぶっちゃけたかが知れている。顔を鬼加工して別人になってしまったか、援デリ業者が来てお金取られるか、くらいのものである。(十分ヤバいけど)

しかし男性の場合はちょっとわけが違う。女性が思う以上に男性の性欲とは強力なものだ。そして女性の力では到底及ばないフィジカルの強さもある。(Facebookを利用している人は、ぜひ検索窓で「出会い」とか「LINE ID」とか入れて検索してみてほしい。面白い光景が見れる。)

ホテルに行ってくれたら10万あげると言っていたのに、何ももらえなかった。
「イタリアンレストランで昼食」と言いながら連れて行かれたのはただのファミレスで、交通費を要求したら大声で怒られた。
5万円が入っているよ、とポチ袋を渡されたが帰って開けてみたら分厚いメモ帳が入っていた。

主にTwitterで女性の怒りとともに報告されるこれらの事象は、いずれも女性の「お金が欲しい、パパ活で稼ぎたい」という欲望を男性の「安く、もしくはタダで若い女とやりたい、デートしたい」という欲望がイリーガルな形で吸い上げることから起こる悲劇である。

これでも十二分に悲劇だが、これが発展すればさらに「強制性交」「投資詐欺」果ては「殺人」にまでなる。
貴女は女性の性被害、そこから派生する殺人事件をどこか対岸の火事とは捉えていないだろうか?
「ラブホテルで女性が変死状態で見つかる」こんな事件のきっかけはだいたい出会い系サイトかマッチングアプリだ。寿町の簡易宿泊所で16歳の少女が死んだ事件も茨城の落ち武者の事件もそうだった。

 

 

パパ活アプリは野獣の坩堝!餓えた羊ほど狙われる…。

「ルックスや若さはあまり関係なく、経済的に余裕があること」これが男性のステータスとなる特殊な環境であるパパ活アプリ。
普通の出会い系とは違い女性の数が圧倒的に多いのも特徴だ。
SNSの文章などいくらでも飾ることができる。どうせわからないから。

金欠で焦る心は視野を狭くする。どうかパパ活アプリは「いつもの生活費に何かプラスアルファできたらラッキー」くらいの余裕ある心づもりで活用してほしい。

 

 

交際クラブの場合~お金がないとデートには行けません

有象無象、様々な男性がいるアプリに比べ、富裕層の男性が多い交際クラブにおいて危険な目に遭う確率はかなり低い(ゼロではないけど)。
その代わり、女性は高級なホテルやレストランでも違和感のない身だしなみをする必要がある。
服装やメイクなど、パッと目に見える所だけではない。口臭ケアやムダ毛処理など、手間がかかるものだが、それらは今回置いておいて、服装・メイクの話。

試しに楽天市場で「ワンピース レディース」と検索する。「価格が安い順」で並べ替えてみたところ、1,000円以下のワンピースもあるにはあった。しかし、例えばマリオットアソシアホテルや帝国ホテルなど、そういうホテルやレストランに着て行っても遜色ない、周りや男性から「安っぽい服だなあ」と思われない服を手に入れるには、少なくとも2,500円は必要だ。それ以下になるといわゆる体型隠しのゆったりワンピースか、場末の風俗嬢でも着ないような安っぽいミニワンピースしかなくなる。

「服なんか男性は見ていない」そう主張する女性もいるだろう。
「服が小学生みたいだった」「ひっつめ髪で萎えた」「足元がスニーカーで一緒にいて恥ずかしかった」すべて男性用アンケートで実際に目にした意見です。
比較対象は貴女の周りにいる女性ではなく、同じく交際クラブにいる女性。それを考えると「服もないしお金もないんです」という状態で交際クラブの活動をするのは正直厳しいところがある。

深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ

男性は決して安くない代金を支払って貴女と会っている。
そこに髪ボサボサ、化粧っ気もなく、安っぽい服、スニーカーという出で立ちで女性が現れたらどうだろう?下手したら貴女の品性や人間性まで疑われる。
もちろんお金がないことの背景には色々あることもわかるが、服飾費を出す余裕がない女性がシンデレラになれるほど、交際クラブの世界は甘くない。綺麗な人がいくらでもいるからだ。
残酷だが貴女が「お金をたくさんくださる男性と出会えたら」と思っている頃、男性もまた「きちんとした美しい女性と出会えたら」と考えているのだ。

Writer: 
羽ばたく友が落とした夢の数を 独りきりで数えた夜

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