オッス!オラ、ろまね!
前回(?)堅苦しくコラムをおっぱじめちゃって反省反省。
中身カスカスうんコラムにも関わらず、
コメント欄にはしっかり”自称キモいファン”の方も湧いて下さりアチシ感激。
みんな揃ってパンツを脱いで、サンバのリズムで踊ろうぜ!
さて、ロマネは人は誰しも「忘れ得ぬ記憶」があると思っている。
トラウマとまでは言わないにしても、
自分を自分たらしめる「核」に棘のようにブッ刺さった根深いナニか。
事あるごとに脳裏を過ぎる決して消えることのないナニか。
記念すべき1話ということで(⓪など知らん)、
ロマネの自身のしんどい話と地雷に吹っ飛ばされてしんどい話をお送りしたい。
Contents
今日の○んこ
所属:クラブPt
詳細:50代後半 会社役員
待合せ:新宿某所 ホテル ラウンジ前
借金こさえて彷徨ってるところをユニバース倶楽部さんに救って頂きました!!!
と盛大にゴマを擦っておいて、1発目に選んだ題材が他の倶楽部での話だなんて、
んもぅ♡アチシったらスーパーお茶目さん。
言い訳するとロマネはご縁でアフィリエイターさんに出会う機会があり、
ほんの一瞬、競合他社であるクラブptさんで活動してみたことがある。
結論から申し上げると頂いたオファはー4件。清々しいほどに全て地雷。
体の8割は吹き飛ばされ、流石のロマネも半年を待たずに心が折れて退会した。
いやぁそれに比べて1年も活動できたなんてユニバース倶楽部さんはホントいいところだなぁ~。(すりすり)
さて男性の紹介文を見てみよう。
クラブPtのスタッフによると「お相手は50代のとてもリッチでお優しいエリート紳士さまです」とのこと。
ご存じの通りロマネはアッパラパーなので
すっかり言葉を真に受けて、やっぱり信頼できるのは大きいクラブさんよねん♪
と、鼻歌交じりに手帳に予定を書き込んだのであるが、この時はまさかその”お優しいエリート紳士”に
たった数時間で3回も舌打ちをカマされるとは思いもしなかったのである。
デート当日
待ち合せは新宿某所の有名ホテルであるが
アラサーOL、ロマネの職場からは何分アクセスが悪い。
(定時の)鐘と共に去りぬ。上司のジト目もなんのその。
約束は19時。電車に飛び乗り、少し早めに到着したホテルで化粧を直す…
ロマネはこの時間がいっとう好きだ。
どんな素敵な人に会えるだろうか、今日こそは爆破されませんように。天に祈りながら口紅をひく。
ちなみに経験則から分かったことだが、祈ったところでロマネを守る神とやらは長らく欠番である。
そうこうしている内に準備完了、化けの皮のチャックをオツムまであげて、そろそろかしらと電話を取り出す。
19時5分前…ドキドキしながら電話をかける。
でない。
19時…もう一度かける。
でない。
その後、時間を空けてトライするも4回目には電源OFF。
えぇ…(困惑)としばらく待っていると、約束の時間から30分以上経って漸くその人は現れた。
最初の舌打ち
「いやぁ、素敵な女性だ!お会い出来て光栄です!いいなぁ、どストライクですよ!」
身長は同じくらい?の白髪交じりの男性である。
「いや、まずはごめんだろうよ」と流石のアチシもトサカにキたけど、スマイルスマイル。
なにはともあれ期待外れと言われるよりは、気に入ってくれたに越したことはない。
君みたいな女性に会いたかったんだ、思った通り、いや期待以上だ!!と歯の浮くような賛辞の連呼に悪い気はしないぜ~~と内心ニヤニヤしていたが、この時のロマネは自分の足が既に”!Danger!”エリアの立入禁止線を踏み越えていることに気付いてはいない。
最初の違和感は「じゃあお店に入りましょうか」と夜景の見える素敵なラウンジへに入ろうとした時。
「このお店は景色がいいから喜んでくれると思って選んだんだ。絶対に連れてきてあげたくて。」
「凄く雰囲気がいいですね、嬉しいです!」
私のために選んだ、一緒に来たかったなんて言われたら安直と言われようとも舞い上がってしまう。
少なくともスタッフさんの
「すみません、ご予約ではないですね?満席です。」を聞くまでは。
あ、予約していたわけじゃないんですな(^^;
クリスマスが近かったこともあるのだろう、まさかのレストラン難民になってしまった。
ホテル内の手ごろなバーや小料理屋は軒並み満席、ちょっとお高そうなダイニングなら1席だけ空いているという。
正直、この時のロマネは男性に恥をかかせているのではないかと焦っていた。
行く先行く先、追い返されて気まずい空気が流れていたが、なんとか明るく振舞う。
「ここしか空いてないって。結構しっかり食べる感じになっちゃうけどお腹空いてる?大丈夫?」
よし、明るく!明るく!
「はい!食べること好きなので嬉しいです♪」
「…チッ」
ん???いま舌打ちしなかったか????
ちなみにこの舌打ちの理由は、同倶楽部での別の男性とのデートの際に明らかになるのである。
詳細はまた別話にて。
お食事にてフィーリングを確認
レストランでの食事は世辞にも楽しい時間にはならなかった。
男性が”不測の事態”(理由は別話にて)にイライラしていることに
気が付かないふりをするのがやっとである。色々と話を振るものの、最初の明るい挨拶はどこへやら…
「うん」「まぁそんな感じ」「色々あって」
目に見えて男性のテンションが下がっているので、こちらも困ってしまう。
全く盛り上がらず、会話が減り万策尽きたか…と思ったところに。
この地獄のような空気を打ち破る、救世主となる品が届く。
「特大エリンギのグリル」
ち〇こ(仮)が到着した。
想像以上にデカい、特大の名に恥じない大ぶりの1本焼きだ。
しかもしっかりと煮込まれたこだわりのソースがかけられていて
竿(仮)が茶色く、グロテスクに光っている。
うわぁ…ちん〇(仮)だ…と内心思っていると、漸く男性が口を開いた。
「ねぇ…ロマちゃん!これさ…?アレだよね…?わかる?アレだよね??」
さっきまでのむっつり顔はどこにやら。ニッコニコである。
気を取り直して〇んこ(仮)に入刀しながらやっと会話が始まった。
まぁ元気になったのならよかったよかった。
とりとめのない話をしながら、ロマネはある質問をした。
後に心底後悔することになるのだが、ロマネの片足が地雷を踏みつけたのはこの瞬間である。
「なんで私にオファーを下さったんですか???」
余談だが、もし男性会員様でこの糞コラムを読んでくださる方がいたのならば、
ロマネはこれだけは申し上げたい。
この手の質問に対しては身体的特徴を褒めても喜ばれることは少ないと思う。多分。
巨乳・貧乳、大きい・小さい、細身・ぽっちゃり、若い・年上…etc
その条件なら誰でもいいんだ…と突きつけられるのは割と切なかったりする。
嘘でもいいから顔が超タイプ、とかプロフィール読んだよ!とか言ってくれよ。
ろまねからのおねがいだよ。これマジ。
そんなロマネの気持ちなんていざしらず。
「僕はね!背が高い子が!大好きなんだよ!!!」
男性の目が、一瞬ギラりと光った。
「背はね、高ければ高いほどいい。ここであった子も皆、小さい子で170㎝、大きい子だと178㎝くらいだったかな?
オファーを出すなら絶対に大きい子!ロマちゃんも大きいから、絶対にオファーしようって決めてたんだ!!
でもね、一番良かったのはバレーボール選手の子がいてね!!その子は183㎝ぐらいあったかな?
いやぁ~~~あの子は最高だった!!!」
饒舌である。なんとなく、なんとなくだがここで嫌な予感がしたことをここに記しておこう。
そうこうしているうちに、ちん〇(仮)は我々の胃袋に収まった。
「さぁ、行こうか。」
今日も夜が始まる。
いざ決戦の地へ
待ち合わせの場所は素敵なホテルだった。
当たり前のように「この上に部屋を取ってあるんだ☆」という流れになるのかと思いきや、
気が付いたら寒空の下、タクシー乗り場にいた。男性があれこれと詳細に運転手に指示を出している。
なんだろう行きつけの2件目に行こうとかそういう話なのか?
タクシーが走り出すと、男性の手が絡みついて来て、お互い少しずつ口数が減る。
少し気まずい…?緊張しちゃう…?だがそれも…いいだろう!
ちょっと色っぽい雰囲気になり、とろんとした目でタクシーの窓から外を眺めると…
歌舞伎町のど真ん中、ネオン輝くホテル街であった。
色っぽい空気が一転、急に「いかにも」である。
流石のアチシも真顔になっちゃうってワケ。
ん?通過してるだけだよね?と現実逃避に走るも、
タクシーは無情にも「いかにも」なホテルの前で止まったのであった。
なんでわざわざ遠いホテルで待ち合わせしたのかとか、
散々「オシャレで雰囲気のいい」を推していたのに終着点はここかい等々、
ツッコミどころは多いがツっ込むのは男性の仕事なので黙ることにする(寒
兎にも角にもつつがなく入室。
男性が会話もなくさっさとシャワー室に入っていく様子に思わず苦笑する。
とりあえずタオルやらなんやらを準備しつつ、化粧のノリをチェック。
なんとなく既に顔が疲れている気がするが元気だしてイこう。
男性のシャワーが終わり、「次どうぞ」「お先ありがとう」のコミュニケーション…
そんなもんはない。一言。
「はい」
「はい」とは??????
いや、まずいぞ。もう色々と思うことがありすぎて何もかもがムカついてくる負の連鎖だわん。
「お風呂失礼しますね♪」
水でも浴びて気持ちを落ち着けよう。
・・・・
うん。まあね。煩いことは言いたくないよ?
でもお風呂を出るときは謎の毛(詳細割愛)はしっかり流そ????
湯舟・蛇口・ボディソープにまでマーキングするのはホントやめろ?ろまねとの約束な??
流石に、温厚なアチシのトサカもギンギンである。
やめようやめよう。
嫌なとこばかり見たってしょうがないわん。
アチシは一夜限りのガチ恋ロマネ。
裸一貫。面と向かって対峙したなら、どんな人でも嘘偽りなく愛し敬うこと。
例え相手がどんな人でも、これだけは忘れちゃいけない。
でもさ…今後は注釈をつけさせて。
・オツムがまともであること
・私のことを人間だと認識していること
はぁ。
(後編に続く)